1巻読了。 近畿地方のある場所・・・。 心霊スポットになっているダム、廃墟、トンネルの近くには、山があった。 それぞれの別々の事件、怪奇現象のように感じるが場所は、山を中心に広がっていることが判明。 この山とは、何なのか? 紐解いていくには、これから先も犠牲者が出るのか?! この現象に気づいた編集者は、どうなったのか?! 謎が深まるばかりである。
※ネタバレを含むクチコミです。
自分には経験がないので想像しかできないけど、結婚相手の親って、何なんだろう。家族と思えるものなんだろうか。あくまでも「他人の親」って感じもする。そこら辺の度合い?もこっち側とあっち側で違うだろうし。言われてみればこれって…みたいな気づきがある読切でした。
年齢的にどうしても親とか先生の気持ちのほうに共鳴してしまうので、瀬川くんとお母さんの教室でのやり取りのあとの先生のリアクションが効きました… 先生も瀬川くんへの対応が正解なのかどうか分からず、ずっと悩んでいたのかな。
収録されてる「犬で悪いか!!」という短編がらんま1/2を彷彿とする内容でした!鼻血が出ると犬になってしまう父子という設定もそうなんですけど、ノリがほぼ乱馬と玄馬です。ただ犬になった後は何をせずとも自然と人間に戻る、なぜか男が犬になってしまう家系、という曖昧なところもまだありこれがブラッシュアップされてあの傑作になるのか〜!と思うと感慨深いです。オチで「犬好きだから問題ないよ」って言ってくれる女の子が可愛いかった。
女の子の不良が主人公の純愛漫画。不良っていってもしっかり物理で殴り合う系の喧嘩をする不良。不良のマンガはそんなに好きじゃないけど、彼女のことは素直にかっこいい!と思えた。絵もめっちゃうまい。
「死にたくなさ」をこれでもかと感じられるいい読切。誰でも自分がいちばんかわいい。
まだ一話目しか読んでないけど、ちょっと大人なドキドキと高校生らしいピュアさがうまく同居してるとてもいい話でした。次の話も気になります。
リスクを背負って海に飛び込む1匹目のことをファーストペンギンというらしいです。この漫画はプールで出会った中学生の女の子に翻弄される男の話ですが、そのボーイッシュな女の子のことを男は最初から気になってたんですよね。でも女の子が声をかけてきた理由が「可愛い友達があなたのことを気になってるから」だったから、どうして自分を卑下するんだ!もっと大事にしろ!って怒るんです。よくぞ耐えた偉いぞ〜と思いますが、もし友達じゃなくて女の子から好きって言われてたらそんな風に拒絶できただろうか?ラストの「疲れたな…」という終わり方がカッコよかったけど、そうなってたらそれだけじゃ済まなかったかも。
内気で自己表現できない女子高生が、堂々とした転校生女子に引っ張られて演劇部を立ち上げる物語は、意外にも内気な主人公に脚本の才能がある一方で、転校生女子の方が焦っている様子が描かれる。読み始めの二人の印象は、少しずつ変わってゆく。 主人公も、そして転校生も、「本物」を得るために殻を破る必要に迫られる。次第に突きつけられる現実、問われる覚悟。その中で主人公は転校生の側にいるために、転校生は恐れている現実に抗うために、先へ進む。熱くて緊張感のある物語。 そこに高校生ながら劇団で活躍する「本物」の同級生、彼女らに当てられた新入生が加わり、学園祭のステージへ……この新入生の苦闘に引き摺り込まれる。 彼女はやりたいことがあるのに、その才能が決定的に欠ける人。その現実を突きつけられた彼女は、新たな道を模索するしかなかった。目指すものへの未練と、現実との葛藤……それでどこまでも若い時間を消費できると知っているので、彼女の先行きが俄然気になる。 高校演劇を描きながらプロの劇団と交流する点や、転校生と他の生徒との関係など「目指すものと現実の距離」「内部と外部」を意識的に描いて、冷静でシビアな視点がある物語。そんな中で主人公と転校生の関係は強固だが、互いに成長することでその絆がどのように変わってゆくのか、先が楽しみだ。
流行りの交際0日婚カップルですがチャラチャラしてないのがいいですね。とはいえ母性の塊のような健太さんにクールな千尋さんがふにゃふにゃになるやり取りにはいつもほっこりさせられます。でもなんといってもご飯が美味しそうなのがこの作品の醍醐味でしょう!!読んでると一度もやったことないのに炭火を起こして肉を焼きたくなります。舞台が静岡なのもいいですね。アウトドアしやすいし。海産物も美味しいし。最新話になると焼かない料理も出てきますがそれもまたよし。
推せる先輩がいるとか、推しに興味持たれないのがいいとか、推しと同じ世界線にいるのが解釈違いとか、めっっちゃくちゃわかる~~!!となりました。 でも最後1ページだけ予想外だった!そうくるのね!!3人で仲良く可愛くしててにっこりENDでした。ハッピーエンド!
