Rookiesの森田まさのりが描く復習サスペンス
簡潔で読みやすく面白い! 少しグロい描写がある。 3巻にしっかりとまとめられていて、最後の終わり方も余韻があってよい。
遥人がお母さんに最後に目撃されたのは2021年の9月
なので、遥人は埋められた時に生きていたと思います
ー1年前ー 回想シーンでは鈴木、遥人、重松は半袖を着ているので9月の服装としては薄すぎるんじゃないでしょうか
コンビニの店員がカラーボールを投げる際に「元高校球児舐めるな」と言っていますが、甲子園を連想させますね、夏の甲子園は8月に行われます
何より山内が遥人を引いた夢の中のシーンで、八木沢が「教員採用試験の1次受かったばっかりなのにね」と言ってますが、おそらく山内はこれから2次試験を受けるのでしょう。
東京の教員採用試験の2次は8月にあります
山内が遥人を轢いたのは7〜8月の出来事だと思いますよ
川瀬殺害が10/5、珠緒が小説のことを海と晋太郎に話したのが10/6
そこから1年前の回想に入って遥人が轢かれた
確かに服装が涼しすぎるけど「1年前」を信じるならアレ10月なんよね…
(ここ単行本で修正入ってたら教えて)
もし本当に7~8月だとしたら遥人が生きてることになるけど、それはそれでサスペンスとしてちょっと疑問符が。なので共犯者がいるかも?拉致する役、殺害を実行する役とかに分かれて
単行本で読んでますが修正が入った箇所は今のところないと思います
殺人に関しては遥人単独で全て実行できると思いますよ
自分が気になってるのは、山内が結衣に対して後ろめたい過去があるのではないかと思っています
山内が罪の意識に襲われて警察に行こうとするシーンに必ず姉が出てくるからですね、おそらく山内は遥人と結衣に繋がりがあることを知っていて、その上で遥人を轢いてしまったと思います
1年前が「ちょうど1年前」を意味するとは限らないので、轢いてしまったのが7-8月頃であってもおかしくはないと思うけど、服装を根拠に「9月ではない」とまでするのは無理がある。
そもそも、最後に目撃されたのが9月というのが母親の「9月から行方不明」が根拠なのであれば、「9月1日から行方不明」である可能性もあるわけで、それなら「8月に轢かれて死んだ」でも、矛盾がない。
もし轢かれていて、(普通の意味で)存在が確認されていたのなら、そのあとにあらためて行方を眩ます理由がないので、考えにくい。
海が結衣に対して後ろめたい過去があるとしても、それと遥人を結びつけるのはどうかなと思いますね。
もし、後ろめたさが「二人(結衣と遥人)に繋がりがあることを知っていること」から来るものだったら、
二人の関係は「かなり強いもの」でなくてはならず(単に面識がある程度なら、結衣に「後ろめたさ」まで感じないので)、
そうだとしたら、結衣がもっと遥人の行方不明の状況を気にしているはずでしょう。
「でも本当は」のあとが気になっていつつ、最新話に「でも本当は」と本屋敷が語り始めて、「ホテルなんて最初から予約してなかった」という文が続くけど、これでこのくだりは終わりなのかしら…と思ったり。
長編かと思ったら、3巻で完結なのね。
最後は海の大切にしてるものをぶち壊して終わるなんじゃないの?
佐伯邸で同級生監禁は囮で
海の大事にしてるもの
1、学校
2、たまおちゃん
3、お姉ちゃん
のどれかをぶち壊すか、はたまた全てを奪うか
1→イジメの問題で校長や社会から信用をなくさせる
2→もと屋敷含め編集部ごと復讐
3→お姉さんの結婚相手が佐伯とか笑
結衣の結婚相手が遥人、もしくは遥人と結婚する予定だった可能性はあると思います
ないやろ。行方不明から1年しか経ってないのに、もう他の結婚相手を見つけていて(しかも、父親がだいぶ渋っていたらしいし)、あんな幸せそうな顔してるとか、あり得ないわ。
いじめは遥人本人に対してであり、ここまでの仕返し(誰がやっているかはさておき)もいじめた本人に対してなので、海が大切にしているものを奪うような方法は取らないのでは。
最後は山内が行方不明になって終わりますよ
追記です
そもそも海って珠緒ちゃんの事本当に好きなのかな?
なんかシスコンっぽい
うん、そっちのほうが、海の大切なものを奪うより、ストーリーの整合性がとれてる。
遥人って、去年の夏の段階では何してたんだろ。大学生?
