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ひさぴよ
ひさぴよ
2020/11/18
普通のOL4コマを目指した結果、普通じゃなくなった
4コマ王子こと小坂俊史先生による、普通じゃないOL4コマ。 中途入社の主人公・志咲笑子(しざきえみこ)は転職元の会社がことごとく倒産することから「座敷わらし」の異名を持つOL。しかし、この座敷わらし設定は即座に捨て去られ、タイトル意味はどこへやら、日々の仕事をいかにサボるかにテーマが変わります。 さらに話が進むにつれて、ヒロインの体型がどんどん太っていきます。最初は気のせいかと思いましたが…ドラえもんの逆バージョンみたいな感じでしょうか。 そして、サボっていた仕事も次第にそこそこやるようになり、普通のOLになっていきます。これだけ変化がありながら根本の面白さは変わらないのが凄いです。普通のマンガを目指そうとした結果、普通じゃない漫画になってしまった感じがします。 オフィスあるあるネタも共感できるものが多いのに作者コメント欄では「会社勤めの経験が一度もない」というのも驚きでした。脇を固める同僚たちもおかしな人材ばかりで読んでいて飽きません。 連載時期が2010年〜2011年頃という事で、リーマンショック後の絶賛不況時代のはずなんですけど、ほのぼのと明るい気分にさせてくれる漫画です。
ひさぴよ
ひさぴよ
2020/11/05
本格派でエンタメもしてる諜報(スパイ)漫画の良作
日本はスパイ天国などとよく言われてるそうですが、実は世界各国からの工作活動をギリギリのところで防ぎ、陰で日本を守り続けてきた一族がいたのです。(という設定) その名も「阿賀一族」。800年にわたり日本の諜報活動を担ってきた一族の末裔である、父とその娘が主人公。一族の誇りを持ちながら娘には手を焼いてる父親ですが、いざ政府から仕事の依頼を受ければ、各国のスパイたちを相手取り、情報戦や派手な戦いを繰り広げます。次第に娘の方もスパイの才能が開花して…。 原作は真刈信二氏ということで、設定やストーリー構成は言うまでもなく本格派。しかし落ち着いた展開ばかりでなく、映画のようなエンタメ要素(アクションやお色気シーン)もバランス良く盛り込まれています。作画も非常に洗練されていて、重厚感のあるストーリーにふさわしいカッコ良さがあるのです。 何かきっかけさえあれば、もっと人気が出たはずの作品だと思うのですが、6巻という微妙な巻数で終わってしまいました。せめて10巻くらいまで続いても良かったのに…。最新の情勢を取り入れて、いつか続編とか始まったら面白いと思うのですが。