あらすじ駿とシルフィードはついに世界最高峰のレース・凱旋門賞に挑むことになった。しかし、以前のレースでラシューバと接触し、シルフィードは左目を失明していた。他馬との接触を極度に恐れるシルフィードが勝利するためには、未経験の逃げしかない。駿は必死で特訓に励む。凱旋門賞まであと6日。駿とシルフィードの夢は叶うのか!?
絵はいかにも古臭い少年漫画といった感じで慣れるまで時間がかかったけど、次第にストーリーに惹き込まれていった。 ダービー、菊花賞、そしてついには凱旋門賞と活躍のステージがどんどん上がっていくのは読んでいて爽快。 その一方で単純なサクセスストーリーに留まらず、人と馬の結びつきや、競馬界の裏事情、騎手の過酷な練習など、細かい部分もちゃんと描写されている。 私は当時リアルタイムでは読んでおらず、最近読んだばかりなのですが、大人でも十分に楽しめました。