(山内の謎) * 山内には、なぜかつて遥人を守っていた記憶がないのか?(山内の当時の正義漢ぶりについては何回も繰り返されていて、単に「覚えていない」ではなさそう) * 山内は正義感が強いのに、なぜ遥人の轢殺からは逃げてしまったのか? 本当に山内は遥人を轢いたのか? (晋太郎の謎) * 鈴木の死について、なぜ警察は晋太郎のところに聴き取りに行ったのか?→晋太郎は連絡先を持っていたからそれが理由かもしれないが、そもそも晋太郎はなぜ彼らの連絡先を持っているのか? 無理やり交換させられたとの話があるが、本当にそうなのか?(警察の話は鈴木以外のところでは登場してこないので、鈴木のところでも警察のくだりは描く必要はないのにわざわざ言及させているから、何か意味を持たせていそうな気もする) * 晋太郎はなぜ山内の近所に住んでいるのか? あまり心許せる友達が近くにいないのになぜそのへんに住んでいたのか? (遥人の謎) * 遥人へのいじめは、なぜある日突然に始まったのか?→いじめとはそんなものではあるが、裏で糸を引いている人がいたということもあり得なくはない。この場合は晋太郎しかない。ただ、少なくとも遥人にはそのことはバレていないように見えるが。 * 遥人は死んだのか?(埋められたはずの穴におらず、しかも外から掘り返されたのではなく、中から出てきたような描写になっていた) * 遥人は8月中旬には亡くなったはずなのに、なぜ母親は9月から行方不明だという認識なのか? (和真の謎) * なぜ和真は「自分も狙われている」と考えていたのか? 中学生当時の座視していた自分に最初から疾しさがあったのか、あるいは何らかの方法でザシスを読んでからそう思うに至ったのか? * なぜ和真は、鈴木や川瀬を殺したのが遥人ではなく山内たちだと疑っていたのか?(和真は遥人がすでに死んでいると思っているのか? だとしたら、それはどのようにして知ったのか?) (小説ザシスの謎) * 誰がいつ何のために書いたのか? * 春に応募してきたのは誰なのか? * 八名四十四の評価を知りたがったり、必ず読ませろと言ってきているのは作者や応募者と同一人物か?→メアド的には遥人っぽい。あと感情が激しい。当初は本屋敷かと思ったけど、最近の話でどうやらザシスのことをしっかり忘れていたので違うらしい。すると、この感情の激しさは蘇った?遥人っぽい。 * なぜ仁志和真だけ漢字フルネームなのか? 仮に遥人が中学生の頃に書いたものだとしたら、その頃からすでに何らかの意図があったことになるが、それは何なのか? そもそも、小説の形にしたのはなぜなのか? (同窓会の謎) * 同窓会のハガキを出してきたのは誰か?→ハガキの「晋太郎」の「太」と、原稿の「太い腕」の「太」は筆跡は似ているから、もし原稿を書いたのが遥人ならば、ハガキも遥人の可能性が高いか。 * ネクタイの色を指定してきたのはなぜか? なぜ色がバラバラなのか? 先生は黒いネクタイだが指定があったのか、それとも指定がなかったから黒を付けてきたのか? (復讐の謎) * 仮面の人は誰なのか? * あのような格好をしているのはなぜか? * なぜあのような格好をしているのに、誰にも見つからずにずっとこられたのか?(神出鬼没に見える。特に重松のときにマンションの内廊下に立っているのは、いつ誰に見られてもおかしくなく、エレベーターにも他の人が乗ってくる可能性があるため、不思議) (そのほか) * 本屋敷はただのパクリ作家なのか? なぜ原稿のコピーまで取っているくせに、自分の無実を叫ぶのか?
@名無し

ホラーだと(超自然現象ありだと)、推理が無限に広がっちゃうもんね。

編集部の「本屋敷さん下読みした新人の原稿は全てこっそりコピー取っておいて盗作のネタにしてるってウワサがあるんだよなぁ」
て言ってたオジが怪しい
「読んだ作品は全てコピー取って自分のネタに使ってる 本屋敷の部屋の押し入れは新人投稿作でいっぱい」事実であり
部屋を見れるのは編集部の人なら出来る

