あらすじ母馬譲りの末脚で奇跡の走りを見せるシルフィードは、鬼の調教師・菊地に認められ、いよいよデビューすることに。レースは大接戦、追い上げるシルフィードは、ハナの差で初勝利をもぎ取った!しかし来週には、3億の値がつく名馬・マキシマムのデビューが決まっている。ライバルの出現に、どうなるシルフィード!?
絵はいかにも古臭い少年漫画といった感じで慣れるまで時間がかかったけど、次第にストーリーに惹き込まれていった。 ダービー、菊花賞、そしてついには凱旋門賞と活躍のステージがどんどん上がっていくのは読んでいて爽快。 その一方で単純なサクセスストーリーに留まらず、人と馬の結びつきや、競馬界の裏事情、騎手の過酷な練習など、細かい部分もちゃんと描写されている。 私は当時リアルタイムでは読んでおらず、最近読んだばかりなのですが、大人でも十分に楽しめました。