あらすじ雨の菊花賞、優勝を争うのは、シルフィードとマキシマムの2頭にしぼられた。勝負の鍵は魔の最終コーナーかと思われたが、泥に足をとられ易いという弱点を抱えたシルフィードのラストスパートに賭けた駿は、コースの荒れていない大外から勝負を挑む。最後の直線はダービーを彷彿とさせるデッドヒート。勝負の行方は…!?
絵はいかにも古臭い少年漫画といった感じで慣れるまで時間がかかったけど、次第にストーリーに惹き込まれていった。 ダービー、菊花賞、そしてついには凱旋門賞と活躍のステージがどんどん上がっていくのは読んでいて爽快。 その一方で単純なサクセスストーリーに留まらず、人と馬の結びつきや、競馬界の裏事情、騎手の過酷な練習など、細かい部分もちゃんと描写されている。 私は当時リアルタイムでは読んでおらず、最近読んだばかりなのですが、大人でも十分に楽しめました。