いま1話の次号予告見て気づいたけど「次回は年内に掲載予定です」だった
だいぶザックリしてて好きw
雨田青さんというお名前に見覚えがあるなと思ったら、20世紀初頭のアメリカを舞台にした中華系女優の短編を描かれた作者の方でした(
『明日の月はいつかの今人を照らす』)。
食堂はカードで払うというのは『兄に付ける薬はない!』で読んで知っていたのでおっとなりました。
主人公で“北清大学”ジャーナリズム学部の生徒・舒念(シュウ ニェン)は、美術学部の友人・徐来(シュ ライ)が彼女が作品を通じて発信していたSOSに気づかなかったこと。
生徒の自殺を隠蔽した大学。
それを容認するチューター。
「声が一つしかない」世界に、地に落ちる覚悟でドキュメンタリーで人々に見てもらうことを決意する。
「こんなこと起きて 大丈夫な方がおかしいでしょ…」
「私の」
「友達が」
「目の前で飛び降りたのよ………!!」
という言葉に胸に迫りました。
他人の事故ですら平静ではいられないのに、ましてや友達が自殺を図り、そしてそれほど苦しんでいたことに気づかなかったとなればどれだけ恐ろしいか…。
李牧青(リー ムーチン)がそばに居てくれて良かった。
人文系の学生が集ってるところが文系には共感しやすくて助かります。
あと完全に個人的な話ですが、先日、李姉妹監修の中国語3行日記が発売され中国語の勉強していることもあってすごくタイムリーでとても楽しめました。
北京にある北清大学で、ある者は学歴のため割り切って学生生活を送り、ある者は夢に破れ脱落し現代中国の社会のどこかへ消えてゆく。卒業を目前にした舒念(シュウ・ニエン)はドキュメンタリー作品を作って生活する夢と堅実な就職のどちらを選ぶか悩んでいた。憂さを晴らそうと一緒に酒を飲んでいた後輩の徐来(シュイ・ ライ)が、帰り道に入水自殺を図り、彼女の現実を目の当たりにした舒念は社会の矛盾を痛感する。その事件をきっかけに、舒念は他にも社会に黙殺されている小さな悲鳴に気づき、自分のドキュメンタリー作品に彼らを記録することで、何かを変えられるのではと決意した。国が違っても変わらない、未来を模索する若者たちを通し現代中国を描く! 今までになかった、今を生きる者たちの物語。
北京にある北清大学で、ある者は学歴のため割り切って学生生活を送り、ある者は夢に破れ脱落し現代中国の社会のどこかへ消えてゆく。卒業を目前にした舒念(シュウ・ニエン)はドキュメンタリー作品を作って生活する夢と堅実な就職のどちらを選ぶか悩んでいた。憂さを晴らそうと一緒に酒を飲んでいた後輩の徐来(シュイ・ ライ)が、帰り道に入水自殺を図り、彼女の現実を目の当たりにした舒念は社会の矛盾を痛感する。その事件をきっかけに、舒念は他にも社会に黙殺されている小さな悲鳴に気づき、自分のドキュメンタリー作品に彼らを記録することで、何かを変えられるのではと決意した。国が違っても変わらない、未来を模索する若者たちを通し現代中国を描く! 今までになかった、今を生きる者たちの物語。