殺害されるのは佐伯母?
普通児玉にケガ負わされたら
担任や学校に直談判してもいいはず
1報告したが、いじめはないとあしらわれた→1なら蔦先生がターゲット?
2イジメに気付かぬふりをしていた。学校に連絡せず
ネグレクト
→金持ちなら探偵を雇って探せるはず
 ハガキの字を見ても本人か分かってなさそうだった
※共犯説もある

おじさんは別に怪しくはない。実際にそういう噂がネットに書かれていて、本屋敷の担当ではない以上は部屋の中になんて入らないのだから、噂として述べるしかない。編集長ですらコピーの可能性になど思いも至らず「原稿は全部返してもらっているのでしょうね」と訊いていて、それに対して噂ベースのコメントをしたに過ぎない。

実際、担当の新浦や八木沢ですらコピーのことに気付いていない。あんなに衣装ケースがあって「令和2年上期〜」と貼ってあるのに、なんでそれを新浦や八木沢がコピーだと思わないのか、そっちのほうが不思議(本屋敷自身の原稿だと思っているのかな)。八木沢も「そんなのは根も葉もない作り話だ」と本屋敷を信じ切っていて、だから本屋敷は便乗して「僕は覚える力がすごいんだ」と嘘を重ねる始末。

そもそも遥人が「絶対にお母さんには心配かけたくないから、家では何事もないように装った」と書いているから、唇の傷も「自分でやっちゃった」と言ってるはず。自分で「心配かけたくない」と隠しておいて、それに気付かない母親を「気付いてくれなかった」と殺すのはなさそう。まぁ、和真を恨む理由もそれなりに身勝手だから、母親を恨むのもあり得なくはないんだろうけど、「あと一人」しかない「どうしても殺さなきゃならないヤツ枠」を母親で使っちゃったら、話のバランスが崩れるような。

追記です
ボイスレコーダー拾ったのが
海の姉(ゆい)なのではないでしょうか?
その頃から交流があった

父親の反対 いい人なのになぜ反対されるのか
佐伯の事故の後遺症やケガを見て反対していた
もしくは親に挨拶しないで結婚しようとしてたから反対していた

行方不明でも、スマホなどで連絡取り合うことは出来る

結構大きな傷になってるけど、それでも
気にしない親ってヤバくない?
はるとはやんちゃな感じじゃないし親なら矛盾に気づくはず
はるとの家を見たときの同級生の反応
はるとんち?って驚いてたと言うことは
はると=お金持ちのイメージがない
つまり贅沢な生活出来てなかった

拾ったのは、どう見てもクラスメイト。

いや、父親が渋ってたのは今の婚約者やで。だいたい父親がそんなまともな理由で反対してたなら、「やーね、男親って」なんて母親は言わんやろ。渋る理由が娘を取られる寂しさだからこそ、「やーね、男親って」になる。

最後の一人として殺されることになっても、やむなしと受け入れそうな雰囲気はあるよな。

そういえば、山内が「何とかする方法は…ある」つって実家に行ったの、なんだったんでしょうね。なぜかそのまま「やっぱり警察に行く」になっちゃって、さらに「晋太郎の代わりに同窓会に行く」になっちゃいましたけど。

今更ながら、これは気になる。切り取った瞬間の違いかもしれないし、森田先生のミスかもしれないけど、山内の記憶は、客観的世界(児玉たちの目線)とは異なる何かのような気がしてしまう。

心配かけたくないと思ってたのは重松の牛乳事件までで
その後の唇の皮は心配してくれると思ってたのに無関心だったんじゃないの?
母親には父親が亡くなってこれ以上心配かけたくなかったけど
流石に心配はしてもらいたかったとか

