加藤 実秋(かとう みあき、1966年10月8日 -)は、日本の小説家、推理作家。東京都生まれ。 1996年、映画『天使の涙』のノベライズを発表。1998年、講談社X文庫ティーンズハートから少女小説『トゥモロウトゥデイ』を発表。2003年、短編「インディゴの夜」で第10回創元推理短編賞を受賞し本格的に小説家デビュー(同時受賞は獅子宮敏彦「神国崩壊」)。同作をシリーズ化した「インディゴの夜」シリーズはテレビドラマ化、舞台化、漫画化されている。
警視庁桜町中央署エース刑事の蓮見光輔は、組織犯罪対策課、通称「マル暴」から飛ばされてきた刑事・架川英児とコンビを組むことになる。風貌も言動もまるで極道のような架川に困惑しつつも、ともに捜査を進めていたある日、蓮見は架川に重大な秘密を知られてしまう。
「クラブみたいなハコで、DJやダンサーみたいな男の子が接客してくれるホストクラブがあればいいのに」。そんな一言から生まれたクラブ・インディゴを舞台に、秘密のオーナーと今時男子のホスト達が渋谷の事件を解決! TVドラマ&舞台化された大人気スタイリッシュミステリー、コミック版登場!! [収録作品]インディゴの夜 センター街NPボーイズ
江戸・吉原の遊郭「開花楼」の使用人・幾太郎は、売れっ妓花魁・芙蓉に見込まれて、歌舞伎役者・尾高永遠蔵が足の届く深さの池で溺れ死んだ謎の真相を探ることになる。吉原から出られない芙蓉の代わりに調査を進める幾太郎だが、芙蓉の人使いの荒さに苦労が絶えず…。幾太郎の最初の事件、「ひよっこ、篭鳥の歌を聽く」を収録!