冒頭の蓮池ちゃんの派手な見た目+大量の防犯ブザーでだいたいの展開が読めてしまってしんどかった~…そんでいいんちょの毒親…小野寺こころ先生って毒親の解像度高すぎない??怖すぎるぴ…。 最後まで読んでからレンコンの話してる蓮池ちゃんの心情を考えると…世の中のゴミカスさに吐きそうになる。いいんちょの苦しさもすごく分かる。人は見た目だけじゃなにを抱えているかわかんないもんだよねえ…。 大人になってもふたり交流があってよかったです。
率直な感想がこれです。きっっっつい。ぐろい。きしょい、うえぇ…と吐きたくなるほど。とにかくキモすぎるし、人によっては読んだら本当に吐くかも。でもめちゃくちゃ大事な漫画でもある…ので、早いうち若いうちに読むべきかなと思いました。 Twitterで見かけて読んで、その後感想とか漁ってたけど…全然スカッともスッキリともしないよ…延々にキツイよ。しんどいよ。ずっと胸の奥が重く苦しいです。 最後数ページはリアルっぽいし、実際にはるかのような子たちがいるかもしれないと思うと、本当に辛い。
いや、タイトル!誤解生むでしょ!…つーか絶対狙ってるよね(笑)。ヤクザ✕借金返済=銭湯営業?…絶対破産するヤツじゃん!と思いきや、意外とほのぼのした優しい世界。ま、シビアな面もあるにはあるが…。 ちなみに…デレてくる年下ヤクザが、めちゃくちゃタイプでヤバかった、とだけ報告しておこう(笑)。
第一部に続いて二部も一気に読んでしまった。二部では、巻頭に作者自身の言葉があり、そういう思いを抱えながら描いてたんだなというのが知れてよかっです。 バトルシーンもコミカルシーンも抜群に面白く、今後何度も読み返すことになりそうです。 個人的にはアザミが1番好きかな。
3巻まで既読。 アキが大阪勤務になってからのスタートで 基本2人が離れ離れで淋しい。 数ヶ月ごとに会えているけど進展が無いのはそのせいか? でも邪魔とか変な駆け引きみたいなのがなくて離れているのに安心なとこが好き。 登場するご飯は相変わらず美味しそう。 (コーラ煮食べたいー!) アキは関東に戻ってこれるのか?
