ぶるーじゃいあんと
BLUE GIANT
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あらすじ

ジャズに心打たれた高校3年生の宮本大は、川原でサックスを独り吹き続けている。雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は仙台、広瀬川から始まる。

BLUE GIANTシリーズの第1弾

なんかメディア化があるらしく、コンビニでもプッシュされていたので手に取りました。 あまり期待してはいなかったのですが、面白いですねこれ!!! 最初ちょっとなんでバスケ部のやつがサックス頑張ってるのかよくわからず、お前まずバスケがんばれよと思いましたが、途中からあまり気にならなくなりました。 音楽マンガというとシオリエクスペリエンスが好きで読んでいて、あちらは皆のがんばりを応援して感動して泣ける、という感じですが、こちらはなんか燃えてきて自分もやりたい!!!と思わせるマンガです。違った魅力がありますね!!主人公の大が、少し編集王のカンパチっぽい感じがあり、そこも好きです!! 特に良かったシーン3選 ・音楽の先生と文化祭に出たシーン ・オリジナル曲のファーストノートが完成したシーン(細かい音符で作っていたのを捨ててロングトーンに変えた) ・「玉田、お前を必死で支えてたぞ」(雪祈) けっこう音楽ものは音が出ない分、マンガにはしやすいと思うのですが、メディア化(ドラマでしたっけ??アニメ??)は音が出る分、かなり絶望的に大変なチャレンジだと思いますが、すごく面白い原作なので、制作の方はがんばってほしいです。 いずれにしましても、もっとみんなに読んでほしい作品です!!

酒チャビン
酒チャビン

音が聞こえる漫画と話題だそうです

ゆゆゆ
ゆゆゆ

読むと体が熱くなってきて上着を脱いでしまう漫画

吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)
結界師
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あらすじ

その昔、霊感の強い烏森家の殿様が妖しげなものを呼びよせてしまったために、それを退治する結界師が生まれた。かつての城跡に建つ私立・烏森学園を舞台に、400年後の現在も跋扈(ばっこ)し続ける妖怪に立ち向かう墨村家と雪村家の若き後継者、良守と時音の活躍を描く妖結界バトルストーリー!!

よふかしのうた
よふかしのうた
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あらすじ

『だがしかし』コトヤマ待望の最新作!! 恋と青春は、夜に生まれる―― さあ、たのしい夜ふかしの時間だ! 不眠が続く中2・夜守コウは、初めて一人外に出た夜、美しい吸血鬼・七草ナズナと出会う。「今日に満足できるまで、夜ふかししてみろよ。少年」彼女との二人きりの夜ふかしが コウの運命を大きく変えていく―― 「これは、僕が、七草ナズナに恋をするための物語だ」眠れない夜を過ごす全ての人へ贈る―― 真夜中のボーイ・ミーツ・ガール! 連載開始から超絶大反響!! ふたり たのし よふかし ラブストーリー開幕!!

せぶんしーず
7SEEDS
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あらすじ

ごちそうを食べて自分の部屋で寝たはず…だが目覚めると、ナツは荒れ狂う海の上にいた。どうして自分がここにいるのかわからない。やがて流れ着いた無人島。生きるための過酷な冒険が始まった!!

えいぞうけんにはてをだすな
映像研には手を出すな!
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あらすじ

アニメは「設定が命」の浅草みどり、カリスマ読者モでアニメーター志望の水崎ツバメ、金儲けが大好きな美脚の金森さやか。ダンジョンへ、戦場へ、宇宙へ―― 想像の翼を広げて、電撃3人娘が「最強の世界(映像)」を創り出す! 「月刊!スピリッツ」連載時よりSNSで「すげえ漫画が始まった!」と驚異の拡散! 天才、出現!!

