あらすじシルフィードは休養のため森川牧場へ放牧され、駿は1人残される。ライバルを失い、目標を見いだせないでいる駿は、入厩したばかりのキュータの世話をまかせられた。ダメ馬のキュータに、駿は生まれたばかりのシルフィードを重ねる。どうしてもキュータをデビュー戦に勝たせたい!レースまで後4日、駿の願いは届くのか!?
絵はいかにも古臭い少年漫画といった感じで慣れるまで時間がかかったけど、次第にストーリーに惹き込まれていった。 ダービー、菊花賞、そしてついには凱旋門賞と活躍のステージがどんどん上がっていくのは読んでいて爽快。 その一方で単純なサクセスストーリーに留まらず、人と馬の結びつきや、競馬界の裏事情、騎手の過酷な練習など、細かい部分もちゃんと描写されている。 私は当時リアルタイムでは読んでおらず、最近読んだばかりなのですが、大人でも十分に楽しめました。