あらすじ駿のダービーへの出場が認められ、万全の体調で挑むシルフィード。しかし、駿が引き当てた枠順は22番枠。100メートルものハンデのある大外からのスタートとなった。でもここまで来たらやるしかない!接触を恐れない闘志で、最後は名馬・マキシマムとの一騎打ちとなったレース、勝敗は写真判定に。協議の結果、優勝は!?
絵はいかにも古臭い少年漫画といった感じで慣れるまで時間がかかったけど、次第にストーリーに惹き込まれていった。 ダービー、菊花賞、そしてついには凱旋門賞と活躍のステージがどんどん上がっていくのは読んでいて爽快。 その一方で単純なサクセスストーリーに留まらず、人と馬の結びつきや、競馬界の裏事情、騎手の過酷な練習など、細かい部分もちゃんと描写されている。 私は当時リアルタイムでは読んでおらず、最近読んだばかりなのですが、大人でも十分に楽しめました。