作者は漫画界のウォルト・ディズニーだ

女子高生3人が高校入学後に出会い、自分たちが思い描く「最強の世界」をアニメーションで実現すべく映像研を作って猛進する! この漫画は、プロの仕業だな感とどこか素敵な隙のある素人感を合わせもっているのがとてもいい。 というのは、この漫画は細部まで設定が凝られてるから読み応えがあって素直に言って最高なんだけど、実は漫画単体では完成していなくて、読者がいてそれを受け止められて初めて立体的にこの世界の存在が立ち上がってくる感じを体感できる。 この漫画を読んでいると、読んでいる自分も映像研の活動に参加している気分になってくるし、その気分になれて初めて合格をいただけてるような気持ちになる。 この世界では僕たちはただの傍観者にはなれない。 どれだけ読者自身を作品に巻き込んでくれるか、という点において突き抜けているものがある。 特に、彼女らの妄想が、イメージが、恐ろしいほどスムーズにシームレスに現実を侵食してくるその快感たるや! その自由な想像力こそが彼女らの遊び場であり友達だったのだと伝わってくる。 誰だって計画段階、準備段階が一番楽しくて本番や完成品になるとあれ?こんなんだっけ?のやつは経験したことがあると思う。 それはイメージと完成品に誤差があるからだ。 作っていくうちに様々な要因で思い描いていたものからいたものから離れていってしまうことはよくある。 この映像研では、それが妄想・イメージした瞬間に即その場に疑似的に出現しイメージを全員で五感で共有できてその世界にどっぷり浸っている、もしくは少なくともそう見えるほどには深い部分で全員が共有できているのだ。 こんなに幸せなことはない。 読者はその幸せをおすそ分けされている。 嬉しいのは、その世界を強化してくれるポイントが作者のこだわりによっていくつもあることだ。 例えば吹き出し一つとっても、セリフの文字に角度、パースがついていることで空間の立体感、キャラの実在感が目に見えてくるし、そのセリフの吹き出しのレイヤー上に人物が重なってセリフを見えなくすることで実際にセリフの音を妨げている感が視覚的に分かるような演出が素晴らしい。 デジタルで描かれているいい点として奥行の演出のための背景のぼかしがあったりする。 とにかく作者はこの世界の独裁者として細部に至るまで思う存分こだわりという名の権力を振るっているので、完璧に作り上げらえた世界であるディズニーランドと根本的に変わりはないのだ。 あとはそのディズニーランドに僕たち読者が遊びに行って参加し楽しむことで初めて完成される。 客がいないディズニーランドはディズニーランドではない、ただの土地だ。 3巻を読み終わって、次はこの世界にまたいつ遊びにいこうかなという気分でワクワクしている。 十年後、二十年後にこの作者が描く漫画がどこまで進化しているのか、どこまで成熟しているのか楽しみでならない。

吉川きっちょむ(芸人)
吉川きっちょむ(芸人)

いざ、メカメカしい妄想の世界へ

アニメ化の話題でもちきりだけどアニメ見てないのであった。 なぜなら私の家のHDDレコーダは多重録画が出来ず、その時間帯にはドロヘドロを先にセットしてしまっていたのである。無念。 そんなことよりまずは漫画を読んでもらいたい。 ジブリ(のメカ)が好き。 ガイナックス(というかエヴァでいい)が好き。 iPhone11をボトムズと呼ぶ。 そんな人はきっと現実世界での生活の中で妄想の世界が現実の上からフィルムを貼るように被さってくることがよくある、またはあったはず。 この作品は「それ」を上手く再現してくれていて、何より自分では出来ない「それ」は自分の中でも表現しきれないぐらいクオリティが高いものなのだが(妄想だから)その高いクオリティまでも再現するどころか上回って来てしまう。 そしてそういうシーンだけしかなかったら今敏のようなショートフィルムにはなるものの漫画として続かないので、もちろんちゃんと物語がある。 そこもまたとてもほっこりして良い。好き。 ともかく、漫画は「最初めっちゃ絵下手やんと思ったけど全然そんなことなかった、むしろ脳内で勝手にアニメーションするわ」ぐらい素晴らしいのでぜひ読んで欲しい。アニメを見るだけでは作者に続きを描いてもらうスタミナ回復に至らないのだ、多分。 そしてなんで今さらこれ書いてるかっていうと今週木曜(20年1月30日)に5巻が出るからです! 買って読む=蔵書に加えるという、自らが認めた証を作品に与えているという行為。皆様も認めた蔵書を増やす楽しみとそれを振り返る悦びを堪能しましょう。

さいろく
さいろく
さかみちのあぽろん
坂道のアポロン
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あらすじ

1966年初夏、横須賀から地方の高校へ転入した薫。幼い頃から転校の繰り返しで、薫にとって学校は苦しいだけの場所になっていた。ところが転入初日、とんでもない男と出会い、薫の高校生活が意外な方向へ変わり始め…!?眩しくてほろ苦い、直球青春物語!!

じゅうはんしゅったい
重版出来!
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あらすじ

「マンガ」は、漫画家だけのものじゃない。編集者、営業、宣伝、製版、印刷、デザイナー、取次、書店員…。数えきれないマンガの裏方たちのリレーで、読者の手に届くもの。そう、裏方の熱き想いがあるからこそ「マンガは売れる」んです!マンガに関わる一人ひとりの人間ドラマをぐいっと描く本作、全ての仕事人へのエール漫画です!!!

人間臭さで包み込んでくる漫画編集漫画

「編集王(作画・土田世紀先生)が好きだったので、 同じく漫画編集部を舞台にした漫画と知って読んでみた。 とても面白かった。 編集王が読者の心に男臭さで切り込んでくる漫画ならば 重版出来!は読者の心を人間臭さで包み込んでくるような 漫画だと感じた。 編集王が1990年代の漫画で重版出来!が2010年代だから 当然なのだが、同じ漫画編集部漫画であってもかなり異なる 世界を描くことにはなっている。 重版出来!には当然SNSとか電子書籍とか出てくるわけで。 それだけ漫画を取り巻く環境は変わり、多様化したと言える。 それは結論が一つ、という世界ではなく、 人それぞれに結論がある、という世界のようにも感じる。 編集王は、数話ごとに話を区切りながらの連載の仕方ながら なんだかんだといっても区切りごとに土田世紀先生が 先生なりの「俺はこう思う」という感じの結論を ドーンッとぶつけてくるラストが多いと感じた。 重版出来!は、わりと「皆さんはどう思いますか」 みたいな区切りが多いように感じた。 それはこういった時代の変化に即した結果の違いなのかもしれない。 だがそれはそれで考えさせられる凄く後味のいい区切り方に感じた。 それと単なる偶然かもしれないが 編集王の主人公のカンパチが元ボクサーで、 重版出来!の主人公が元柔道選手という設定で、 なんか漫画編集の世界ってアスリート視点での 見方や感じ方が、インドアの典型みたいな漫画家との対比で 物語として面白くなるのだろうか、などとフと思った。 時代が変わっても、その辺は変わらないのかな、と。