シスコンだったら結婚の邪魔とかしそうだから(そのために役に立つのなら、自主しそうだから)、せいぜい「お姉さん想い」止まりでは。
遥人が轢かれた件、読み返してみたら山内が「遥人は去年の夏に死んでる」って言ってるのね
謎解きとはなんも関係ないんだけど…。そもそも友達がいないようなやつが「遥人」なんていうふうに下の名前では呼ばれないよね。最初はみんなと仲良かったのが突然いじめられるようになったというのなら「遥人」でもいいけど、そうじゃなかったらあの立ち位置のやつ(三軍か四軍ぐらいのやつ)は「佐伯」呼びだよね。
最新話を見たが、田宮がやけに狼狽えていたのは何だったんだ?
作文には4人を殺害した後、もう二人恨んでる奴がいる、一人は仁志だが笑ってたからっていう理由で殺すか普通?それにその後ボウガンを仁志にむけていたが何もしなかった。それに仁志の台詞も違和感を感じる。重松の遺体を見た後、ボウガンの男に襲われてたのに、初対面のような台詞だった。
普通だったら「遥人!何の真似だ!?僕は遥人に恨まれる事はしていない!」というが、
だけど仁志は「誰なんだお前は?何しようってんだ?」もしかしてスタンガンの奴と車椅子を運んだ奴が別人だっての分かっての台詞かな?最後に山内が見た物は何なんだ?仁志の手前にあったあの椅子は何なんだ?仁志は何か知ってたようだが…
最新話を読むまでは、「きっと仁志は当時いじめに加担する何かをしてしまっていたんだろうな」と思っていたので、今回「そんなことで殺す? 少なくとも寄り添ってはくれていたのに? それだけでも勇気いるよ?」と思った。
ちなみに、仮面の男はこれがかつてのいじめへの復讐であるということを本人達には語ろうとしてこなかった。これが復讐であることを知るのは小説を読んでいる山内たちと、遥人の家に招かれた人たちだけ(だけと言っても多数派なのだが)。だから、鈴木や川瀬は自分が誰になぜ殺されるのかわからず仕舞いだったはず。重松や児玉はなんとなく察していただろうけど。
そして作文では、「『いじめを座視したことを後悔しろ!』そう言って…」とあるから、仁志には「これは復讐だぞ」ということをわからせようとしていた感じもある。
たぶん、「どうしても殺さなきゃならない奴」のあと一人は担任だろう。メタに見れば、森田まさのりはこの作品でいじめになんらかの影響を与えようとしているはずで、守ってくれなかった教師を特に強く罰する流れにすると思う。
また「どうしても殺さなきゃならない奴」の最後の一人が山内だとしてしまうと、ここまでの動きが自由すぎる。2階へはいざなわれたようにも見えるが、仮にこれが犯人の罠だとすると、犯人が「正義感の強い山内なら、なんとしてでも家の中に入ってこようとするに違いない」と読んだことになる。これは結果的には合っていたわけだが、さすがに捕まえる方法としては不確実すぎてご都合主義になってしまう。だから、山内ではなさそう。山内に同窓会の通知が来なかったのは、犯人が山内だけは復讐の対象から除外したからだと思う。
仮面の男は片手で椅子を回しているし、和真の目線が椅子の下のほうに向いているから、わりと小さめのものが椅子に乗っているんだろうな。
もし担任が「どうしても殺さなきゃならない奴」のうちの一人だとしたら、あの椅子に担任の首が乗っている、とかいうオチかしら。とはいえ担任は部屋には生徒と一緒に入ってきているから、部屋の中でいつのまにか拉致されて殺されたことになり、ちょっと無理があるんだけど。あるいは、この犯人は声を出せないみたいだから、何かメッセージが書かれたボードのようなものかもしれない。
「お前、誰なんだよ」という台詞は「仁志がスタンガンの男とボウガンの男を別だと思っていること」には繋がらないけど、なぜ仁志がこの仮面の男を「もしかして遥人ではないか」と思わないのかは不思議。まるで遥人が去年の夏にはすでに死んでいることを知っているかのよう。
でも思い返してみると仁志は「山内たちが犯人ではないか」と思っていたようなふしもあったから、遥人が死んでいるのは知っていそうではある。
それにしても、小説はおそらく遥人が中学生の頃に書いたものだから、「仁志はもしかしたら当時この小説を共有されていたのかな」とか「小説を応募したのは実は仁志なのかな」とか想像していたけど、最新話での仁志の反応からその線は消えた。
仮面の下は母親かしら。第一話で安村学の母親が学校に乗り込んできたけど、「母は息子のためにできることならなんでもする」というのを共通的に描いてきそう。
ただ、その場合は「その同窓会の通知、本当に遥人から…?」をどう捉えるかになってくるけど。
ホラー路線なら、仮面の下はゾンビ化した遥人なんだろうな。
