あらすじ菊花賞まであと10日。京都遠征中の駿は魔の最終コーナーを見事に攻略。好成績を収め、本番への足がかりをつかむ。レース前日、栗東トレセンに顔を揃えた三強馬は万全の仕上がり。はやくも火花が散る中、肝心の駿が減量の影響で衰弱しきっていた。迎えた当日は雨。駿とシルフィードは気合い充分、スタートの瞬間を待つ!
絵はいかにも古臭い少年漫画といった感じで慣れるまで時間がかかったけど、次第にストーリーに惹き込まれていった。 ダービー、菊花賞、そしてついには凱旋門賞と活躍のステージがどんどん上がっていくのは読んでいて爽快。 その一方で単純なサクセスストーリーに留まらず、人と馬の結びつきや、競馬界の裏事情、騎手の過酷な練習など、細かい部分もちゃんと描写されている。 私は当時リアルタイムでは読んでおらず、最近読んだばかりなのですが、大人でも十分に楽しめました。