ゆいは中学の時は
ボイスレコーダーがきっかけで小説の話をしてるのをたまたま海に見られ
海が付き合ってると勘違いして邪魔してた。いじめの標的も海が仕向けた
後から付き合ってないと気づいていじめを止めようとした

海がホラーミステリー好きだから遺伝的にゆいも小説好きで
読者に寄り添うような優しい作風に惹かれて中学以降付き合い始めた

事故後表向きは行方不明であるが
実家に帰らず晋太郎に匿って貰い
ゆいと会っていた

もはやザシスについて語ってない。

まぁ、姉を登場させている意味をどう考えるかでしょうけど、今のところ姉と遥人につながりがあると思えるような描写は一個もないのだから、この姉は「正義感の強い海がすぐには自首をしないことについて、読者に納得感を持たせるための舞台放置」として登場させているだけ(=姉と遥人にはなんのつながりもない)、と考えるのが妥当でしょうね。

ハルトは海を恨んでいない
1道路に飛び出したのはハルトであり、わざとではないため
2逃げたのも、もし出て生存確認してたとしても証拠隠滅したい児玉に海は強請られて
三人で死体遺棄していたかもしれない。その場合生存率が下がっていた
しかしながら、学校でのいじめ問題もハルトが絡んでる気がするため
海は今は泳がされている

なるほど、確かに遥人の母親なら小説を送っても不自然じゃないね
動機については何とも言えないけど、犯人が送る理由がないし誰なのか疑問だった

遥人は多重人格者。インターホンに最初に出た女が遥人。山内が見たのは女装した遥人の写真か何か。
殺さなくてはならない最後の一人は遥人のもう一つの女の人格だろう。
パクリ作家が僕を主人公に言い換えてたのは犯人が女人格だったから。
とか思いました。

自己レス
僕が犯人で女人格が主人公かも、犯行を止めるため応募したとか・・・

「僕は」を「主人公は」に言い換えていたのは、「僕は」のままだと読み上げていることがバレて、「一度読んだものは覚えてしまう」というのが嘘だと気付かれるからやで。

そう言われればそうですね。でも多重人格はあってるやろ。母親が驚いてたのは消えたはずの人格が手紙出してたからでしょ?トランスジェンダーで多重人格っていう話かもしれんし。

遥人と結衣につながりがあると推理をしている人もそうなんだけど、なんか「必要のない推理」をしてるよね。「遥人のもう一つの人格も男性だとしてしまうと、どうしても辻褄が合わないことがある」とか「遥人と結衣につながりがあると仮定すると、これまで疑問だったことがいくつも解けてくる」とかがないから、推理じゃなくてただの妄想になってる。

多重人格が結果的に合っている可能性があるとしても、「母親が驚いていたこと」を根拠にはできませんよ。普通に考えれば「行方不明の息子が手紙を出していたから驚いた」なんだから。「多重人格だと解釈しないと、母親が驚いている理由を説明できない」ということがないのに、そう解釈してしまう。

トランスジェンダーにしてもそう。その可能性はあるけど(蓋然性が高いという意味ではなく、どんな可能性でもあるというだけです)、そう推理する必然性がどこにもない。

推理の順番が逆なんですよ。根拠のない思いつきがまず先行して、その色眼鏡で作品に勝手な解釈を加えていっている。だから、ちゃんと読んでいれば誰でもすぐにわかる「本屋敷が『僕』を『主人公』に言い換える理由」も曲解する。

他の誰かが犯人だと「ザシス」を応募した理由が説明がつかない。殺人を実行したいのであれば気づかれないように犯行が終わった後に応募すればよい。犯行を実行したい人間と止めたい人間が存在すると考えるのが合理的。応募前の小説の存在を知りえるのは遥人、遥人の母、もしかしたら存在するかもしれない姉妹、恋人など。登場してない人間を犯人にしないでしょ。というのと、遥人の母は同窓会の招待状におどろいてたから違うかな。なら遥人を犯人と止めたい人間の二人に分けるしかない。そこから想像を広げていっただけ。
推理漫画ではないから証拠うんぬんじゃなくて、あれこれ勝手に想像してるだけだからあまり攻撃的にならないでね。反論がもらえるのはうれしいですけどね。

