よわむしぺだる
あらすじ
ママチャリで激坂を登り、秋葉原通い、往復90km!!アニメにゲーム、ガシャポンフィギュアを愛する高校生・小野田坂道、驚異の激コギ!!ワクワクの本格高校自転車ロードレース巨編!!
よわむしぺだる すぺあばいく
あらすじ
「その穴か…開けたのはオレッショ」。部室の壁に大きな穴を発見した鳴子と坂道に、巻島からの突然の告白。巻島先輩の過去にいったい何が…!!?チームの大黒柱3年生!その記憶を紐解くもう一つの「弱虫ペダル」。本編では描かれない珠玉のサイドストーリー集!!【巻島裕介1~4】【新開隼人1・2】【東堂尽八1~4】を収録。
おりたたぶ
あらすじ
春。自転車が大好きな女の子・鳴嶋ゆうみは、同じく自転車好きの少女・滝沢奈緒と出会い仲良しに。折り畳み自転車を通して彼女たちは交友を深め、かけがえのない絆を育んでいき…。そして今日も彼女たちは、折り畳み自転車に乗って新しい世界に踏み出し、素敵な出会いに心躍らせるのです! ゆるかわ折り畳み自転車マンガの始まりです!!
さいくるやろう
あらすじ
ケンカをすれば負けてばかり、試験の点数は常に50点以下と、何をやっても中途半端な中学生・丸井輪太郎。ひょんなことがきっかけで自転車ロードレースに出場した輪太郎は、オリンピックをめざす坂巻と同着優勝を果たす。将来、家業の自転車屋を継ぐことを決意した輪太郎は修行のため自転車で日本一周の旅に出かけるのだが……。
おーばーどらいぶ
あらすじ
胸がズキン、手に汗ギュッ。“熱さ”だらけの自転車×青春ストーリー!! ――片想い中のゆきちゃんから自転車部に勧誘された、篠崎(しのざき)ミコト15歳。天にも昇る気持ちだけれど、そーいやボクは、自転車にすら乗れないダメな子だった!! 猛烈にヘコみまくるミコトだけれど、「君には天性のココロの強さがある」と口説かれて……!? 各誌大絶賛の、自転車ロードレース物語。もうくすぶらない青春……ここに開幕!!
つーる
あらすじ
強い海風が吹きすさぶ港町に住む日出島ヒイロは、サイクルロードレース全日本チャンピオンを父に持つ10歳少年。誕生日プレゼントに憧れのロードバイクをプレゼントされたヒイロは、自転車選手とって最大の敵と言っても過言ではい「風」を読むことに関して、非凡な才能を見せる…。サイクルロードレースの最高峰、ツール・ド・フランス総合優勝という大きな夢を目指す、超本格ロードレースストーリー、ここにグランデパール!!
たびぎゃるにっぽんじゅうだんちゃりきこー
あらすじ
鹿児島に住むギャル・道端ミチカ。極度の乗り物酔い体質で、乗り物を想像するだけで吐いてしまうほど…。だが、北海道に住む親友の結婚を祝うため一大決心!唯一乗れる自転車で鹿児島から北海道を目指すことに…!?
とうきょうからひろしままではしってみた
あらすじ
あれはサンフレッチェ広島がJ2に居た2008年。その9月15日。自転車に誘われて、走り出した。少し変な自転車のリカンベントで、東京から広島へ。そんな記録のマンガです。本文37ページ。
まうんてんきっど
あらすじ
時は未来―。タイヤ付きの自転車は道路交通法で禁止され空気の力で走るエアーバイクが一般的だった。昔ながらのタイヤ付き自転車に魅了された少年「狼(ウルフ)」が未来警察を相手に大暴れする近未来自転車コミック!
しゅっぱつしんこー
あらすじ
城南東高校に転校して来た和田久平は、切れ痔に便秘が重なる絶望的なお尻の持ち主。転校初日に、自転車同好会に所属する芦原乙女にひとめボレ。同会に入会することに! 乙女にいいところを見せたい久平は、お尻への負担を覚悟でモトクロス競技に出場するが…! 表題作ほか、新人警官が暴力団を相手に活躍する『異常ナシ』収録。
がーるずろーどばいく
あらすじ
激走美少女×自転車×ガチレース!! 最上まくるは坂は遅いが、平地は激早なスプリンター。舞台は山や坂に囲まれた山梨。そんな場所でスプリンターのまくるは活躍できるのか!? 勝利のためにスピード上げて今日も踏む!! 女子高生×自転車×ガチレースの本格ロードレース漫画始動!
かましたらんかい
あらすじ
「君の才能は、競輪向きや!」 サッカー選手を目指す17歳の的場中(まとばあたる)。だが、多くのスカウトが集まる県予選決勝で、まさかの自殺点を入れてしまう。個人技向きな自分を自覚しサッカーを諦めた中たが、思いもかけぬスカウトが秘められた才能を見抜く。それは──ケイリン!? 「たかがチャリ」と乗り気でなかった中だが、メットをかぶりレーサー(競技用自転車)にまたがって……。それが中の新たな旅立ちとなる!
