あらすじ中学教師・山内海の元同級生・鈴木が殺された。惨劇は続き、新人賞の落選小説『ザシス』と重なるように進展する。『ザシス』の作者は海の元同級生で、中学時代に虐められていた佐伯遥人。復讐劇の線が浮上するも、海はそれを否定する。なぜなら1年前、自分が遥人をひき逃げした後、彼をつけ回す同級生たちにより密かに埋められるのを目撃したから…。だが、その場所には掘り起こされたような跡があるのみだった。この世に居ないはずの遥人が主催する同窓会が間近に迫る。誰もが状況を理解できぬまま、凶行は繰り返されて…。
簡潔で読みやすく面白い! 少しグロい描写がある。 3巻にしっかりとまとめられていて、最後の終わり方も余韻があってよい。