でも、山内の「ザシスって何?」に対する反応は意味深で、小説ザシスを知っていたようにも見える。
小説ザシスについては、原稿を書いている遥人の姿が描かれており、彼が書いたものであることはほぼ確定している。また、その時に着ているものが制服のシャツのようであることや、八木沢に「鉛筆書き」「字が汚い」「あらすじを付けていない」「プロフィールもない」と応募作品として要件をろくに満たしていないことや、「文体が幼稚」「ありきたり以前に安直」など未熟さが指摘されていることから、ザシスは遥人が中学生の頃に書いたものであることはほぼ間違いがないのではないかと思う。
では、遥人がザシスを書いた動機はなんだろう。単にいつか復讐をしたいだけなのであれば、何も小説にしなくても粛々と実行していけばよいし、計画書として書くなら現在系で書けばよい。一連の事件がかつてのいじめへの仕返しであることは、小説ではなくビデオによって同級生に理解させている。さらに言えば、殺された人のうち、鈴木と川瀬は自分が「なぜ」「誰に」殺されたのかもわからずに死んでいっており、実行犯(または教唆犯)において、「これがかつてのいじめへの仕返しであることを当人にわからせること」はさして重要でないことのようにも思える。要はこの小説ザシスは「復讐相手に読ませるもの」として機能しているわけではない。小説との接点を持っている登場人物はかなり少ない。
ところで、大人になってからのコンビニでののんびりとした雰囲気からすると、大人になった遥人に復讐の計画があったようには見えない。コンビニで児玉と再会するわけだが、もし遥人が近いうちに復讐してやろうとその機会を虎視眈々と狙っていたのならば児玉の行動パターンをある程度は把握して回避できているのではないか。また、あれほどひどく児玉に殴られ続けてもいよいよ復讐を決意するかのような反骨心は感じられず、ひたすら児玉に謝るだけ。遥人はあのような苛烈な小説を書いていながら、大人になってもなお復讐を現実的な選択肢としては考えていなかったように思える。
つまり、中学生の遥人は凄まじい怒りや恨みをもって小説を書き上げはしたが、大人になるとその感情も落ち着いており、これを元に復讐を実行していく考えなどなかった。
では、純粋に単なる小説として、いずれ応募する可能性のある作品として書いたのか。もしかしたらそうかもしれないが、近々応募する予定のある作品として準備していたわけではなさそう。「文体が幼稚」「あらすじを付けていない」など、いかにも中学生のときに書いたままの状態が維持されているから。
小説は遥人が中学生の頃に書いたものであり、大人になってからも差し当たって応募の予定はなく、そのまま放置されていた。そして、大人になった遥人には復讐の強い意志もなかった。そのような中で、彼は児玉に暴行され、山内の車に轢かれて死んでしまった。
このようにしてみると、そのように遥人が死んでしまったあと、誰がなんのためにつばさ新人賞に小説ザシスを応募し、誰が復讐を開始したのか、ますますわからなくなる。
応募は少なくとも轢殺事故から数ヶ月後だろうし、復讐の着手は事故から1年以上が経過してから。
普通の路線だと、犯人が思い浮かばない。
やっぱり、ホラー路線かしら。なにせいくら復讐とはいえ、川瀬や児玉への復讐は激しすぎる。まともな人間にはとても実行できない。第一話で出てくる『ペットセメタリー』には、「蘇った死者は、生前とは違う人格になる」というところがあるようだけど、それを彷彿とさせる。
担任のものかは分からないけど椅子に乗ってるのが首っていう考察はしっくりきた
皆のコメント読んで気になって買ってきた。
クロスボウの矢の伏線は拾われたけど、ネクタイの方はまだわからないね。
・椅子について
かかとが3コマほど描かれてる。わざわざ映像を見せてあげてたので、椅子に座ってるのは重度の後遺症が残った遥人か、遥人の死体じゃないか?仮にそうだとすると、今の仮面の人物は遥人の母親が自然かと。4人を殺した犯人が別にいることになるけど
・もう一人殺さなきゃいけない奴
まずは山内の可能性。なにせ和真を恨むくらいだから、結果的にいじめをエスカレートさせた山内も十分復讐の対象になり得る。「バカ それ言うから………」ってセリフも関連して。
まだ気が早いけど最終回の妄想。地獄の同窓会が終わり、山内は学校のイジメ問題に真剣に取り組んだ後、自首して一旦解決…したように見せかけて、最後の最後で…
踵、すげー。ほんとだわ。これは遥人だな。
「バカ、それ言うから」は作者がミスリード誘ってるのかなと思った。
「一旦解決…したように見せかけて、最後の最後で…」が『リング』っぽくていいね!
