「なんも、なんも」
※ネタバレを含むクチコミです。
居酒屋「大門」に集まる人達は、お客も従業員も人情味あふれる人ばかり。
雰囲気は昭和の時代そのものだが、舞台はバリバリ現代の両国である。
タイトルの肴(サカナ)というのは、北海道の港町・寿都(すっつ)出身のハルが、小さい頃から漁師たちに作っていた酒のサカナ料理からきているもの。
元々は魚の扱いには長けていたものの、疾走した父親の影響で、絵描きを目指し東京へ。
運が悪く絵の学校が廃校になり、その後なりゆきで居酒屋で住み込みの料理人を目指すことになるというストーリー。
あとはひたすら居酒屋で働く日々。ビシバシしごかれながらも、周囲の人達に支えられながら、料理人として一歩一歩成長していくのを見守っていきたい気持ちになる。
色恋に逃げることもなく、ひたむきに料理と人に向き合い続けるとても真面目な漫画です。
それにしてもマユゲ太いなー。
歴史の街、相撲の街…東京・両国――北海道から絵描きを目指して上京した春野ハルは、ひょんなことから老舗居酒屋「大門」で働くことに!はたしてハルの新生活の行方は!?「蒼太の包丁」で大人気を博したゴールデンコンビが描く、美肴と人情満載の両国居酒屋物語。
歴史の街、相撲の街…東京・両国――北海道から絵描きを目指して上京した春野ハルは、ひょんなことから老舗居酒屋「大門」で働くことに!はたしてハルの新生活の行方は!?「蒼太の包丁」で大人気を博したゴールデンコンビが描く、美肴と人情満載の両国居酒屋物語。