良い1話だったな、展開が爆速で ゆーくんが坊ちゃん刈りなのが何よりもツボかもしんない
バンド・デシネスタイルの描き込みの細かさ、サイケデリックなコマ割り、ぶっ飛んだストーリー 来世も読みたい漫画
■6巻まで読了 肉食獣たちの反社組織「シシ組」が、「ライオン組」でも「獅子組」でもなくなぜカタカナだったのかが伏線回収される。「ししおどし」の「しし」ってことね。 社会派だったり哲学的だったりする部分がフォーカスされやすいけど、結構しっかり少年漫画してるところも好き。 思春期の時分に読んでいたらがっつり性癖歪められていたかもしれない。
「これを読まずして、80年代のサブカル・コミックは語れない。」とあらすじに書いてあり「そ、そこまで断言するんだ!」と思ったので読んでみました。もちろんタイトルと何だかすごい漫画らしいと言うことはぼんやりと知っていたのですが、こんな話だったとは…。これはネタバレなしで読んだ方がいいですね。でも誰にでもオススメできる漫画ではないから難しい。子供が読んだら確実にトラウマになるやつです!!私は「ここまで徹底的にやるってすげーな!」と読んでいて笑いが込み上げてきました。メインの山場が2つありますがどちらもヤバいですね。作者のあとがきにあった「当時ガロを印刷してた職人さんも、これにはたいそう気を悪くされたそうだ。」にじわじわきました(笑)。
作中では何度か○し屋連中が『正義の味方ぶるな』と怒る描写があるが、あれは「○しを正当化する」ような姿勢にカチンときたのではないか。むろん自らを最強の「悪」と表現する幼稚園側に正当化してるつもりは全くない。だが善悪を区別することすらできず幸せも平和な世界も望めない〇し屋が最も嫌うのは「犯罪まがいの真似をしながらヒーローを気取る半端者」ではないのかと思う。現実でも路駐の車やナンバーをネットで晒したり私人逮捕系のyoutuberなどやたらと他罰的な正義感を振りかざす奴は多い。 対照的に〇し屋の世界は〇すか〇されるかの世界だから善悪の入り込む余地はない。金のためなら○すと言うくせに金を出すと言う命乞いには耳を貸さず、標的が女子供でもきっちり○す(責任感)は○しが非道だと知ってるからこそ持てたのだ。
※ネタバレを含むクチコミです。
現役の女子高生が家事代行のアルバイトを、男性の一人暮らし宅(しかも在宅中に)で、たったひとりで行うという、超非常識で非現実的な点にだけ目をつぶれば(本当は椿町ロンリープラネットくらい過酷な背景がないとフィクションと割り切って読めない…)漫画家のネタだしを女子高生が助けるという設定は楽しくていいと思います。
不器用でみんなに勘違いされがちだけど好きな人にはまっすぐなところがキュンとしました。大崎くん推せます。読切かと思ったら連載で嬉しい(^^)
花とゆめの作品がまさかのヤングアニマルに出張掲載。単行本発売の告知とはいえあまり見ない現象で、興味深く読みました。当方、女性なのでこれかなり好きだな…と感じました。単行本買おうかな。
湘南エリア限定の美味しいラーメン屋教えてくれる漫画 個人的にはめちゃくちゃ面白かったし、もっと続いて欲しかった 本当に美味い店多い、再現度高い、ローカル/スパロボなど小ネタ楽しい 湘南とらーめんに思い出のある人にはオススメ スルメ漫画
淡島歌劇学校合宿所、通称寄宿舎で生活する少女たち+αの青春群像劇 メインは少女たちなんだけど、歌劇学校で今は教鞭をとっている先生の若い頃の話とか、昔やめてしまった人の話とかもある。 レッスンの話そんなにない。どちらかというと熾烈なトップ争いのある歌劇学校で屈折してしまった姿とかそれでも真っ直ぐ生きようとしている生き様的なところがメイン。これからはレッスンの話も増えるかもしれないけど。 今のところ1巻が出ていて、この夏に2巻がでる予定らしい 試し読みは1話だけできる模様! http://webcomic.ohtabooks.com/awazima/
めちゃコミックで配信されてる分全部読んでしまった〜。良いですねえこういう純愛は。歳のせいかな?なんか泣いちゃう。 でもまだふたりはすれ違ったまま…早くお互いの気持ちに気づいてよ…ッ!! ただ気づいたらその時点でこの漫画が終わってしまうよね。 きっとラストはこれ以上ない幸せが待っているだろうことはわかるけど、ずっと読んでいたい気持ちもある。フクザツ。
起承転で終わり!という感じだったけど絵面は面白かったしちっちゃな死神が大きな死神達を殲滅するのが爽快だった
横山光輝『三国志』の執筆開始から50年を記念して作られたフルカラー版。 1/29時点では、まだ3巻しか出ていない上に、ページ数は非常に少ない。しかし特価で1冊110円とお安かったので購入してみた。 「色鮮やか」とまでは行かないものの、原作の雰囲気に合わせたシンプルな色使いで、とても良いと思う。 しかもフキダシの人名や地名が総ルビになっており、読みやすさも向上している。 「黄河」がめちゃくちゃ青かったのは意外だった!
