あらすじ海外競馬視察のため訪れたイギリスで、駿と潤は欧州最強古馬・ラシューバと出会った。英国ダービーを制したという走りはまさに王者の風格。その実力を目の当たりにした駿たちは愕然としてしまう。凱旋門賞制覇を成し遂げるにはあまりにも大きな壁。不安を胸に抱え、彼らは次なる訪問地、フランス・ドーヴィル競馬場へと向かった!
絵はいかにも古臭い少年漫画といった感じで慣れるまで時間がかかったけど、次第にストーリーに惹き込まれていった。 ダービー、菊花賞、そしてついには凱旋門賞と活躍のステージがどんどん上がっていくのは読んでいて爽快。 その一方で単純なサクセスストーリーに留まらず、人と馬の結びつきや、競馬界の裏事情、騎手の過酷な練習など、細かい部分もちゃんと描写されている。 私は当時リアルタイムでは読んでおらず、最近読んだばかりなのですが、大人でも十分に楽しめました。