プロレスギャグ漫画の傑作!悪役だけど、ドジで憎めないブッチャーならぬボッチャー。目立つためには努力を惜しまず、美人のマネージャーや熱烈ボッチャーファンの京子ちゃんも絡み、リングの内外で大暴れ!
興奮すると鼻血を出すが正義感は強いリーダー秀一。ちょっとスケベなラーメン屋の息子ヨシオ。泣き虫のお調子者ひろ志。いつも能天気なハナタレ小僧・春夫。おませでわがままだけどさみしがり屋のアケミ。小学校内の落ちこぼれ「ドンベグループ」の個性豊かで愉快な仲間たちが騒動を巻き起こす!
あの日からぼくの青春は終わってしまったのだろうか……。キャンディーズが解散したあの一年前のあの日から。ピッチャーとして汗を流していた夏の高校野球も終わり、高校生に残されているは受験、たたひと筋!!しかし、見事に撃沈してしまう。浪人一年生・山岡恒太郎の誕生だ。予備校通いの日々だが、恋にも遊びにも心ひかれる青春期。浪人生の生活と心情をコミカルに描く青春話題作!!
日本の下町へやってきた名探偵・(自称)シャーロック・ホームズと、その助手の少年・文太(ぶんた)の活躍を描いたドタバタ探偵コメディ。シャーロック・ホームズの事務所であったとされるベーカー街221-Bには、世界各国から事件依頼の手紙が送られていた。そして現在、ベーカー街221-Bにある商事会社の社長のドラ息子は、ホームズになりきって依頼の手紙に目を通していき……!?
丸刈り頭にサングラス、得体のしれないその男の名は、花見彦九郎、23歳。顔は真面目だがセリフはすべて不真面目という、たいへん困った人物だ。さらに職業は刑事だというのだから、余計に困ったことになる。おまけに「警視庁の王子さま」を自称し始めたりするので、もう取り返しがつかない。本人は女性にモテモテのつもりでいるが、もちろんそんな筈もなく……。オーバーリアクションが得意なベテラン刑事・源さんや、子煩悩で苦労人の署長とともに世井署(よいしょ)に勤める彦九郎、はたして今日も難事件を解決できるのか?はたまた自分で珍事件を起こすのか?彼が行くところ普通の事件も迷宮入り、凶悪犯も唖然呆然、抱腹絶倒!!沼よしのぶ先生が描く不条理ポリス漫画、第1巻(全6巻)!
「スカリあれ!わだス神シャマでたまへり」天と地を創造した神シャマは、「なにもない世界はつまらないから」といって人間をつくろうとするが…!?壮大なる赤塚版「創世記」がいま始まる!
『天才バカボン』でおなじみ、ギャグまんがの王様と謳われた赤塚不二夫の、知る人ぞ知るギャグエンターテイメントな一冊!競馬に負けてばかりの父・トウショウボーイ、UFO大好き学生・アダムスキ、お色気娘・アンネ、強すぎる母親・ハハ、犬の綱吉(つなよし)、犬(綱吉)そっくりな息子・ケン、いい味出してる黒子たち、彼らが巻き起こす面白おかしい日常を描く!電柱にオシッコ、投げられた棒は追いかけてキャッチ、スゴイ嗅覚、なぜか犬の習性を持ってるケンは自分の父親が誰だか気になるが……!?
これから漫画を描く子供に向けて、漫画の基本から、ストーリー漫画の描き方、ギャグ漫画の考察など、漫画制作の初歩をギャグの体裁で描いた入門書。「東日本マンガ研究会」結成当時のエピソードや、同人誌「墨汁一滴」の仲間を彷彿とさせるキャラクターが登場するなど、ファン心理もくすぐられる。表題作他、『てれびくん』『石森先生のむかしといまのあそび』を収録。
少年フライデーは、ジャングルあり、砂漠あり、松の海岸ありの不思議なところを、「親分」と旅するスーパーナンセンス少年だデー!途中からはナゾのカメ、バカメも仲間に加わって、今日は宝探し、明日は竜宮城へと目的も行き先もない、気ままな旅をするのだデー!途中でフライデーの顔や口調が変わっちゃうのはご愛敬だデー!
秀才だけどケンカはまるっきりダメな小学生・虎太(とらた)と、ガキ大将がそのまま大人になったような父ちゃん、まるで正反対な父子のにぎやかな日常を描いたファミリーコメディ。同級生の健次(けんじ)に殴られて帰ってきた虎太は、一発も殴り返さなかった事に腹を立てた父ちゃんに連れられて、健児とケンカの続きをするハメになるのだが……!?
ガンツ先生の許しを得ずにロボット・ランドから家出してきた、真っ赤なボディーのロボットの名前は「ロボコン」。人間の為になんでもするように作られたサービスロボットの一体だ。たくさんサービスをして成績を向上させ、ハート印を増やすのがロボットの目的だけど、ロボコンのハートは、まだ一つだけ……。特撮テレビの放映も同時に始まり、超合金が社会現象にもなったロボットコメディ。コミック版ロボコンの暴走っぷりは必見!