名無し
あずみ
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あらすじ

少女のあずみを含む10人の子供達が、人里離れた場所で秘かに刺客として育てられていた。そして、彼らは爺の言葉をすべて正しいこととして疑うことを知らない、精鋭の刺客として育った。ある日、爺からいよいよ外界に出る時になったと告げられる。しかし、その前にこれまでの修業の総仕上げとも言うべき凄まじい試練が待っていた!

あおのおーけすとら
青のオーケストラ
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あらすじ

とある理由でヴァイオリンを弾くのを辞めた元・天才少年、青野 一(あおのはじめ)。中学3年の秋、一人の少女と 高校のオーケストラ部と出会い、止まっていた彼の時間が動き出す―― 音と音、心と心が繋がっていくアンサンブル青春ドラマ、開幕。

“聴こえる”音楽マンガこそ、表現の一つの到達点かもしれないと思った

mampuku
mampuku
ごるごさーてぃーん
ゴルゴ13
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あらすじ

すべてが謎に包まれている男・ゴルゴ13。フィクションの背後に光る恐るべき事実……ゴルゴ13が放つ銃弾の軌跡が、世界の濁流の行方を左右する!!英国諜報部は、大戦末期に莫大な偽札を隠匿した元ナチの親衛隊長を消すためにゴルゴ13を雇った。要塞化した城で待っていたものは!?

岳
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あらすじ

秋の北穂高岳。登山中の中年男性・黒岩が、雪に足をとられて崖から転落、腕を骨折して動けなくなってしまった。山麓の警察署では下山時刻が遅れていることから、山岳遭難防止対策協会のボランティア・三歩に救助を要請することに。見かけは頼りなさそうな三歩だが、ヒマラヤや南米の山を歩いてきた経験豊富な救助員で…。大自然のなかで繰り広げられる、感動の山岳救助物語!!

ふぁんたじーびしょうじょじゅにくおじさんと
異世界美少女受肉おじさんと
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あらすじ

モテない32歳会社員が、全裸の女神様の手によって、スパダリ風のイケメン親友と一緒に異世界転移! しかし女神様のイタズラか、転移後の肉体はなんと絶世の金髪美少女になっていて!? 男の姿に戻るため、親友と共に魔王を倒す旅に出るが、あまりの美貌に行く先々でトラブルに巻き込まれてしまい……。異世界モノに一石を投じる、狂気のトランスセクシャル異世界冒険ラブコメ、ここに開幕!!

30代前半はおじさんか否か

「異世界おじさん」がアニメ化し、おもしろい!と話題になっていたとき、これのことかなと勘違いして読んだのが、本作。 たしかにおもしろいなーと読み進め、「異世界」と「おじさん」しか合ってないと知るのは、しばらく先のこと。 こちらは「異世界美少女受肉おじさん(ファンタジー びしょうじょ じゅにく おじさん)」。 略して「ファ美肉おじさん」。 出てくるおじさん二人はおじさんといえども、30代前半なので、そこまでおじさんじゃないと思うんだけど、若者から見たらおじさんですかね。 さて、おじさんの橘くんが、金髪美少女へファ美肉します。 橘は冴えない平凡と見せかけた、コミュニケーションおばけです。 さらに、親友のもう一人のおじさん(神宮寺)も一緒に、女神様へ異世界へ連れてこられます。 橘の武器として連れてこられたんだそうです。 神宮寺は男の見た目そのまま、受肉していません。素でイケメンメガネです。うらやましい。 金髪美少女になったほうのおじさん・橘は、ファ美肉ボディに問題があります。 中身はおじさんだけど、愛と美の女神様のパワーとパッシブスキルで、ひと目見た者は心を奪われ、争いが起きるほどの美少女になってしまったのです! 中身がおっさんだと知っている神宮寺ですら、魅了されるレベル。 これが本作の展開をややこしく、面倒くさくします。 橘はたぶん、そういう子と旅をしたかったのであって、自分がなりたかったわけではないのでは、と思うのですが、なってしまったからには仕方ありません。 もとに戻るため、女神に言われるまま、二人は魔王を倒す旅に出るのです。 興味を引かれる展開はこのあとも続いてとてもおもしろいです。 橘は中身おっさんだけどかわいくて大人気、神宮寺のかっこよさと不器用さもよいです。 勘違い始まりとはいえ、読んでみて良かったなあと思う漫画です。

ゆゆゆ
ゆゆゆ