閉鎖的な村を描くサスペンス新連載にコメントする

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名無し
1年以上前
後藤 定…金次、弾正、銀の父親。銅山の採掘により、富を得た。村との均衡を宮司と結託して保つが、グルー病で重症。 後藤 金次…後藤家の長男。遠くに養女として送られた妹の銀を連れ戻して、奴隷のように扱う近親相姦の鬼畜。オカッパの妻がいる。これも鬼畜。 後藤 弾正…後藤家の次男。集合写真での軍服姿から軍籍のようで従軍していて村には不在。戦後の安否に注目。 後藤 銀…家の事情で縁戚に養女に出されていた。兄の金次に呼び戻されて村に帰郷。しかし、その美貌により性的虐待を受ける。やがて、後藤家でクーデターを起こす。 後藤 金次の妻…かなりのビッチ女。村をド田舎と比喩して、都会に思いを馳せる。おそらく金丸係長の少年期の回想シーンのボロアパートで亡くなっていたのは、この人? 宮司…神山家の当主で正宗の父。村のまとめ役。後藤家の銅山開発にも一役買い、定や金次と関係を持つ。どうやら政府筋にもコネがあるようで顔が広そう。最近の金次と取り巻きの暴走を止めようと動き出す。 神山 正宗…宮司の息子。金次たちに虐げられる村人たちの現状に心を痛める。やがて、後藤 銀との出会いが彼の運命を大きく変える…。 「あの人」がどう関わるのか注目。なぜ、銀は自分の息子を「恐れ」の対象にしなければならなかったのか…。
出禁のモグラ

笑いとシリアスと真理がごっちゃ混ぜになった、傑作であり怪作。

出禁のモグラ
ナカタニエイト
ナカタニエイト
<ログライン> 怪異と対峙する謎の人(?)と愉快な仲間たちのお話。 <ここがオススメ!> 設定とキャラクターというしっかりした土台の上に、最高な物語が乗っているものだから、とにかく面白い。 江口先生の書き込み多めな背景などもじっくりと味わえるので、このお値段で本当に良いのですか!?となる作品。 初めて表紙を見た時は、見た目的にめっちゃバトル物なんだろうなぁと思って、少しだけ倦厭していたんですが、全く違った。 超絶面白い作品でした。ごめんなさい。 笑いとシリアスと真理がごっちゃ混ぜになった、もはや傑作であり怪作。 コミカルな中にヒューマンドラマやホラーが丁寧に入っているから凄い。 加えて、レッサーパンダと猫の可愛さヤバい。 脳筋大食い女子な犬飼詩魚ちゃん、最高に笑う。 ただ、難点としては、いつも早く続きを読みたい!ってところで終わる。 あぁ、新刊を読み終わったところだけど、もう早くも続きが読みたい…… <この作品が好きなら……> ・銀魂 https://manba.co.jp/boards/19987 ・うる星やつら https://manba.co.jp/boards/20019 ・令和のダラさん https://manba.co.jp/boards/167074
テセウスの船

どちらかというと『テセウスの船』というより『動的平衡』じゃない?

テセウスの船
mampuku
mampuku
時間遡行をして人生をやり直したとしたら、それは本当に同一の自分といえるのか?という問いを有名なパラドックス「テセウスの船」になぞらえたタイトルだ。 ストーリーに関しては論理的整合性や感情的整合性においてやや粗い部分も感じられたもののサスペンスとして緊張感もあり、ラストは新海誠監督『君の名は。』のような美しい締め方だったし概ね面白かった。 ただ、タイトル『テセウスの船』がイマイチストーリーにハマっていない感じがした。 どちらかといえば「動的平衡」のほうが比喩としてしっくりくるのではないだろうか。 「動的平衡」とはシェーンハイマーの提唱した概念であり、日本では福岡伸一氏による著書『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』で有名になった言葉である。“生命”とは、取り込まれ代謝されていく物質、生まれ変わり続ける細胞どうしの相互作用によって現れる“現象”である、という考え方だ。 主人公の田村心は生まれる前の過去に遡り、そこで巻き起こる惨劇を阻止することで、その惨劇により自身に降りかかった不幸な運命を変えようと奮闘する。作品では、過去を改変して自らの人生を曲げようとする一連の試みをテセウスの船にたとえているが、やはりピンとこない。作中、田村心は殺人事件を未然に防ぐため凶器となった薬物を隠したり被害者に避難を呼びかけたりするが、その影響で心の知る未来とは異なる人物が命を落としたり、結果的に大量殺人を防げなかったばかりか予想だにしなかった事態を招くことになる。 この予測不可能性こそがまさに動的平衡そのものって感じなのだ。生命体は、船の部品のように壊れた部分を取り替えれば前と変わらず機能する、ということにはならない。ある重要なホルモンの分泌に作用する細胞を、遺伝子操作によってあらかじめ削除してしまったとしても、ほかの細胞がそのポジションを埋めることがある。これは心が殺人事件の阻止に何度も失敗したことに似ている。思わぬ不運や予想しない死者が出てしまったのも、脚のツボを押すと胃腸の働きが改善するなどの神経細胞の複雑さに似ている。 船は組み立てて積み上げれば完成するが、生命は時間という大きな流れの中で分子同士が複雑に相互作用しあうことで初めて現象する。『テセウスの船』での田村心の試みは人生あるいは歴史という動的平衡に翻弄されながらも抗う物語だったのかもしれない。
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