でも、その妄想屋さんのおかげで、最新話の山内の「は…遥人?」が「女装した遥人の写真を見て、困惑している顔」に見えてきて、ワイはクソほど笑えたで。

でもさ、確かに気の抜けた顔してるよね、山内。恐怖ではなく、困惑の表情。女装説はさすがにイミフだけど(そら女装してたら酷く困惑するだろうけどもw)、たとえば「中学生の頃のままの遥人がそこにいた」とか、なんかそんな感じの、「とても不思議なことが目の前で起きているが、差し当たっては己の身の危険は感じていない」という、そんな表情に見える。

遥人トランスジェンダーってそこまでイミフですかね?
遥人はキャーって叫び声あげたり女性っぽくかかれてるし、顔もメイク映えするような中性的に描かれてるような気がするし、顔の傷もメイクしたときに「誰?」ってならないようにアイコンとして作者が意図的につけたと思うんですよ。唇の皮を剥くイジメって不自然でしょ?ほかの3つがありがちなイジメなのに…

なぜここまで罵倒されにゃならんのか分らんわ
推理漫画じゃないんだから作者の意図を推測するしかないのに。
タイトルのザシスもシスジェンダー、トランスジェンダーのシスじゃないのか
俺はザ・男だという男遥人の叫び、「座視す」とかおかしいだろ。
もうこないよ。

貶さないよ。しょんぼりするだけだよ。

ネクタイの件は色しかいえない人間に映像を見せて何かの6人目の罪人を誰か言わせるためとかかな
レイプされたとかのね。遥人は幼児化してるか廃人になってるかもね。これだとトランスジェンダーとか多重人格、ザシスは間違いかもね。もちろん全部妄想だよ。
もう本当に2度と来ないから、レスはいらんよ。

「あれは!」みたいなのがあったから、椅子に座ってるのがもし人形なら人形を使ってもう一つの人格と会話するとかいう展開もありえるな。
これが最後本当にもうこない。

座視していた大多数の人の中でも和真は少しでも自分に寄り添ってくれた人なのだから、殺すのは道理が通らない。作品の影響としても、「心配して声をかけて寄り添うよりは、何もせずに座視していたほうが恨まれない」と読者に思わせてしまうから、あまり良くない。遥人が和真を「偽善者」と呼ぶだけの何かが裏にあったのではないか。ここで、「遥人へのいじめがある日突然始まったこと」があらためて引っ掛かってくる。たとえば、「和真は、一度は児玉たちから自分に向けられたいじめの矛先を、遥人に向け直すような交渉をした」とか(小説ではただ和真の「座視」だけを責めているから違うのかもしれないけど…)。

和真が「次は自分かもしれない」と感じていたのも気になる。鈴木や川瀬がそうであったように、いじめ(座視を含む)に罪悪感がない限り、「誰がなんのために、自分にこんなことをするのか」は想像もできない。しかし、重松がそうであったように、鈴木と川瀬が殺されたのを見れば、かつてのいじめの当事者は「次は自分かもしれない」と恐れざるを得ない。一方で晋太郎がそうであるように、座視していただけの人は「次は自分かもしれない」とは恐れない。このような中、和真は「次は自分かもしれない」と恐れて警戒していた。このことは、和真が「俺は、単に座視していただけではなかった(児玉たちによる遥人へのいじめの開始に、何らかの形で関与していた)」という自覚があることを示しているようにも思える。

一方で、晋太郎と異なり、和真は「鈴木と川瀬の殺害は、遥人がやっているのでは」とはまったく思っていない。なぜか(遥人ではなく)「山内たちではないか」と感じていた。さらにその後に重松までもが死に、いよいよ「かつてのいじめへの復讐であること」がほぼ確定し、自らが捕まって地下室に連れていかれたが、それでもなお、自分に危害を加えようとしている相手を遥人ではないと思っていることから、「遥人は和真が死んでいることを知っている」ように思える。