たぶん、椅子には遥人がいて、仮面の人はお母さんだと思うけど、これは今回限りのことで、これまでの仮面の人は遥人なんじゃないかしら。
普通だったら「遥人!何の真似だ!?僕は遥人に恨まれる事はしていない!」というが
そう。普通は仮面の下は遥人だと思うはず。なのに、「誰なんだ」となっている。これは、和真が「遥人はすでに死んでいる」と思っていることを意味している。鈴木や川瀬が殺されていっているのを知った和真が「これは山内たちの仕業ではないか」と疑っていたのも、「遥人ではあり得ない」と思っているからこそ。
では、和真はどのようにして遥人の死を知り得たのか…。
ボウガン、伏線回収したのかしら。なぜあそこに落ちていたのかがまだわからんくない?(メタに言えば、なぜあのシーンを入れたのかまだわからんくない?)
担任が最後の一人である可能性も十分にあるけど、それなら担任をもうちょっと軽い感じの教師に描いてもよさそうなもの。ところが、なんだかとても思慮深そうな人に見える。同窓会会場の変更の手紙のあたりからなんども担任にフォーカスを当てて「…」と考えている様子の描写があって、他の同級生たちの軽さに比べると何かを感じ取っていそう。
椅子は和真の父親
1和真にわざわざ見せてあげたかったのと
2こいつも遥人のストーリーを和真から聞いて盗作してた説
小説“ザシス”は和真の父親に向けた物だった
→和真のフルネームを使った
→感想を聞きたがった
和真でなく父親が対象
和真を拉致したのは
父親が殺される所を笑顔でザシさせる目的とか
最新話の山内の「は…遥人…?」は、なんだろうね。?が付いているから、その相手が遥人だと確信できないように見えるけど。
二階のその部屋に遥人がいたのか。(この場合、地下室の仮面の人や椅子に座っている人が誰なのかということになるが)
それとも、二階にも大きなテレビ画面があって、地下室で椅子に座っている遥人が写っていたのか…。(タイミング的にはクルッと回す前だから、この場合にはもう一個ビデオカメラが必要になるけど。あるいは、仮面の人を初めて見て遥人である可能性を感じたのか)
同窓会のシーンは多分注文の多い料理店のオマージュになってると思います、犬も出てくるし、児玉の顔もクシャクシャになっちゃったしね、同級生を同窓会に来やすくしてるだけなんじゃないかな、秋広もテンション上がってましたしね、フットインザドアテクニックってやつかな、第一話の教室で教科書読んでるシーンがあるけど、注文の多い料理店だったしこれが伏線になってたんでしょう多分
椅子に座ってるのは遥人でしょう、今生きてるか死んでるかはわかりませんが、掘り起こされた時は間違いなく生きていたと思います、山内が遥人を轢いたのが8月の話なのに遥人のお母さんは9月から行方不明って言ってるからね
重松が遥人を埋めるシーンがあるんだけど、服に
「NO AMOR」って書いてありますね、スペイン語で「愛はありません」って意味ですが、「愛がない人」が遥人を埋めているから「愛がある人」が掘り起こしたんじゃないでしょうか、お母さんかな?
