こんにちはマンバ通信です。
今年、創刊50周年を迎えた小学館のマンガ雑誌『ビッグコミック』。
『ビッグコミック』創刊以前、マンガは「子どもの読み物」として認知されていましたが、1960年代に「青年向けコミック誌」として本誌が登場すると、各出版社からも大人向けのマンガ雑誌が多数出版されるようになりました。私たちが大人になった今でも「マンガを読んで大いに語る」ということが恥ずかしくないのは、『ビッグコミック』の貢献もあると思うんです。……そう考えると『ビッグコミック』はめちゃ尊い。
で、今回、その『ビッグコミック』創刊50周年を記念した展覧会が11月10日〜来年の1月14日まで開催されます。
この展示では、マンガの歴史の中でも巨匠とされている作家たち(手塚治虫、石ノ森章太郎、白土三平、さいとう・たかを、水木しげる)の作品から、現在もなお活躍中の作家の作品(石塚真一、かわぐちかいじ他)まで、誌面を飾った名作の貴重な原画(複製原画も含む)、資料映像、当時の雑誌など約300点を大公開!
たとえば……
手塚治虫『地球を呑む』
藤子不二雄Ⓐ『黒イせぇるすまん』
石ノ森章太郎『HOTEL』
藤子・F・不二雄『ミノタウロスの皿』
このほかたくさんの作品原画がいっぺんに見れちゃうというのは最高でしかないでしょう〜〜。
また、会場ではさいとう・たかをや、藤子不二雄Ⓐ、松本零士氏ら作家陣へのインタビュー映像「『ビッグ』を語ろう」の上映も予定しているそうです。
そしてそして、会期中には作家に会えるイベントも開催!
トークイベント 星野之宣×諸星大二郎「ふたつの宇宙、その中心に迫る」
奇しくも「週刊少年ジャンプ」手塚賞を、1年違いで受賞し世に知られるようになったビッグコミック執筆の作家星野之宣と諸星大二郎。
かたや我々の常識とは異なる異世界の物語を豊穣な語り口で紡ぎ続ける諸星大二郎、かたや、宇宙の果てや古代史、恐竜の世紀まで見てきたようなリアリティで描き出す星野之宣。
あまりに個性的な2人だが、実は友人関係でもある。なぜこんな世界が描けるのか? 画像資料を豊富に駆使し、夏目房之介が創作の秘密や意外な交流エピソードを聞き出す。
出演 星野之宣、諸星大二郎
司会 夏目房之介
開催日 11月25日(日)15時〜16時(予定)
会場 1F 映像ホール
定員 270名
参加費 当日の企画展観覧券(半券可)が必要です
ぜったい、面白いに決まってる! しかも進行が夏目房之介さんということはかなり深いお話になるんではないでしょうか〜〜〜。
こちら、11月15日までに事前の申し込み必要とのこと。ココから応募ができますので、気になる人はぜひこちらからチェックしてみてください〜。
……というわけで、『ビッグコミック50周年』めっちゃ楽しみですね〜! みんな行きましょう!
【イベント情報】
「ビッグコミック50周年展」
開催期間:2018年11月10日(土)~2019年1月14日(月・祝)
休館日:毎週月曜日(ただし12月24日、2019年1月14日は開館)
12月25日(火)、年末年始(12月29日〜2019年1月3日)
開館時間:9:00〜17:00(最終入場 16:30まで)
開催場所:川崎市市民ミュージアム 2F企画展示室2
観覧料:一般800円(640円)、65歳以上・大学生・高校生600円(480円)、中学生以下無料
※()内は20名以上の団体料金。※障害者手帳等をお持ちの方および介護者は無料。
https://www.kawasaki-museum.jp/exhibition/13667/
主催:川崎市市民ミュージアム
協力:小学館ビッグコミック編集部
特別協力:京都国際マンガミュージアム/京都精華大学国際マンガ研究センター
ビッグコミックの連載中一覧
ビッグコミックでは『魚河岸十兵衛』『海帝』『昭和トラベラー』『川柳フレンズ』『ましろ日』『そのたくさんが愛のなか。』などが連載中!!