遥人は実は2回死んだ(1回目は死にかけ)ということはないだろうか。山内に轢かれて埋められたが、何らかの通常の方法で(たとえば、山内の記憶にないだけで、実は山内が掘り返したとかで)なんとか蘇生できたが、そのあとなんらかの理由で和真に本当に殺されてふたたび埋められた…とか。そして、今度は超自然的な方法で蘇り、いよいよ復讐を開始したとか。

座視していた大多数の人の中でも和真は少しでも自分に寄り添ってくれた人なのだから、殺すのは道理が通らない。作品の影響としても、「心配して声をかけて寄り添うよりは、何もせずに座視していたほうが恨まれない」と読者に思わせてしまうから、あまり良くない。遥人が和真を「偽善者」と呼ぶだけの何かが裏にあったのではないか。ここで、「遥人へのいじめがある日突然始まったこと」があらためて引っ掛かってくる。たとえば、「和真は、一度は児玉たちから自分に向けられたいじめの矛先を、遥人に向け直すような交渉をした」とか(小説ではただ和真の「座視」だけを責めているから違うのかもしれないけど…)。 和真が「次は自分かもしれない」と感じていたのも気になる。鈴木や川瀬がそうであったように、いじめ(座視を含む)に罪悪感がない限り、「誰がなんのために、自分にこんなことをするのか」は想像もできない。しかし、重松がそうであったように、鈴木と川瀬が殺されたのを見れば、かつてのいじめの当事者は「次は自分かもしれない」と恐れざるを得ない。一方で晋太郎がそうであるように、座視していただけの人は「次は自分かもしれない」とは恐れない。このような中、和真は「次は自分かもしれない」と恐れて警戒していた。このことは、和真が「俺は、単に座視していただけではなかった(児玉たちによる遥人へのいじめの開始に、何らかの形で関与していた)」という自覚があることを示しているようにも思える。 一方で、晋太郎と異なり、和真は「鈴木と川瀬の殺害は、遥人がやっているのでは」とはまったく思っていない。なぜか(遥人ではなく)「山内たちではないか」と感じていた。さらにその後に重松までもが死に、いよいよ「かつてのいじめへの復讐であること」がほぼ確定し、自らが捕まって地下室に連れていかれたが、それでもなお、自分に危害を加えようとしている相手を遥人ではないと思っていることから、「遥人は和真が死んでいることを知っている」ように思える。 遥人は実は2回死んだ(1回目は死にかけ)ということはないだろうか。山内に轢かれて埋められたが、何らかの通常の方法で(たとえば、山内の記憶にないだけで、実は山内が掘り返したとかで)なんとか蘇生できたが、そのあとなんらかの理由で和真に本当に殺されてふたたび埋められた…とか。そして、今度は超自然的な方法で蘇り、いよいよ復讐を開始したとか。
@名無し

