閉鎖的な村で愛する家族を守るため孤軍奮闘する男の勇姿——『ガンニバル』
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『ガンニバル』二宮正明/日本文芸社 ※ややネタバレあり 人里離れた日本の“村”に残るサスペンスに背筋が凍る 訪れた者には表層的な面しか見えず、長年住んで初めてその実態が分かる日本の“村”。古くより伝わる伝統や行事を重んじる場所も多く、独自の
山間の村「供花村」に赴任してきた駐在・阿川大悟。村の人々は大悟一家を暖かく受け入れるが、一人の老婆が遺体で見つかり、大悟は村の異常性に徐々に気付き、ある疑念に囚われる…。 「この村の人間は人を喰ってる」──。 次々と起きる事件、村に充満する排除の空気、一息も尽かせぬ緊迫感で放つ、驚愕・戦慄の“村八分”サスペンス堂々開幕!!