とにかくアキが作るご飯が美味しそう! 大学生2人のルームシェアが楽しそうなのがすごく伝わってくる。 若いっていいなー😂 お互いが大切で仲良くて、でもこれ本当にBLなの?ってくらいラブにならず、就職で離れることになってようやく自覚した2人。 まだ「これから」なのでおかわり読みます。
面白かったです! 何か起きる話ではなく何も起きない話なんですが、こんなにハラハラさせられるとは…! 終盤に向けて高まっていく緊張感からの疲労感とそして、同時にホッとする気持ち。 中学生は子どもだよ…。頼むぜ世の中の男性たち…。 https://comic-action.com/episode/2550689798845330474
こんなふうに、まわりの大人がみんな優しい世界だったらいいな。イイダユウくんの将来が楽しみだ。
素晴らしかった! https://comic-days.com/episode/2550689798358795588?from=gmagakichi イジメから救ってくれた男子から告白され、なんとなく付き合うことにした気が弱いはるかだったが、その男子に対する周囲の評判は悪く、庇うたびにはるか自身が周囲から孤立していき…。 正義の味方のような顔をして強引に我を通し、自分で自分の機嫌もとれず、大切にしてくれないしひどい扱いすらしてくる。そういった男子の客観的な姿がゆっくりと浮かび上がっていくのが秀逸。 「デートDV」ってどれくらい知られているんだろう。そういう話をなかなか聞く機会が無いから、普通のDVは知っていても男で「デートDV」を知らない人は多いかもしれない。 このマンガをきっかけに知る人が増えて、保険の授業をちゃんと聞く奴になってほしいと切に願う。
絶対に全人類読め!!!!!年齢性別問わず読んだほうがいいです。恋愛とかなんとかではなく人間としてどうあるべきかというお話なので。 主人公のはるかは気弱な女の子。いじめから助けてくれた男の子と付き合うことになり、毎日幸せ……のはずなのになんかおかしい。 恥ずかしがり屋な自分に合わせてくれてるのかな、ちょっと強引だけど守ってくれてるのかな、みたいなところからじわじわと、でも一気におかしなことになっていく。 デートDVという言葉、もはや知らない人はいないだろう。でも、私されてます!とか自分やってます!と名乗り出る人はなかなかいない。 最初はそんなつもりなかったのかもしれない、自分でも気づかないうちにやっているのかもしれない。だからこそ、相手をよく見て話し合って関係を深めていかなければならない。 恋人でも友人でも親子でも他人でも一緒。当たり前のこと。 当たり前のことだけどできなくなっちゃったりするからご親切に学校で教えてくれてんだろ!人を人とも思ってないやつと授業真面目に聞いてないやつはカスですね。
母を亡くし、恋人に裏切られ、仕事を失って、人生どん底になったら、自分を捨てたはずの父親が迎えに来た。血の繋がらない13歳の妹と一緒に。最初は主人公のことを拒絶していた妹だったが、次第に2人は惹かれ合っていくようになる…。私のつたない説明だとエロ漫画みたいな展開を想像させてしまうかもしれませんが全然そんなんじゃないです。でもすごく人間的な生々しさがあります。 今回久しぶりに読み返して気づいたのはセリフが少ないということですね。説明的なセリフがない。モノローグがない。絵だけで魅せてるシーンが多いんですが、その絵もシンプルです。でも魅せ方が上手いので、兄妹の恋愛という重量感があるストーリーでも大味にならずに、些細な心の動きに集中しながら読み進めることが出来ます。2人が惹かれ合ったりするきっかけが一つの場面だけじゃなくて、心情の変化の重なりによってそうなってるので自然なんです。 ラストもいいんですよね〜。6年後を舞台にした第2章を描いて欲しいです。
絵がうますぎる。過去作全然読んで無かったことを少し後悔。
日々人工知能の存在が身近になっていく現代。このマンガではマキナという人工知能が人々のそばで体調管理や仕事などのサポートをしてくれます。マキナは人々にとって等しく便利でも、使う人間によってその存在が生活にどう影響するかはバラバラ。群像劇って感じの話になるのかな。近未来だけど親近感もあるマンガだと思いました。
