中国の優秀な大学生がフィルムで描きだす「未来・人生・嘘」にコメントする
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人気のコメント

たか
たか
1年以上前
雨田青さんというお名前に見覚えがあるなと思ったら、20世紀初頭のアメリカを舞台にした中華系女優の短編を描かれた作者の方でした( 『明日の月はいつかの今人を照らす』)。 食堂はカードで払うというのは『兄に付ける薬はない!』で読んで知っていたのでおっとなりました。 主人公で“北清大学”ジャーナリズム学部の生徒・舒念(シュウ ニェン)は、美術学部の友人・徐来(シュ ライ)が彼女が作品を通じて発信していたSOSに気づかなかったこと。 生徒の自殺を隠蔽した大学。 それを容認するチューター。 「声が一つしかない」世界に、地に落ちる覚悟でドキュメンタリーで人々に見てもらうことを決意する。 >「こんなこと起きて 大丈夫な方がおかしいでしょ…」 >「私の」 >「友達が」 >「目の前で飛び降りたのよ………!!」 という言葉に胸に迫りました。 他人の事故ですら平静ではいられないのに、ましてや友達が自殺を図り、そしてそれほど苦しんでいたことに気づかなかったとなればどれだけ恐ろしいか…。 李牧青(リー ムーチン)がそばに居てくれて良かった。 人文系の学生が集ってるところが文系には共感しやすくて助かります。 あと完全に個人的な話ですが、先日、李姉妹監修の中国語3行日記が発売され中国語の勉強していることもあってすごくタイムリーでとても楽しめました。
雨田青さんというお名前に見覚えがあるなと思ったら、20世紀初頭のアメリカを舞台にした中華系女優...
こどもの楽園

今までの読切は好きでしたが。

こどもの楽園
名無し

本作について率直に述べると、作品全体を通して、物語運びの緩慢さと説得力の不足が目立ちました。 まず、ストーリーの構成に関して、冒頭からラストにかけて主人公に明確な変化がなく、物語としての推進力をほとんど感じられませんでした。 「人物が変わる」「状況が進む」という基本的な物語の骨格が欠けており、読後感も非常に希薄です。 冒頭2ページ2コマ目では、主人公が焦燥感を見せる描写がありますが、後半の感情から考えるに、その表情はおかしい気がしますし、内心の感情の動きが理解しにくいです。 読者が彼女に感情移入するための導線が極めて弱く、キャラクターへの興味を持続させにくい作りにもなっています。 先生や慰問客に対して主人公がどういう感情を抱いているのかすら不明瞭であり、物語の冒頭については、致命的な弱さを感じました。 作品の大部分が会話だけで進行しているにもかかわらず、その会話も、すでに最初から主人公がもっていた感情を繰り返すばかりで、主人公が新たな気づきを得るものでもなく、演出として動きがないことに加え、会話劇としても内容に発見がないため、単調さが際立ち、読んでいて強い退屈を覚えました。 さらに、物語に結論やメッセージ性が欠如しており、読者に丸投げする形になっている点も問題です。 テーマ自体には社会的意義を意識した意図があることは見受けられますが、それを掘り下げることなく、ただ表面的に「題材を取り上げた」だけにとどまっており、結果として浅いファッション的フェミニズムに見えてしまっています。 テーマを選ぶ以上、作者自身の視点や覚悟が作品ににじみ出るべきであり、それがないままテーマだけを扱うのは、むしろ逆効果になりかねません。 残念ながら、本作はテーマの重みを活かすだけの構成力も筆力も伴っていない、という印象を拭えませんでした。 前作でもフェミニズム的テーマを掘り下げきれないまま終わったと感じていましたが、その課題をそのままこちらでも感じた次第です。

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