逆だった。「遥人は和真が死んでいることを知っている」じゃなくて、「和真は遥人が死んでいることを知っている」だ。

まじで頭悪い人
座視していた大多数の人の中でも和真は少しでも自分に寄り添ってくれた人なのだから、殺すのは道理が通らない。作品の影響としても、「心配して声をかけて寄り添うよりは、何もせずに座視していたほうが恨まれない」と読者に思わせてしまうから、あまり良くない。遥人が和真を「偽善者」と呼ぶだけの何かが裏にあったのではないか。ここで、「遥人へのいじめがある日突然始まったこと」があらためて引っ掛かってくる。たとえば、「和真は、一度は児玉たちから自分に向けられたいじめの矛先を、遥人に向け直すような交渉をした」とか(小説ではただ和真の「座視」だけを責めているから違うのかもしれないけど…)。 和真が「次は自分かもしれない」と感じていたのも気になる。鈴木や川瀬がそうであったように、いじめ(座視を含む)に罪悪感がない限り、「誰がなんのために、自分にこんなことをするのか」は想像もできない。しかし、重松がそうであったように、鈴木と川瀬が殺されたのを見れば、かつてのいじめの当事者は「次は自分かもしれない」と恐れざるを得ない。一方で晋太郎がそうであるように、座視していただけの人は「次は自分かもしれない」とは恐れない。このような中、和真は「次は自分かもしれない」と恐れて警戒していた。このことは、和真が「俺は、単に座視していただけではなかった(児玉たちによる遥人へのいじめの開始に、何らかの形で関与していた)」という自覚があることを示しているようにも思える。 一方で、晋太郎と異なり、和真は「鈴木と川瀬の殺害は、遥人がやっているのでは」とはまったく思っていない。なぜか(遥人ではなく)「山内たちではないか」と感じていた。さらにその後に重松までもが死に、いよいよ「かつてのいじめへの復讐であること」がほぼ確定し、自らが捕まって地下室に連れていかれたが、それでもなお、自分に危害を加えようとしている相手を遥人ではないと思っていることから、「遥人は和真が死んでいることを知っている」ように思える。 遥人は実は2回死んだ(1回目は死にかけ)ということはないだろうか。山内に轢かれて埋められたが、何らかの通常の方法で(たとえば、山内の記憶にないだけで、実は山内が掘り返したとかで)なんとか蘇生できたが、そのあとなんらかの理由で和真に本当に殺されてふたたび埋められた…とか。そして、今度は超自然的な方法で蘇り、いよいよ復讐を開始したとか。
@名無し

殺す道理はないですね。和真は殺すふりをされただけで殺されてないので、エサ的な役割かも。
5人目ネクタイ、6人目女遥人(の心を殺すため山内を殺す?)とかいう展開を妄想してます。

なんだ、妄想屋さんが再登場しただけか。「もう来ない」とか書かなきゃいいのに。

そもそも「女性人格がいる」という前提がよくわからないけど、LGBTQのこの時代に「女遥人」(肉体的な性ではなく、内面的な性の自認に見えてしまう)を「偽りの自分」とか「忌むべき存在」として殺すようなリスキーなストーリーは作らないと思うね、私は。

仮に多重人格だとしても、両方とも男(片方はジキル博士、片方はハイド氏)で成り立つ。

私は多重人格ですらないと思っているけど。

振り返ってみたが、これで4人死んだという事になった…。重松は女とラブホテルで人気あったみたいだけど、女も重松が死んでどうおもったんだろうな…。鈴木と川瀬は児玉も言ってたが、あちこちで恨み買ってたって言ってたから恨んでた人はふーんって思ってるのかな?後児玉って既婚者で父親になるんだろ?奥さんも可哀想に。転売とかしてたから、被疑者死亡のまま書類送検かな?
内容だと母親には黙っていたし、同窓会で家を空けていたからな…。制服の遥人が書いていたのは分かったが、重松と児玉は殺害の仕方が後の二人と全然違うんだよな。後遺症持ちにバットで殴ったり顔面抉ったり出来るかね?後現在進行形なのも気になる?この小説を把握している人物となると母親じゃないのは分かるが、現在進行形で書かれていて仁志を捕まえてボウガンを狙ってやるみたいに書いてるからあの仮面の男は仁志の父親か?もとやしきが喋り出したのはあの先生まさかって思っての行動か?