作中には「注文の多い料理店」のほかに「走れメロス」(メロスが来ない夏)が出てきますが、多分山内海がメロスなんだと思います、山内は正義感が強い、メロスも正義感が強いから似てますね、山内のお母さんもなんか言ってたし
メロスは妹の結婚式に行くために初夏の夜を走りますが、山内にもお姉ちゃんいて、しかもお姉ちゃん結婚するみたいなので完全にリンクしてると思います
でも疑問があって、第八話でお姉ちゃん出てくるシーンで山内はなぜか顔を合わそうとせず隠れました、結婚するらしいじゃんおめでとうくらい言ってもいいのに、しかも泣きながらごめんってシーンの後に自首しようとしてます、山内って結婚式行く気ないじゃんなんで?って思いました、山内とお姉ちゃんの関係すごく怪しいですよね
あとお姉ちゃん多分山内に気づいてましたよね笑
後ろ姿しか写ってないけどどんな表情だったんだろう
メロスは走る→結婚式に行くため
メロスが来ない→結婚式に行かない
夏→遥人を轢いたのも夏
もし仮にお姉ちゃんの結婚相手が遥人だったとしたら、お姉ちゃんも「愛がある人」ですよね
山内は遥人を轢いた時点でお姉ちゃんと遥人の関係を知っていたからこそ顔を合わせることができなかった、だとしたら罪悪感で自首したい気持ちもわかりますし、結婚式なんて行ける訳ないです
どうしても殺したい2人は和真と山内だと思います、確かに山内は中学時代遥人をイジメてた訳でもなければ座視していた訳でもないですが、山内は遥人を車で轢いてますし、遥人が埋められてるのにも関わらず座視してましたからね
山内に「ザシス」を読ませることまで計画の中に入っていると思ってるので、犯人は編集者に出入りできる人物だと思います、そもそも八木沢がいなければ「ザシス」を山内に読ませることもできないし、かといって八木沢に全部読まれて内容を覚えられてしまったら犯行をする前に止められてしまいますからね、だから原稿を途中から捨てたのも犯人だと思います
犯人候補は遥人のお母さんか山内のお姉ちゃん山内結衣のどっちかだと思いますがどっちかはわかりません
第一話で三輪編集長にハガキ渡してるやつが犯人だと思います
なんでお姉ちゃんと遥人のあいだに関係があると思うのか、まったくわからん。
山内はお姉ちゃんが結婚すると知ってむしろ一度は自首を思いとどまっているんだから、まったく逆。山内が心の中で謝るのは最終的にはやはり自首するつもりであり、そうすれば犯罪者が家族にいることになってお姉ちゃんの結婚の妨げになるから。
ちなみに、お姉ちゃんは山内には気付かずに幸せそうな顔して去っていっている。
Tシャツに書かれているのはNO AMOR、NO QUIERO 、NO TE DEJOで、「愛じゃなくても、恋じゃなくても、君を離しはしない」ですね。
「外から掘り返されたのではなく,何か中から…」と書かれているから、遥人が自ら出てきたはず。
前も指摘されていたけど、結衣の元の婚約相手が遥人だったのなら、行方不明からわずか1年で別の相手との結婚を決めたことになるので、あり得ないでしょ。お父さんがようやく結婚を認めたというのだから、結衣とその相手が結婚を決めたのはさらにずっと前であり、もし遥人が元婚約者ならば、去年の夏に連絡が付かなくなって、結衣はあっさりと新しい男との交際を始めたことになる。そんな短い交際期間での結婚なら父親どころか母親すら渋るだろうし、「あなた、元婚約者が行方不明になってまもないのに、あっさり他の男を見つけてきて、頭おかしいんじゃないの?」と娘の神経を疑うはず。山内もそんな薄情な姉なら、「姉ちゃん、ごめん」にもならないでしょう。どう見ても、結衣は今の婚約者とのしっかりとした交際の上にようやく結婚を認めてもらっている。遥人とのことなんて知りもしないと思う。
原稿は八木沢の机の上が汚いからゴミ箱に落ちちゃって、そのまま翌朝に業者が捨てただけやで。
(山内の謎)
* 山内には、なぜかつて遥人を守っていた記憶がないのか?(山内の当時の正義漢ぶりについては何回も繰り返されていて、単に「覚えていない」ではなさそう)
* 山内は正義感が強いのに、なぜ遥人の轢殺からは逃げてしまったのか? 本当に山内は遥人を轢いたのか?
(晋太郎の謎)
* 鈴木の死について、なぜ警察は晋太郎のところに聴き取りに行ったのか?→晋太郎は連絡先を持っていたからそれが理由かもしれないが、そもそも晋太郎はなぜ彼らの連絡先を持っているのか? 無理やり交換させられたとの話があるが、本当にそうなのか?(警察の話は鈴木以外のところでは登場してこないので、鈴木のところでも警察のくだりは描く必要はないのにわざわざ言及させているから、何か意味を持たせていそうな気もする)
* 晋太郎はなぜ山内の近所に住んでいるのか? あまり心許せる友達が近くにいないのになぜそのへんに住んでいたのか?
