あらすじゲートが開いた瞬間、先頭に飛び出したシルフィードは、見えない恐怖と闘いながらも果敢にターフを駆けてゆく。駿とシルフィード、2人の闘志と、硬く結びついた絆は、片目が見えないというハンデをものともせず、フランスの地に奇跡を起こす!!凱旋門賞で駿とシルフィードは優勝を飾ったのだ。そんな折、駿はシルフィードの引退を決意する…!?
絵はいかにも古臭い少年漫画といった感じで慣れるまで時間がかかったけど、次第にストーリーに惹き込まれていった。 ダービー、菊花賞、そしてついには凱旋門賞と活躍のステージがどんどん上がっていくのは読んでいて爽快。 その一方で単純なサクセスストーリーに留まらず、人と馬の結びつきや、競馬界の裏事情、騎手の過酷な練習など、細かい部分もちゃんと描写されている。 私は当時リアルタイムでは読んでおらず、最近読んだばかりなのですが、大人でも十分に楽しめました。