あらすじ1年を締めくくる夢のオールスターレース、有馬記念に出馬した駿とシルフィード。重心が後ろにあるという生まれついての弱点を抱えながらも、シルフィードは2段式ラストスパートで勝利を狙う!レース終盤、優勝候補は下馬評通りの3強馬にしぼられた。残り100メートルで先頭にたったシルフィード、試練の坂を制せるか!?
絵はいかにも古臭い少年漫画といった感じで慣れるまで時間がかかったけど、次第にストーリーに惹き込まれていった。 ダービー、菊花賞、そしてついには凱旋門賞と活躍のステージがどんどん上がっていくのは読んでいて爽快。 その一方で単純なサクセスストーリーに留まらず、人と馬の結びつきや、競馬界の裏事情、騎手の過酷な練習など、細かい部分もちゃんと描写されている。 私は当時リアルタイムでは読んでおらず、最近読んだばかりなのですが、大人でも十分に楽しめました。