(遥人の謎)
* 遥人へのいじめは、なぜある日突然に始まったのか?→いじめとはそんなものではあるが、裏で糸を引いている人がいたということもあり得なくはない。この場合は晋太郎しかない。ただ、少なくとも遥人にはそのことはバレていないように見えるが。
* 遥人は死んだのか?(埋められたはずの穴におらず、しかも外から掘り返されたのではなく、中から出てきたような描写になっていた)
* 遥人は8月中旬には亡くなったはずなのに、なぜ母親は9月から行方不明だという認識なのか?
(和真の謎)
* なぜ和真は「自分も狙われている」と考えていたのか? 中学生当時の座視していた自分に最初から疾しさがあったのか、あるいは何らかの方法でザシスを読んでからそう思うに至ったのか?
* なぜ和真は、鈴木や川瀬を殺したのが遥人ではなく山内たちだと疑っていたのか?(和真は遥人がすでに死んでいると思っているのか? だとしたら、それはどのようにして知ったのか?)
(小説ザシスの謎)
* 誰がいつ何のために書いたのか?
* 春に応募してきたのは誰なのか?
* 八名四十四の評価を知りたがったり、必ず読ませろと言ってきているのは作者や応募者と同一人物か?→メアド的には遥人っぽい。あと感情が激しい。当初は本屋敷かと思ったけど、最近の話でどうやらザシスのことをしっかり忘れていたので違うらしい。すると、この感情の激しさは蘇った?遥人っぽい。
* なぜ仁志和真だけ漢字フルネームなのか? 仮に遥人が中学生の頃に書いたものだとしたら、その頃からすでに何らかの意図があったことになるが、それは何なのか? そもそも、小説の形にしたのはなぜなのか?
(同窓会の謎)
* 同窓会のハガキを出してきたのは誰か?→ハガキの「晋太郎」の「太」と、原稿の「太い腕」の「太」は筆跡は似ているから、もし原稿を書いたのが遥人ならば、ハガキも遥人の可能性が高いか。
* ネクタイの色を指定してきたのはなぜか? なぜ色がバラバラなのか? 先生は黒いネクタイだが指定があったのか、それとも指定がなかったから黒を付けてきたのか?
(復讐の謎)
* 仮面の人は誰なのか?
* あのような格好をしているのはなぜか?
* なぜあのような格好をしているのに、誰にも見つからずにずっとこられたのか?(神出鬼没に見える。特に重松のときにマンションの内廊下に立っているのは、いつ誰に見られてもおかしくなく、エレベーターにも他の人が乗ってくる可能性があるため、不思議)
(そのほか)
* 本屋敷はただのパクリ作家なのか? なぜ原稿のコピーまで取っているくせに、自分の無実を叫ぶのか?
仁志和真のフルネームは本当、長いこと謎だよなぁ。初期に気付いてからずーっと「何でだろう」を考えているけど、さっぱりわからん。
ただ,そのことを利用して応募してきたのは遥人の母親かなぁ…という気はしてきた。八名四十四に読ませたら反抗が計画どおりに行かなくなる可能性が高まるわけで、昨年の9月に行方不明になった息子がこの小説どおりの犯行を企てているのではないかと思って、なんとか止めたくて春に応募してきたのでは。
そういう意味では、遥人自身もその効果を狙ったのかも。「もし僕がいつか行方不明になるようなことがあったら、これを応募して僕の犯行を止めてほしい。仁志和真くんだけフルネームにしてあるから、原稿が八名四十四まで届けば止められるかもしれない」と言伝を残して。そして、原稿が中学生の頃に書かれたものだとすれば、遥人は二重人格的な自分の内面の危うさに気付いていて、この仕掛けを残したのかも。
中学教師・山内海はある日、殺人事件のニュースを目にする。殺されたのは鈴木侑己、中学時代の同級生だった。数日後、山内の恋人で文芸書の新人編集・八木沢珠緒は、公募小説の落選作に事件と酷似した内容が描かれた作品を見つける。『ザシス』――作者名は佐伯遥人。やがて小説と同じように、旧友に同窓会の案内状が届いて…。森田まさのりが挑む初のサスペンスホラー第1巻!!
中学教師・山内海はある日、殺人事件のニュースを目にする。殺されたのは鈴木侑己、中学時代の同級生だった。数日後、山内の恋人で文芸書の新人編集・八木沢珠緒は、公募小説の落選作に事件と酷似した内容が描かれた作品を見つける。『ザシス』――作者名は佐伯遥人。やがて小説と同じように、旧友に同窓会の案内状が届いて…。森田まさのりが挑む初のサスペンスホラー第1巻!!