座視していた大多数の人の中でも和真は少しでも自分に寄り添ってくれた人なのだから、殺すのは道理が通らない。作品の影響としても、「心配して声をかけて寄り添うよりは、何もせずに座視していたほうが恨まれない」と読者に思わせてしまうから、あまり良くない。遥人が和真を「偽善者」と呼ぶだけの何かが裏にあったのではないか。ここで、「遥人へのいじめがある日突然始まったこと」があらためて引っ掛かってくる。たとえば、「和真は、一度は児玉たちから自分に向けられたいじめの矛先を、遥人に向け直すような交渉をした」とか(小説ではただ和真の「座視」だけを責めているから違うのかもしれないけど…)。 和真が「次は自分かもしれない」と感じていたのも気になる。鈴木や川瀬がそうであったように、いじめ(座視を含む)に罪悪感がない限り、「誰がなんのために、自分にこんなことをするのか」は想像もできない。しかし、重松がそうであったように、鈴木と川瀬が殺されたのを見れば、かつてのいじめの当事者は「次は自分かもしれない」と恐れざるを得ない。一方で晋太郎がそうであるように、座視していただけの人は「次は自分かもしれない」とは恐れない。このような中、和真は「次は自分かもしれない」と恐れて警戒していた。このことは、和真が「俺は、単に座視していただけではなかった(児玉たちによる遥人へのいじめの開始に、何らかの形で関与していた)」という自覚があることを示しているようにも思える。 一方で、晋太郎と異なり、和真は「鈴木と川瀬の殺害は、遥人がやっているのでは」とはまったく思っていない。なぜか(遥人ではなく)「山内たちではないか」と感じていた。さらにその後に重松までもが死に、いよいよ「かつてのいじめへの復讐であること」がほぼ確定し、自らが捕まって地下室に連れていかれたが、それでもなお、自分に危害を加えようとしている相手を遥人ではないと思っていることから、「遥人は和真が死んでいることを知っている」ように思える。 遥人は実は2回死んだ(1回目は死にかけ)ということはないだろうか。山内に轢かれて埋められたが、何らかの通常の方法で(たとえば、山内の記憶にないだけで、実は山内が掘り返したとかで)なんとか蘇生できたが、そのあとなんらかの理由で和真に本当に殺されてふたたび埋められた…とか。そして、今度は超自然的な方法で蘇り、いよいよ復讐を開始したとか。
@名無し

ホラー路線、あるかねぇ。

ホラー路線がないなら、あんなにホラー描写する必要ないと思う。遥人の腐りかけた手は、扉絵にすらなっている。もしあれらが山内の妄想に過ぎないとしても、その山内の妄想が種明かしの軸となるような結末になる(単なる妄想として何の説明もないまま終わることはない)…はず。

後遺症って何?

多重人格でないなら、なんなの?

遥人の人格の二面性(多重人格性)は、実はまったく描写されていない。小説が中学生の頃に書かれたものだとしても、いじめられっ子がいじめっ子に対して「いつか全員ぶっ殺してやる!」という強い恨みを持つのは極めて自然なことであり、それを文章に書き起こすのも普通にあり得ること。遥人が内心で和真に「偽善者め!」と罵るのも同じ。人は誰でも外面的な対人対応とは異なる本音を内面に持っているものであり、そのことを多重人格とは言わない(誰でも殺してやりたいくらい憎い奴が一人や二人はいるもの)。多重人格というのはそのような「外面と内面のギャップ」ではなく、「外面の二重性」でなくてはならない。つまり、もう一つの人格が実際に外に出てくるのでなければいけない。ところが、生前の遥人についてそういう描写はひとつもない。

一方、四人を殺したそのやり方は常軌を逸している。小説を書いた人と実行している人を重ね合わせてしまうため、つい連続的に捉えて「遥人は、元々こういう二面性のある人だったのだな」と錯覚してしまうが、苛烈な小説を書くために必要な怒りの量(これは普通の人が誰でも持ち得る量)と、実際にあのような残酷な殺人を実行するために必要な怒りの量(もはや怒りなのかどうかすらわからない)は、まったく違う。そして、この凄まじく残虐な殺人はすべて遥人が死んだと思われる出来事のあとに起きており、しかも持続的(生前の穏やかな遥人が、二度と表に出てこない)。

したがって、多重人格というよりは、ペットセメタリーのように「蘇ったあと、まったく別の人格になった(別の魂が肉体に入った、悪魔が取り憑いた、etc)」というほうが自然。

