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中学教師・山内海はある日、殺人事件のニュースを目にする。殺されたのは鈴木侑己、中学時代の同級生だった。数日後、山内の恋人で文芸書の新人編集・八木沢珠緒は、公募小説の落選作に事件と酷似した内容が描かれた作品を見つける。『ザシス』――作者名は佐伯遥人。やがて小説と同じように、旧友に同窓会の案内状が届いて…。森田まさのりが挑む初のサスペンスホラー第1巻!! ※この電子版は紙版『ザシス』1巻と同内容になります。重複購入にご注意ください。
仁志和真のフルネームは本当、長いこと謎だよなぁ。初期に気付いてからずーっと「何でだろう」を考えているけど、さっぱりわからん。
ただ,そのことを利用して応募してきたのは遥人の母親かなぁ…という気はしてきた。八名四十四に読ませたら反抗が計画どおりに行かなくなる可能性が高まるわけで、昨年の9月に行方不明になった息子がこの小説どおりの犯行を企てているのではないかと思って、なんとか止めたくて春に応募してきたのでは。
そういう意味では、遥人自身もその効果を狙ったのかも。「もし僕がいつか行方不明になるようなことがあったら、これを応募して僕の犯行を止めてほしい。仁志和真くんだけフルネームにしてあるから、原稿が八名四十四まで届けば止められるかもしれない」と言伝を残して。そして、原稿が中学生の頃に書かれたものだとすれば、遥人は二重人格的な自分の内面の危うさに気付いていて、この仕掛けを残したのかも。
なるほど、確かに遥人の母親なら小説を送っても不自然じゃないね
動機については何とも言えないけど、犯人が送る理由がないし誰なのか疑問だった