1話目からインパクトが凄い始まり方だったが導入だけで作品の方向性を決めつけることなかれ。物語は徐々に変質して「怪物」を巡って群像劇が渦巻いてゆく。この面白さをどう説明すればいいのかわからないので読んでくれとしか言えない。万人受けはしないかもしれないけど、風変わりな面白い漫画を求めてる人にはぴったりの作品だと思う。ヴェ。
閉塞感が半端ない。ページを捲っても捲っても逃れられない絶望に、読んでるコチラまで息が苦しくなった。心から信じられる人が誰もいない状況で、果たして佐竹は無事に此処から逃げ切ることが出来るのだろうか。…それにしても、この村の住人は皆どこか狂っている。いや、どこかどころじゃないか(笑) 狭いコミュニティの中に長年属していると、人はいつしか己が毒されている事にも気づけなくなってしまうものなのか…。 タイトル「イトミミズ」は、狭く暗い闇の中でもがく人々の姿を例えているのかな?と感じた。
銀座のお寿司屋さんの三代目が主人公です。 作者の食材や生産者に対する想いがすごく伝わってきます。食材の数だけ人情あふれる物語があるんですよね。 魚の知識など、自分が知らないことを知ることができます。 読むとお寿司を食べたくなりますね。(でも銀座の寿司は難しいですがw) 回らないお寿司屋さんに行く前に1度読んでみる事をおすすめします。 お寿司とは関係ないですが、パッと出てきた普通の女性と主人公が結婚してとてもびっくりしました。
1巻読了。 気持ちいい、カッコよさ!! 皆が憧れる、柴千春♪ ポケットに手を突っ込んだまま戦える能力を兼ね備えている。 独特の風貌も姿勢もすべて自己流。 これから、伝説の始まりを見届けることになる。
「きみにかわれるまえに」と基本的なテーマは同じ新シリーズというかんじでしょうか。 ここ1年、在宅時間が増えたことでペットを飼い始める人が急増したものの、実際飼ってみると思ったほどラクじゃなかったなどというような理由で保健所に連れてこられるペットも増えているという事実があるんだと思います。 佐山さん「犬を捨てる奴はリアル犬死にする会」で頑張れ!
