この衝撃度合いといったら、『ランウェイで笑って』の第一話を読んだときに匹敵する。
軽快なノリと迫力のあるシリアスなバトルとの緩急が、新人離れという言葉すら失礼なほど完成度が高い。
あらすじの説明はあえて書かないでおこうと思う。まだ第一話とはいえ、説明の必要があると思えないほどシンプルで完璧なストーリーだからだ。
今後への伏線か?といくつか気になった点をメモ
・最初の故郷の島の名前が「ラニアケア」なのは、タイトル『ガラクシアス』と関係があるのか?(我々の住む天の川銀河を含むのがラニアケア超銀河団)
・もう一人の主人公の少年がフランシスコ・デ・ゴヤの絵画『我が子を喰らうサトゥルヌス』のパロディをしていたのは、これまでの旅の中で西洋の芸術に触れる機会があったからか?
最高権力者“竜王”暗殺から十数年。尻尾の生えた能力者“竜人”たちが暮らす王国の片隅で、人間の少女・ジオは冒険の日々に憧れ、田舎暮らしの現実を儚んでいた。しかし、記憶を失った不思議な青年・ネレイドと出会ったことで、ジオの人生は一変!勇気と好奇心が扉をノックした時、「最高の冒険」が二人を待っている!!マガジン新世代ルーキーが描く、王道バトルファンタジー開幕!!