警察が地方自治体によって分割半民営化された日本。治安は荒れ、犯罪者には賞金が賭けられ、それを専門とする賞金稼ぎも現れていた。進之介は矢間下町のぐうたら「保安官(シェリフ)」。武器は必殺の指撃ちパチンコと、鉄壁の鉄ゲタ。矢間下町だけの治安を守っている。一歩町の外に出れば、彼も立派なチンピラってわけだ。そんなある日、矢間下町に逃げ込んできた賞金首を捕まえた進之介だったが…? 配信中の「ハンター・キャッツ」は本作の続編。
ギャグマンガの巨匠・赤塚不二夫の代表作は多数あるが、この作品はギャグマンガでありながらブラックユーモアに富み、善人を登場させず悪の肯定を貫くスタイルを持つ異色作。これぞ、まさに赤塚ワールドのダークサイド!?悪いことはどんどんやりなさい、正義なんてけしからん!小学校では万引きのやり方を勉強、夏休みの自由研究は父親の毒殺日記、3時のおやつは愛犬ペスの4本足でフライドチキン、家庭教師は家のものを盗み、夜になったら町はドロボーたちでいっぱい!そんなワルい奴ばかりのワルワルワールドで、タロたち家族は悪どく生きていく!目玉のおまわりさんも大活躍!?全14編収録!
善人なのにどこかズレてる中学生・天海(てんかい)くんの愉快な活躍を描いた学園ギャグコメディ。「ドーモドーモ」とニコニコ顔で転校してきた天海くんは、クラスの親分に目をつけられてイスを隠されるイジメを受ける。それでもニコニコ顔でイスに座るふりをする天海くんに腹を立てた親分は、教室でバットを振り回して暴れるが、疲れて大変だからと親分を気遣った天海くんが代わって教室をメチャクチャに……!?
前作『少年フライデー』がいつの間にやら『のらガキ』になって始まったこの作品は、捨て子の「のらガキ」と育ての親・ネコの「かあちゃん」が仲良く、そしてたくましく生きる様を、赤塚ギャグにほんのちょっぴり涙ポロリの人情を加えて描いた異色作!!かあちゃんとともに新しい町へとやってきたのらガキ。町の悪ガキにかあちゃんがいじめられ、小学校では「母親がネコだから」と入学を拒否されてしまう。でも何を言われようとのらガキはかあちゃんのことが大好き!今日もたくましく生きるのだ!!全14編収録。
赤塚不二夫がお得意のギャグにほんのちょっぴり感動をプラスして描く“母の愛”!!運送屋で働く山田には秘密があった。職場では独身男性として働いているが、家に帰れば……母ちゃんなのだ!息子・太郎のために男装してがんばる母ちゃんの姿は何よりも美しい!
ギャグ絵と劇画が入り交じるパロディマンガとして話題になり、多くのマニアを生み出した伝説の「ホモホモ7」が待望の完全版で登場!ギャグタッチと超劇画タッチで描かれるホモホモブロックとレスレスブロックの戦いは、時代を経ても色あせない斬新性でパロディてんこもり!※本編はSG企画版「ホモホモセブン」と一部内容が重複しています。
少林寺拳法道場主の息子・海城ツヨシ。ある日、彼は父の元に届いたコスチュームを身に着けろと命じられる。超人的な力を発揮できる、そのコスチュームを身に着け仲間と戦え、と言い遺し、父は殺される!敵は国際的な死の商人「黒十字軍」。そして、世界各国が手を結び、対「黒十字軍」として組織された影の軍隊が「EGL(イーグル)」だった。EGL日本ブロック・関東支部所属部隊「ゴレンジャー」よ、今、立ち上がれ!!
天国のお母さんがくれたふしぎなキャンデーは、ひとつたべると十年も年をとったり、若がえったりする魔法のキャンデーだった!!児童漫画の名作『ふしぎなメルモ』ほか、『冒険ルビ』を収録して贈る、ファン待望の一冊!
よたろうは大工の家の次男。仲の悪い家族にあって明るいよたろう。後半、メグミちゃんが登場!1~2巻はギャグマンガですが、2巻の後半から友情や正義、努力などをテーマにした学園ストーリーに変化します。忘れかけていた子供の世界がよみがえる!
息子は息子、親は親、それぞれで稼いで生活する奇妙な親子関係のゴン父子の、ハチャメチャな日常を描いた赤塚不二夫のシュールギャグ作品。大工と酒を飲んでゴキゲンなゴンのおやじだぞ。そこへ仲間に入れてくれって変なおじさんがきたぞ!ええっ?ゴンの学校の先生だって?それがどうした、スルメだってやらないぞ!だって、我が家は別々に暮らしているから、ゴンの事なんか関係ないもんね!サンデー連載時の扉絵や編集者によるアオリも“そのまま”収録した特別編集だ!
かつて「週刊少年ジャンプ」で連載され、破壊力抜群のギャグで大人気を呼んだ傑作ギャグマンガがイーブックで復活。――友情学園野球部はトンデモ野球部。いまだかつて試合で勝ったことがなく、部員も老人監督とキャプテン定岡の二人のみ。この最強の極楽コンビが驚天動地の大騒動を巻き起こす!
赤塚不二夫流解釈で綴られる、ギャグにびっしり包まれた旧約聖書・創世記といった趣の作品で、そのギャグも下ネタ、ダジャレ、楽屋落ち連発で、飲み屋で構想されたのでは?といぶかってしまうようなレベルのものが殆どという、まさに赤塚ワールド炸裂の作品です。この漫画は1975年発表ですが、今の感覚で見るとコマ割りが素直で、背景の書き込みが少なく、画面全体が白く感じられます。ギャグの破天荒さとともに、意外なほどオーソドックスで手堅い画面構成も印象に残りました。