千田大輔氏は私が注目している漫画家の一人で、新作の度にガラッと作風を変えつつ前作の長所を部分的に踏襲したりと、決して誰にでもおススメの作風では無いが、そこまでの長編ではない事も手伝い、もしおススメするならネタバレも無い「ネクストワン」(次の新作)をお勧めしたくなる稀有な作家である。 そんな千田大輔氏が少年漫画の枠を飛び越え、とうとう青年漫画に来ると聞いた時は大変に期待していた。 今までも挑戦的な作品を出していたが、少年漫画という枠である限り、その身に鎖を付けられているようなもどかしさはどうしても感じたし、しかも今度は「閉鎖空間ハーレム」、「底辺男の逆襲劇」などと言う煽り文が躍るとなると期待はさらに膨れ上がった。 あらすじとしては高校の同窓会で母校に先に来ていた8人だが、何故か外部と断絶した空間となり、現在無職の主人公ハルカはみんな立派に就職している姿にイラつきながらも、唯一の男手として頼られているが、高校時代にイジメから助けた大学院生のみもりは、白馬の王子様としてずっと好きだったハルカとこの状況を利用して関係を持ち、さらにハルカの為にとことん尽くそうと白馬の王子様をハーレムの王様にしようと奮闘していく。 今までもかわいい美少女を描き、特殊な状況で変化する精神状態に優れた筆致を感じた物だし、前作「ヒロインは絶望しました」の底辺男とは異なり、高校時代は正義感も有りクラスの中心人物だった好漢だが社会人としては世間に馴染めず、バイトを転々とした末に現在無職と言う、一流大学を出ながらニートという話を聞く事も多い現代じゃ中々に共感を覚える人も居そうなキャラ造形で、閉鎖が解放されるにせよ報われて欲しいとも思うし、みもりちゃんは腹黒だけど健気すぎて可愛いし、他のヒロインも流石千田大輔氏というかわいさあふれるデザインだし、閉鎖状況で変化していく人間関係は見応えもある。 しかし…しかしだ… 乳 首 を 出 せ ! ! 本当ここにめちゃくちゃ怒りを覚える、やっと来た青年誌、しかもハーレム物、掲載はヤンマガWeb、コレで乳首を出さないというのは既に「ハーレムエンドはしません」というネタバレ「この作品はエロメインじゃないので」とでも言いたげなお高く留まった目線を感じざるを得ない。 そうじゃないだろ!やっと少年漫画よりも自由に、あなたの実力を全開にできる場所に来たんじゃないか!サスペンスもエロも!全部に全力投球したあなたが見たいんだよ!! そりゃヒロインの一人が人妻という時点でハーレムになってもヤバそうな雰囲気ぷんぷんしてるけど…いわゆるハーレム物がカラッとした爽やかで光属性でライトな物が主流の中、インモラルでダークでヘヴィなハーレム物ってのはそれだけで見応えも有るんだし、そっちの方向でも楽しみたいのも一つの本音なのだ。 同じwebに酒飲んで人妻とやりまくってる漫画や、殺人鬼の人格乗った美少女エログロバトルやら、皆載ってる作品はエロだって商業誌のゾーンに全力のストレートを投げた上で強力な変化球も用いて勝負している訳で、マガポケ時代に比べて球速は確かに上がっているが、周りのスピードに比べたら遅いし、コントロールが効きすぎてる印象は否めない。 あなたが全力のストレートを投げている証として、ヤンマガwebという場所で描くのはマガポケ時代の千田大輔とは違う、この上ない証明となり得るのは、乳首を出すという事だと私は声を大にして言いたい! まだ始まったばかりでハーレムやハルカ、みもりちゃんの行く末は大変気になるが、だがそれでもようやく青年漫画に来たというのに乳首を出さない事に対しては怒りを覚える、どうか2巻以降は全てに全力投球した姿を見たい。具体的には単行本乳首修正である。 なおこの感想はオタ系キュレーションサイト、DLチャンネルにも同様の物を投稿する予定の物を改変しております、盗作ではございません。
園長やレオの「人○しは幸せを望んではいけない」という言葉はどこか違和感を感じる。 「幸せになれない」とか「幸せになったらいけない」という第三者目線ではなく「なれるけど望んでは駄目」という加害者側から見たようなフレーズは他ならぬ自分自身にも言い聞かせてるようだ。 彼女たちもまた、心から非情になり切れていない。芯から冷徹なら今まで○した者たちの人生や魂まで背負う覚悟ができないから。