今日ちょうどタイムラインに流れてきたので読んだ。意外性もなにもない、予想通りの結末。でもこんな経験してる人多いんじゃないだろうか。 主人公は20代の女の子。幼い頃の初恋の相手をずっと想い続けている。 想い続けると言えばいいように聞こえるが、実際やってることはネットストーカー。フォローしたりDM送ったりするわけでもなくSNSをずっと監視している。 卒アルを眺めたり手紙を読んだりよかったあの頃に想いを馳せるのではなくて、今を知れてしまうのも残酷だなあと思う。 思い出になってくれなくて、身近に感じてしまって、自分の今が更新されなくなってしまう。 便利すぎて余白を塗りつぶしちゃうみたいな感じなのかなあ。 とは言え、前を向ける作品になっているのがよかった。
繊細で心に残る良作だ。ヒロインとのせつない逃避行や、ゲイである主人公の抱える孤独に胸を痛めながらも、読後感はわりと悪くなかった。そしてあらためて考える。 「正しい道」とはいったい何だろう?…おそらく主人公にとっては、父親からずっと言われ続けた、呪いの言葉かもしれないが、父からすると、まったく違う想いから発言した言葉だ。この親子の溝の一番の原因は、やはり圧倒的に会話が足りていない事だろう。 この作品に登場する人々はみなそれぞれに苦い痛みを抱えている。誰の視点で物語を読むかによって見え方も違って見えるから不思議だ。
「ゆいちゃんの推し」「だめっ子みーちゃん」の棉きのし先生の過去作品。めちゃくちゃ王道ラブコメで可愛すぎた~!!西さんがずっと可愛い。お顔も性格も関西弁もすべて可愛い。そんな西さんとそのバックにつく人たちに振り回される主人公すずたも可愛い。「すずた!」って呼び方も可愛い。 棉きのし先生の絵柄本当に可愛くて好きです。ゆいちゃんやみーちゃんも良かったですが、こういったラブコメもとても良かったです!また描いてほしいな~。
なんかこう、色んな感情でぐちゃぐちゃになって最終的に泣きそうになりました。 主人公清水は、芸人の道を諦めアイドルに金を注ぎ込んでいる男。清水のどうしようもなくて焦ってるとことか、周りとの差にイラついてたりしてるのが読んでてすごく伝わってきてしんどかった。そんでもって家田がいい奴すぎる~~。最後までいい奴だし、ジョージもいい奴だし、すみれちゃんも最後までアイドルだった。 芸人でもそうでなくても実際に清水のような人間はたくさんいるだろうし、今作はそんなひとりのあるかもしれない物語。良くするのも悪くするのも自分次第なんだなぁと、改めて思い知らされたし考えさせられた。自分の足だけで立っていられるようになるのって、すごく大変。読めて良かった読切でした。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ ジーザスの続編でWebで連載していたのは知っていたけど読む機会がなくて読めていなかったが今回読んでみたがなんというか分かりにくかった。「ジーザス」、「闇のイージス」、「ALCBANE」、「死がふたりを分かつまで」を読んでいないと余計によくわからないんじゃないかな。周隆元は出ていいなかったよね? ・特に好きなところは? 俺の大好きな「火野豹二」と「24」が登場したこと。「火野豹二」にいたっては 「ジーザス」の時と同じぐらいよかったね ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 「ジーザス」、「闇のイージス」、「ALCBANE」、「死がふたりを分かつまで」を読まなくてもなんとなくはわかると思いますが、読んでから本作を読んだ方がいいと思います
シリアスなのかコメディなのかわかりかねる内容だけど、おもしろい。後編にも期待。
途中色々と、どういうことなのかよくわかんなかった。(作者さんにだけはわかってるんだろうけど。) でも、人と人との関係を、友達とか幼なじみとか、彼と彼女とかじゃなくて「誰々と誰々」と呼ぶのは、「そうだよなあ、本来は、関係は一つ一つ全部違うんだし、別に名前のついた枠に分類しなくていいんだよなあ」と納得した。
こんな子いたら頭おかしなるで