あれあれあれ
あらすじ
かつて幼馴染みのたまこと交わした約束を守るため、進学した高校で自転車部の創部を決めたハジメ。だが、たまこに才能を見込まれたのは、ハジメだけではなかった! 期待の俊英が描く、熱くて笑える自転車ラブコメディー、ここに始動!!
ちゃりにのれない
あらすじ
チャリに乗れない!哀しき少年達がいた……。彼らはこける!こける!清々しいくらいにこける!いつかチャリに乗れる!その日を夢見て。チャリに青春を捧げた少年達のクレイジー部活DAYS!
ばいきんぐす
あらすじ
一本木一途はどんくさく、何をしてもドジばかりの高校生。何をやっても不器用な一途の特技が店の出前。小学生の頃から乗っている自転車の速さは折り紙付き。ある日、食い逃げ犯を追いかけていた一途を見た同級生の宮田すばるは一途を自分が所属しているチーム・サイクロンに誘う。何事も最後までやり通す一途のロードレースへの挑戦が始まる…!!
みなみかまくらこうこうじょしじてんしゃぶ
あらすじ
長崎から鎌倉に引っ越してきた舞春ひろみは、小さい頃に乗った以来のひさびさの自転車でこれから三年間を過ごすこととなる南鎌倉高校へと出発する。彼女は高校生活の中で素敵な仲間達と一緒に、自転車の楽しさ、日常生活の素晴らしさを発見していく――。松本規之がおくる、さわやか女子自転車漫画スタート!!
新刊が出るたび読んでいるが、現時点で56巻まで出ているので序盤の熱量をもう一度確認したくなって読み返してみた。 やはりすごい熱量。 読んでいるだけで体が熱くなってきて今すぐに自転車で飛び出したくなる。 高校に入学した小野田坂道が自転車競技に出会い、隠された才能を発揮し、のめり込んでいく熱血青春スポーツ漫画だ。 この漫画のすごいところは、話の導入部分がものすごく丁寧で、違和感なく自転車競技というものに興味を持たせられるところだ。 主人公の小野田坂道は自転車になんか全く興味がなく、アニメ研究会に入ろうとするが人数が足りず休部になっていて部員勧誘をするも集まらず途方に暮れていた。 まず、主人公が自転車に興味がないのがポイントで、多くの読者と同じ目線に立っているのでとても共感できる。 そして、アニメ好きで節約したいからといって千葉県から秋葉原までの約45km、往復90kmをほぼ毎日ママチャリで走っているという。 もう、自転車に向いてそうで才能を発揮してくれそうな説得力あるエピソードが分かりやすい。 同世代ではトップレベルの自転車やってる同級生が、偶然学校前の激坂を歌いながらママチャリで登る小野田を目撃し、ハンデ込みで勝負を挑むが、僅差で小野田は負ける。 しかし、全くの素人相手に僅差の勝負だったことで、彼は小野田の才能を認め自転車部に勧誘する。 ここでいよいよ自転車の才能があることが発覚してきて、あとはそれを疑う周囲の人に実力を見せつけるのみとなってくる。 ここから面白いのが、小野田の成長と、ママチャリと自転車レースで必須な速く走ることに特化したロードバイクとの違いを丁寧に描いていくのだ。 まず、適切なサドルの高さにすることでこぐ力が完全に伝わり、ギアがつくことでさら速くなる。その感動を喜びの新しい発見の感情として表現してくれている。 そして、ここまではまだママチャリだったが、レースに参加することでギアとかサドルとか関係なく完全なロードバイクとの性能差を見せつけられ愕然とする。 しかしここでママチャリですらかなり速かった小野田がロードバイクを手にすることで爆速となり部員をごぼう抜き! ここまでで自転車競技用のロードバイクってすごいんだ!乗りたい!となるほどに分かりやすく描かれている。 そしてここから小野田本人の成長物語へと移行していき、1年目のインターハイが終わるまで30巻近く使う。 これって、実はあのスラムダンクと似たような構図なのだ。 バスケに興味が無い桜木花道、異様なジャンプ力を発揮し才能がチラつき、バスケの勝負のアツさや桜木花道の成長を描いていき、インターハイを描き終わるのに約30巻。 4月~インターハイの終わりまでの短期間をここまで濃くアツく描けている点など共通点がたくさんある。 これで名作にならないわけがない。 そしてスラムダンクは熱量が下がったその後を描きたくないとのことでそこで終わったが、弱虫ペダルはその後もきっちり描き、2年目のインターハイもものすごくアツい展開になってきている。 僕たちはいま、後世に語り継がれる伝説的な漫画が誕生しつつあるリアルタイムの連載を追えていることに幸せを感じた方がいいのかもしれない。