Webヤンマガで連載が始まった「カラミざかり」のリメイク版。 https://yanmaga.jp/comics/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%81%96%E3%81%8B%E3%82%8A_%E3%83%9C%E3%82%AF%E3%81%AE%E3%81%BB%E3%82%93%E3%81%A8%E3%81%A8%E5%90%9B%E3%81%AE%E5%98%98/61f5ba8bfd48a5437eac286d90b74d5c 1話目が公開されたので読んでみたけど、めちゃくちゃ爽やかな雰囲気の漫画になってるw 作画は、ヤンマガで「乃木坂の詩」を描いていた御池慧(みいけけい)氏。原作版と内容を変えて、エロ無しでやるのだろうか。
とにかく顔がよく、それ故に話したこともない女子からもモテて困っている男子高校生・熱海くんには気になる人がいる。それは一学年上の先輩・足立くん。中学卒業時に当時好きだった男子に告白するも「それ違うと思う」と言われて以来、恋愛感情とはなにか?を考え続ける日々。そして足立くんとの距離も少しずつ縮まる中で、足立くんへの思いが"恋"かもしれないと気づくのですが…という話です。という話なんですが、少なくともそれは第1話がそうだったというだけで、読んだ方はわかると思いますが2話以降、どうなるのか予想がつくようで、つかない。笑 悩みながらもどこかあっけらかんとしている熱海くんに、どんな恋が待ってるのか。目が離せません。
18年間ムショ暮らしを続けたヤクザ幹部が出所。しかし時代は、ヤクザ業界にもコンプライアンスの風が吹き荒れる、暴対法施行後の社会に変わっていた。組織にも世間にも馴染めない主人公は何とか失ったものを取り戻そうとするが…というお話。 もう冒頭の銃撃シーンからすでにシブい。(ああ、ヒットマンが拳銃を打ち込む距離感ってコレだよな…!) そして、洗練された仁義なきセリフの数々…。平成後期は半グレ漫画が主流だったので、ちゃんと筋の通った任侠を見るとホント嬉しくなる。 たーし先生の描く任侠って、見た目はカッコ良くなくとも漢気が溢れていて、また独特の哀愁もあって好きだ。他のマンガとは一味違う良さがあると思う。平成の最後に、こんなに気合いの入った任侠モノが読めたことに感謝。
この漫画を読んでいた時は小学5年生でした。小学生の私には碁のルールなどさっぱりわかりませんでしたが、碁がわからない自分でもそれほど苦にならずに読めました。とてもおもしろかったです。ヒカルのライバルの男の子塔矢アキラが初登場した時は、ビジュアル的に女の子だと思っていたので、アキラが男だと知った時はすごく衝撃を受けたことを覚えています。
家族ぐるみで仲がいい幼なじみの唯緒(高校生)と渉(美術教師)は、唯緒の長年の想いが実り恋人同士でもあるけれど、渉が突然唯緒の高校へ異動してきてさあ大変!な話 これはお互いのためにも絶対に交際がバレてはいけない!と焦る唯緒だけど、渉は逆に「唯緒のためにもイチャつくのは家よりも学校が良い」というななめ上の持論を展開し…というのがありそうでなかった感じがしておもしろいなと思いました。
ビッグコミックオリジナルのデジタル版のみで始まった新連載。 子供の時から自分は美人だという自覚がある女が主人公。村中から「あの娘は玉の輿に乗るだろう」と噂されるほどだったのに、貧しい農家に嫁ぐことになってしまう。結婚してから夫の酒癖の悪さを知り、姑からはいびられ、寝たきりの舅の世話をしなければならない。この結婚は失敗だったという後悔からなのか、なぜか自分が産んだ長女の顔だけが化け物のように見えてしまう現象が起きていた。どうやら他の人には次に産まれた長男と同じように自分とそっくりな美しい子供に見えているらしい。 どうしても萩尾望都の「イグアナの娘」を思い出さずにはいられない設定ですが、さすが曽根富美子だなと思ったのは長女が血を流している時だけは可愛らしい顔に戻っているという点です。こうして母親である主人公は娘の身体を傷つけることで得られる一瞬の現実逃避の快感に目覚めてしまいます…。 隔月連載なので気長に追いながら感想書いてこうと思います!
