あらすじ
発展途上国の農業開発に携わる森野は世界各地を飛び回り、自然と人間の結びつきを取り戻そうとしていた。ODA(政府開発援助)の実際の姿や、自然問題を漫画とは思えないほどのリアルさで描いていく。原作は『MASTER キートン』勝鹿北星の別名義であるラデック鯨井。作画は『蒼太の包丁』の本庄敬。環境漫画の金字塔がここに初電子化!!
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発展途上国の農業開発に携わる森野は世界各地を飛び回り、自然と人間の結びつきを取り戻そうとしていた。ODA(政府開発援助)の実際の姿や、自然問題を漫画とは思えないほどのリアルさで描いていく。原作は『MASTER キートン』勝鹿北星の別名義であるラデック鯨井。作画は『蒼太の包丁』の本庄敬。環境漫画の金字塔がここに初電子化!!
発展途上国の農業開発に携わる森野は世界各地を飛び回り、自然と人間の結びつきを取り戻そうとしていた。ODA(政府開発援助)の実際の姿や、自然問題を漫画とは思えないほどのリアルさで描いていく。原作は『MASTER キートン』勝鹿北星の別名義であるラデック鯨井。作画は『蒼太の包丁』の本庄敬。環境漫画の金字塔がここに初電子化!!
2000年頃の作品。政府開発援助(ODA)により、発展途上国の農業開発に携わる主人公を軸に環境問題を題材としたヒューマンドラマ。しばしば日本企業や日本人が悪として描かれ、読めば読むほど不都合な事実を知ることが多い。純粋まっすぐな少年期に読んだ事もあってか、この作品が掲げる思想にとても感銘を受けていた。特に、作中に登場する「シードボール」というアイデアが持つ可能性は素晴らしかった。誰でも簡単にできる方法で、粘土に種子を入れて団子を作り、それを砂漠に蒔いて緑化するというものだった。いつか本当にこれに近いアイデアが、世界の砂漠化問題を解決するんじゃないかと信じている…。原作は『MASTERキートン』の勝鹿北星(ラデック・鯨井)なのは後で知ったことだが、原作としてはキートンの次に手掛けた作品となる。キートンと同様、世界を舞台にした作品の視野はやはりとてつもなく広かった。