そんな感じかな。

まぁ、実際にはそれとも違いそうだし、森田先生ならきっと何か大どんでん返しをやってくれるのではないかなぁと期待している。

私が多重人格を疑うのは、むしろ山内だね。記憶がないのがどうしても引っ掛かる。あと、轢き逃げ。

ザシス

ザシスの意味とは

ザシス 森田まさのり
六文銭
六文銭

「ろくでなしBLUES」から「べしゃり暮らし」まで、一通り読んでいる作家さんだけに本作も当然手に取りました。 1話読んで、サスペンスであること、その世界観にひきこまれ これは完結してからイッキに読もう と思い、完結を楽しみにしてましたが(変な話ではありますが)まさか3巻でおわってしまうとは。 一気読みした最初の感想としては、ギャク色の強い作風の作家さんなのに、この手のストーリーもイケるのかと唸った。 誰が犯人なのかはもちろん、主要な登場人物の誰もが、実は後ろ暗い過去をもっているびっくり展開は、良い意味で緊張感があって、最後どう転ぶのか気になり読んでてあっという間だった。 ミステリでありがちな、くどい説明とかもなく、絵だけで魅せてくるのも読みやすかったし、不気味なタイトルが結局何なのか気になりながら最後につながるのも良かった。 総じて、面白かったという月並の感想なんだけど、3巻でキレイにまとまっている作品だと思います。 この手の作品で、個人的に重要だと思っている、読者に結論を委ねる部分もしっかりあって、そういう意味でも読後感は良かったてす。 3巻完結なので、イッキに読んでザシスの意味を噛み締めて欲しい。

くらもち本~くらもちふさこ公式アンソロジーコミック~

くらもち本~くらもちふさこ公式アンソロジーコミック~

くらもちふさこ45年の画業のなかで生み出された数々の名作の、豪華執筆陣による描きおろしスピンオフストーリー&スピンオフイラスト! いくえみ綾の描く「チープスリル」、椎名軽穂の描く「天然コケッコー」、雲田はるこの描く「駅から5分/花に染む」、よしながふみの描く「Kiss+πr2」……ほか、人気作家たちの手によって新しく生まれた物語たち。もちろん、単行本初収録となる「天然コケッコー」特別編100ページ、花に染むと駅から5分をつなぐ「駅から5分」特別編など、くらもちふさこの作品もたっぷり読めます!

森田まさのり作品集

森田まさのり作品集

青春不良漫画の金字塔『ろくでなしBLUES』の源『BACHI-ATARI ROCK』を始め、ボクシング読切『SYNCHRONICITY』、手塚賞佳作受賞作『ミステリアス・キッド』など、根性と笑いが詰まった初期作品を結集!! さらにコミック未収録である『ROOKIES』のショートギャグ『るーきーじゅ』や、森田先生の自伝漫画『まんが暮らし』を初収録した珠玉の短編傑作選、第1弾登場!! スペシャルインタビュー/森田まさのり

試し読み
ろくでなしBLUES

ろくでなしBLUES

帝拳高校にとんでもない奴がやってきた!泣く子も黙る超弩級のノーテンキ喧嘩ヤロウ、その名も前田太尊!!入学早々、反目しあう応援団とボクシング部の抗争に巻き込まれてしまった太尊、勝嗣、米示の3人。停学中のボクシング部主将の畑中が戻り、事態は混迷を極める!

ROOKIES

ROOKIES

二子玉川学園高校にやってきた新任教師・川藤幸一!その熱血漢ぶりは、担任クラスでも好感を持って受け入れられる。やがて不良の巣窟となっていた野球部再建に着手するが、猛反発する部員から、川藤が前の学校で“暴力教師”として学校を辞めた事を暴露されてしまった…!!

ろくでなしぶるーちゅ

ろくでなしぶるーちゅ

【太尊も千秋も2.5頭身!】コワモテはそのままに、『ろくでなしBLUES』の面々が可愛い2.5頭身になって、他愛もない日常から、よく当たる心理テスト、さらには昔話風コントまで! おもしろおかしく描き出す、全61話のショートショート! 不定期に発表されていたシリーズをひとまとめにした、本編ファン必読の番外編!!

ザシス 1巻
ザシス 2巻
ザシス 3巻
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