あらすじドーヴィル大賞典に出走したシルフィード。対抗馬はバルベス教授のかつての愛馬、リュミエールだった。意外な再会に喜ぶ教授だが、馬主に虐待されて育ったリュミエールは凶暴な馬と化していた。馬との絆を大切にしてきた駿にとって、その馬主の育成法は許せない。レースには勝ったものの、遂にリュミエールは骨折してしまう!
絵はいかにも古臭い少年漫画といった感じで慣れるまで時間がかかったけど、次第にストーリーに惹き込まれていった。 ダービー、菊花賞、そしてついには凱旋門賞と活躍のステージがどんどん上がっていくのは読んでいて爽快。 その一方で単純なサクセスストーリーに留まらず、人と馬の結びつきや、競馬界の裏事情、騎手の過酷な練習など、細かい部分もちゃんと描写されている。 私は当時リアルタイムでは読んでおらず、最近読んだばかりなのですが、大人でも十分に楽しめました。