男塾の授業はクソ面白い 直進行軍が特に良い
終始様子がおかしいけど生徒思いで子どもをなめてない先生が素敵だった。しかしアイドルオタクも度が過ぎるとあんなふうになるんだな…生徒たちの冷静なツッコミが良かった。 必ずしも好きなものや目指す夢があるべきてはないけど、もしあるのならば、どんな小さな規模からでも言いから発信することって大事だ。
2023年良かった読み切り。 めちゃくちゃ良いお話…なんだけど、なんでわざわざ曽山一寿賞(しかもレギュレーションがある)に応募しようと思ったんだ!?
学校である必要があるのか?と思うほど破天荒な荒くれ学生を集めた男塾。 当然学生は勉学などせずに、何故か次々と現れる謎の格闘集団と戦いを繰り広げる。 倒せば魅力的なキャラは仲間になり、次に更に強大な敵が現れるというバトル漫画の王道だった。 バトルにアクセントをつけたのは、新たな敵の格闘術の解説に引用される民明書房! 昔、1年上の不良に伝説を見ていた世代のオッサンなら誰でも知っているはず。 胡散臭い解説とアナグラム満載の当て字の流派名や起源をいかにも史実のように大真面目に記載しているのが最高だった。 ネットが無かった時代に盗用とか捏造とかを遥かに超えた偉大な架空書房よ永遠に!
空から天使が降ってきて同居するギャグ漫画です。 この堕天使、生活力がゼロな所がイイ…。 お風呂とか一緒に入っても平気なくせに胸に手が当たった時恥じらうとか…そういうとこが可愛いです!
魔法少女リリカルなのは以降~魔法少女まどか☆マギカ以前、魔法少女ネタ枠として今よりかなり珍しく先駆的作品だった気がします。出オチかと思いきや期待をいい意味で裏切る骨太なストーリーで、10年近く経つ今も続く長寿作品となりました。 今や溢れかえって出尽くしたようも思える「ネタ枠」(TS&女装の「魔法少女俺」やコワモテ表紙の「間違った子を魔法少女にしてしまった」)と比べても見劣りどころかひと際目立つ強烈な個性も人気の要因でしょう※画像参照 推しポイントとして、彼我の戦力さなどからくる絶望感や無力感の演出がスゴイです。同じ作者の「お気の毒ですが、冒険の書は魔王のモノになりました。」などはそれを煮詰めたようなダークな作品で、とても良質な絶望が味わえます。 本作中、魔族同士の戦争や政争に少女たちが巻き込まれていくなかで、作者の結構偏ったイデオロギー的な考えをキャラクターに代弁させている節が少なからずあり、そこが肌に合わないという人は多いかもしれません。それにさえ目をつぶれる読者にとっては面白い漫画だとは思います。
『青春しょんぼりクラブ』アサダニッキ先生の読切。「揚げない唐揚げ秋みょうがのピクルス添え」がただただ美味しそう!!ほうじ茶の出汁割り飲んでみたすぎる…! 月読くんの登場シーンで、伊賀の影丸とかCLAMP作品ばりのデカくて印象的な満月が描かれててちょっと笑ってしましました(すごく好きです)。 月読くんがなんで作りに来てくれてるのか謎なのがめっちゃ気になりますね。 こちらは「プロローグ読切」なるものだそうで、ということはいつか新連載が始まるって期待していいんでしょうか?楽しみです!