小学校のクラスの中という小さい社会におけるじっとりとした闇を描き出している。一方、終わり方で良い未来を感じさせてくれた。単純に暗い内容の作品ではなくって良かった。
https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/1277515/(JP)hoshinosan.pdf ここで読めます
ここで終わり!?終始ぞわぞわしました…なんだこれ…すごい…。どこからどこまでが本当なのか、夢なのか。全然わからなくて怖いです。えっマジで怖すぎる。夏にピッタリだ。 なんかうまく表現できないけど、先が気になってページをめくる手がとまらなくなる。終わり方も~…うわ~~…。なんともいえない気持ちにさせられました。
これってジャンル的にはなに漫画なんだ…!?お笑い?夢を追う物語?職の転向からの這い上がり?因果応報系?いや、主人公遊星のリアルな人間ドラマなのかも。あらすじ的にも群像劇が正しいのかも。だとしたら2話以降遊星以外にもがっつりスポットが当たる…?なんにせよ1話じゃまだわからん!けど登場人物たちそれぞれの性格が1話で結構掴みやすいなと思ったので、その可能性はある。というかそんな型にはめなくてもいいのかな。 ジャンルわかんなくても、とにかくこれからの展開がとても気になる。遊星の行きつく先はどこなんだろう。というか亮平たち大丈夫か…? 遊星の性格難アリなのはそうなんだけど、考え方は違えど「一人でいることのなにが怖いのか」っていうのは共感できる点でもあって…この答えを見つける物語、なのかもしれない。遊星の表情は結構可愛くて好きです。
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ やっぱりこの漫画、『交響詩篇エウレカセブン(漫画版)』のオマージュを取り入れたアクション漫画だ… ・特に好きなところは? ①「不条理」をキーワードにした伏線 ②物語が進むにつれて紐解かれていくガンタとシロの「秘密」による繋がり ③鷹見兄妹(羊と水名月)の確かな兄妹愛 ④グロ描写の裏にある「意外と王道な」少年漫画らしいシーン ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 万人受けしない漫画作品ですが、見る人が見れば名作に値する漫画であるのは事実です。『交響詩篇エウレカセブン(漫画版)』を読んでいるか否かは関係なく、もっと読まれてほしい…!
・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ スタイリッシュなスリラー・アクションでした…主人公に幸あれ… ・特に好きなところは? ①スタイリッシュな構図 ②現実と共通する社会問題(主に児童虐待)や複雑な心理描写によるサスペンス要素 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 遠藤達哉先生の初期作にして最高傑作のマンガです!たった2巻で完結してしまったけど、その2巻の中に作者の全てが詰まっています。遠藤先生が「思い入れのある作品」だと自負するのも頷けます。
全12編で構成されるオムニバスホラー。1つ1つはめちゃくちゃ短いにもかかわらず、すべての話を読み終えた後の満足感よ(笑)。 …不快で嫌な話しか無いはずなのに、思わずイッキ読みしちゃったじゃん。 ただし、非常に臭いがキツいので、お食事前の読書はあまりおすすめ出来ません(笑)。
この衝撃度合いといったら、『ランウェイで笑って』の第一話を読んだときに匹敵する。 軽快なノリと迫力のあるシリアスなバトルとの緩急が、新人離れという言葉すら失礼なほど完成度が高い。 あらすじの説明はあえて書かないでおこうと思う。まだ第一話とはいえ、説明の必要があると思えないほどシンプルで完璧なストーリーだからだ。 今後への伏線か?といくつか気になった点をメモ ・最初の故郷の島の名前が「ラニアケア」なのは、タイトル『ガラクシアス』と関係があるのか?(我々の住む天の川銀河を含むのがラニアケア超銀河団) ・もう一人の主人公の少年がフランシスコ・デ・ゴヤの絵画『我が子を喰らうサトゥルヌス』のパロディをしていたのは、これまでの旅の中で西洋の芸術に触れる機会があったからか?
