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仲蔵狂乱(1)
3歳の時に両親が亡くなり、貧乏長屋の人たちに育てられた4歳の坊。芸の道で身を立てさせようと、大家は中村屋の座付きの唄うたい、中山小十郎の家に子守り兼小僧として預ける。やがて坊は天性の才能を発揮し、それを認めた小十郎の養子となり、名を市十郎に…。後の歌舞伎役者、中村仲蔵としての人生の始まりだった!!
仲蔵狂乱(2)
義母、おしゅんの鬼のような厳しい稽古に耐え、坊は中村仲蔵を名乗る。だが、役者の盛りは短い…と、呉服商の吉川から言われた仲蔵は役者を辞め、吉川の家の居候に。男妾と噂されるが、実際は男妾以下の吉川の観賞道具だった。芝居町が恋しいと悩む仲蔵を見兼ねた吉川は、気分転換にと、仲蔵を連れ吉原にくり出す。そこで芸者の三味線を聞いた仲蔵は、突然…。
仲蔵狂乱(3)
羨望と嫉妬、そして人の残酷さ…。芝居の世界の闇に触れて絶望した仲蔵は、川へ身を投げる。運良く武家に助けられた仲蔵は、芝居に詳しいと言う彼に全てを打ち明ける。そして話を聞いた武家から、食い殺されたくなければ、こちらから噛み喰らうぞという気概を持てと言われ、役者として再び生きることを決意する…!!