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ひさぴよ
ひさぴよ
2021/06/12
事故は起こるさ
『Dr.コトー診療所』の山田貴敏先生が90年代に少年サンデーで連載していた、あらゆる事故の原因を解明しようとするヒューマンドラマ。 主人公・鯨樹雄(通称クジラ)は内閣官房特命調査官という役職につき、普段はおもちゃの修理屋を営むオッサン。ひとたび大きな事故がおきると現場に駆けつけ、その調査能力で予想外の真実を導き出していくというのが基本ストーリーです。 https://websunday.net/museum/no40/img/page12.gif 題材としては非常に地味なものでしたが、乗り物事故、自然災害事故、毎回さまざまな危険な事故現場が描かれています。中にはちょっと現実離れした設定もあって、リアリティ不足が気になってしまう部分もあります。 話の終わりには必ず「事故調査報告書」なるものが出てきて一区切りついて、別の事故の話に変わります。何気に12巻もあるので一度に全部読み通すのは疲れると思うので途中の巻から読んでも良いかもしれません。 主人公クジラとヒロイン柊のキャラクターやはり抜群にいいコンビでしたが、柊の方はあまり活躍した記憶はないのに妙に存在感があるキャラクターでした。クジラと並ぶと子どもみたいに見えることが多かったですが、話によって見た目の印象がコロコロと変わり、同一人物に見えないときもあったり。クジラとは家族みたいな関係で恋人でもなかったけど、作品に居なくてはならない不思議な存在感を残していました。