実は重いマンガだった
ただ短歌がピンとこなかったかな(シンプルに理解力がない可能性もありますが)。これは自分だけかも知れないけど文末に「春」を持ってくる手法?ちょっと面白いですよね
根本尚先生は、秋田書店系の雑誌にギャグマンガを執筆している漫画家です。 週刊少年チャンピオンを長年読んでいた方でしたら、「現代怪奇絵巻」は印象に残っていることと思います。 なお現代怪奇絵巻は単行本化未了でしたが(厳密には、一部の話のみ、シーモア限定で読めます。ただし携帯電話用のものなので、パソコンからは読めない。)、連載終了後の書下ろし部分は、最近kindleにまとまりました。 https://manba.co.jp/boards/196294 長らく不遇の時代が続いていたのですが、趣味で描いてコミティアで売っていた本格ミステリの「怪奇探偵・写楽炎」シリーズが、ミステリマニアとミステリ作家にウケて、非常に高く評価されたことから(具体的には、芦辺拓・有栖川有栖・二階堂黎人)、文春デジタル漫画館のラインナップに加わることとなりました。 https://manba.co.jp/boards/102998 …が、私が語りたいのは、「それ以外の作品」の話です。 まず私が好きなのは、「札幌の六畳一間」シリーズ。 https://manba.co.jp/boards/177553 エッセイ漫画です。具体的には、貧乏漫画家である主人公(根本先生)が苦労する様を赤裸々に描くコメディエッセイです。 皆さん好きでしょう、漫画家が貧乏生活を送るエッセイ! 「札幌の六畳一間」「続・札幌の六畳一間」「札幌の六畳一間 無料編」などがありますが、アンリミ又は無料で全部読めます。 ここから派生して、「競売物語」もあります。これはツイッターでそこそこバズってました。 https://note.com/nemotosho/n/nd6099a76df12 根本先生のエッセイ漫画は非常に面白く、「90年代ミステリ漫画講座」も良くできています。私はこれを読んで「監察医SAYOKO」を買いました(でもまだ読んでない。)。 https://note.com/nemotosho/n/n576e649d2598 https://note.com/nemotosho/n/nd98daacdbcd6 次に、「タイムスリップ・コレクター」。 https://manba.co.jp/boards/196295 初出はコミティアらしいのですが、最近電子化されて普通に読めるようになりました(これもアンリミで読めます。)。 根本先生は古書が趣味らしいのですが、「過去にタイムスリップして、現在ではプレミアがついている本を入手できたら…」という着想から生まれたと思われる作品です。 アイデアそのものはそれほど革新的というわけではないのですが、「実際にそうなった場合に直面するであろう苦労」が様々に描かれていて、楽しい作品です。 そして最後に、今回何より紹介したかったのが、「人形紳士」です! https://manba.co.jp/boards/196296 もともとは、今年の3月ころ、根本先生が272頁を一気に書き下ろして(ただしサインペン一発書きでネーム状態)、noteに発表した作品なのですが、私は存在自体を知りませんでした。 知るきっかけとなったのは、以下のツイートです。 https://twitter.com/mysteryEQ/status/1725849354626613601 ミステリ好きが選ぶ年間ランキングで、この作品が1位(ただし非小説作品内での1位)に選ばれた、という内容です。 へーそうなんだあ、しかも無料なんだ読んでみるか、と手を出してみたのですが…いやあ… 傑作でしたよ!! 根本先生の「怪奇探偵・写楽炎」シリーズはですね、マジで「本格」なんですよね。 つまり、トリック重視で、ある意味で、ドラマ部分はそれほど重視されない。まぁ変な犯人はいますが、主人公側のキャラクターは弱い。 これに対して、「人形紳士」は、トリックも良いのですが、それよりもとにかくドラマ部分、特に、主人公たちの関係性が良いんですよ。まさかの青春ミステリ!エモい! 根本先生がこういう作品を描けるというのは本当に新鮮な喜びなんですが、贔屓目なしでも名作であり、是非もっとたくさんの人に読まれてほしい作品です。 noteでも、kindleでも無料で読めますので、皆さんガンガン読んでください! なお、発表当時のツイッターでの反応が以下にまとまっています。 https://togetter.com/li/2099294 ぜひまたこういう方向性の作品を発表してほしい(なおそのときには普通にお金を払わせてほしい。)。 なお、サインペン一発書きで、ちょっと読みづらいところもありますので、ぜひ別の人の作画で読んでみたい作品でもあります。 どこかの編集部の方、よろしくお願いします!
良い1話だったな、展開が爆速で ゆーくんが坊ちゃん刈りなのが何よりもツボかもしんない