イケメンでハイスペのドクター健将は子供の頃から幼馴染の燈に片思い。 燈のお見合い話がキッカケでお付き合いスタート。 同性婚も普通な世界で両家族からも大歓迎、職場も問題なし。 出来過ぎとも言えるけど要らないストレス展開よりずーーーっと楽しく読めた。 結婚式の花凛ちゃんのリングガールでもらい泣き。 とにかく溺愛の幸せいっぱい。
原作小説を中学生の時に読んだことがあります。当時は「民さんは野菊のような人だ」「政夫さんはリンドウのようね」という有名なやり取りにキュンとしながら読んで、恋が成就しなかった2人が別々の道を歩くことになり、民さんが嫁ぎ先で亡くなってしまうのにすごく衝撃を受けました。子供だった自分には時代背景がよく分かってなかったんだと思います。 齋藤なずな先生が漫画化したものを読んで、登場人物の心の機微が初めてよく理解できたような気がします。離れ離れになることが決まっても恋心を自覚してしまったから反論できなかったのが切ないですね。再会することなく民さんは亡くなってしまいますが、政夫にとってはいつまでも野菊のような人として心に残り続けることが救いだと思いました。 個人的に一番好きなのは「私のせいで死んでしまった」と政夫の母が取り乱すところです。あり過ぎるくらいの人間味があって原作を超えてました。
いい意味で誤解や異説の飛び交いそうな、多層構造のストーリーだったように思う。 主人公の一人である芦原(母)は、生意気な息子とモラハラ夫を見返すべく、息子の得意なサッカーで勝負を挑む。 前半は、ママさんたちが友情や努力によって青春を取り戻しながら、悪役(息子と夫)に挑むという物語で、この悪役というのがちょっとやり過ぎなくらいのヘイトタンクっぷりなのだ。その場限りのヘイトを買うキャラクターは、ヒーロー役の株を上げるための装置として少女漫画では常套手段だ。だが『マ・マ・マッチ』はそういう物語ではないため、話はここで終わらない。 後半は時を遡り、息子と夫の目線で描かれ直す。母目線ではイヤ〜な輩にしか映らなかった彼らにも彼らの言い分や考えがあったのだと明かされる。 真っ先に私が思い出したのが、是枝監督の映画『怪物』の主人公の一人、安藤サクラさん演じるシングルマザーの早織である。 息子が教師に暴力を振るわれたことに抗議するため学校に乗り込むも学校側からぞんざいな対応をされ不信感を募らせる早織。その後教師や子供など、さまざまな視点が映し出されることでやがて全体観が像を結ぶ。 『マ・マ・マッチ』でも、後半部分を読んだあとに最初から読み返すと些か感想が変わる。息子や夫がイヤな奴らとして描かれているのは確かだが、先入観によって印象が悪化していたのも事実だ。なにより、序盤に出てくる夫のコマは母を嘲弄するような不快なものだったが、そもそもこれは芦原母の回想であり主観だ。その後実際に登場する夫は彼女と衝突こそすれ至って真面目だ。 つまり、それぞれの立場から不満を抱いたり譲れない部分でぶつかり合いながら、逐一仲直りしたり折り合いをつけているのだ、という話に畢竟見えなくもない。悪者退治という少女漫画にありがちなフォーマットで導入を描いて入り込みやすくしておいて、後半の考えさせる話でモヤモヤさせる。末次由紀先生、さすがの巨匠っぷりを見せつけた怪作だ。
第一話目から、スキルを身につけてるのにスキルがないので冒険者ランクが低いとはどういうことだ?と混乱する。 「有用な」スキルが必要で、主人公は「有用な」スキルを身につけていないからだと、何度か読んで理解した。 パリィも筋力強化も忍び足もローヒールも、役立つスキルだと思うのに、なぜ「有用」でない枠? 攻撃するスキルじゃないから? でもパリィで攻撃しているような。 と思っていたら、努力の人による能力強化半端ない展開。 木剣を視線だけでパリィするなんて、もう意味がわからない。 タイトルで世界最強と言ってるだけある。強い。 それから、主人公の考えと同じようなノリで読んだら、「みんな。せかせかしてるなあ。それは牛とカエルだよ」とシリアスな戦闘シーンがほのぼのできる。 努力すれば強くなる、筋肉は裏切らない。 そんな漫画。
1巻読了。 近畿地方のある場所・・・。 心霊スポットになっているダム、廃墟、トンネルの近くには、山があった。 それぞれの別々の事件、怪奇現象のように感じるが場所は、山を中心に広がっていることが判明。 この山とは、何なのか? 紐解いていくには、これから先も犠牲者が出るのか?! この現象に気づいた編集者は、どうなったのか?! 謎が深まるばかりである。