全国のマンガ読みの皆さんにワクワクするニュースです!
マンガの聖地・トキワ荘が存在した地域に、学びにつながるマンガや学習マンガ約7000冊が楽しめるマンガ×学びの施設「マンガピット」が2022年3月31日にオープンします。
こちらの開設にあたり、現在、施設の継続的な運営費や蔵書代をサポートするクラウドファンディングが実施されています。
マンガ×学びがテーマの施設「マンガピット」とは
かつて手塚治虫をはじめとするマンガの巨匠たちが住み集い、若き青春の日々を過ごした伝説のアパート「トキワ荘」。1982年12月に解体されましたが、2020年7月、アパートがトキワ荘通り(東京・豊島区)に再現され、「豊島区立トキワ荘マンガミュージアム」として生まれ変わりました。
そしてこのたび、このマンガの聖地・トキワ荘エリアをさらに盛り上げるため、昭和20年代(※トキワ荘と同年代)の建物「味楽百貨店」をリノベーションした建物内に、2022年3月、新たな施設「マンガピット」がオープンします。
マンガピットは、一般社団法人マンガナイトが開設・運営する「マンガ×学び」をテーマにした施設。
新しい世界を発見できるマンガや学びにつながるマンガを選出・発表し国内外に発信する事業「これも学習マンガだ!~世界発見プロジェクト〜」選出作品や、学習マンガを中心に約7000冊が用意されています。
室内には窓際の足を伸ばして ゆったりと読めるスペースなどを備え、マンガ表現の奥深さを実感できるオリジナルのワークシートもあるそうです。
好きなマンガが置ける!クラファン期限は3月31日まで
マンガピット開設にあたり、3月3日から3月31日までクラウドファンディングが実施中です。目標金額は100万円で、集まった資金は施設の運営やイベント開催に使用されます。またリターンにはオリジナルグッズのほか、好きなマンガが置ける権利やトークイベントへの参加などが支援金額に応じて用意されています。
今回、クラウドファンディングを実施する背景について、マンガナイトは以下のようにコメントしています。
マンガピットは、多くの人の利用を促すため、1回あたりの利用料金は500円とできる限り低く抑えました。また「マンガ×学び」というテーマに興味がある子どもや親子連れが気軽に訪れる機会をつくるため、無料の解放日も設ける予定です。
施設は日本財団の助成を受けてスタ―トしますが、軌道にのるまで運営を続けるには、リスクもあります。また当初は7000冊でスタートする蔵書も、国内外の素晴らしい作品をさらに増やしていきたいと考えています。
今回のクラウドファンディングで集めた資金は、施設の継続的な運営費や施設に置く蔵書代に使い、無料解放日を増やしながら、安定的かつ魅力的な施設として運営を続けるために使わせていただきます。また、トークイベントやワークショップを地域の方々と開催し、トキワ荘エリアを盛り上げる挑戦にも取り組んでまいります。
プロジェクトの応援はこちらから
マンガ好きなら行きたすぎる施設・マンガピット。
「マンガピットはワシが育てた」と言いたい方は、クラウドファンディング公式ページへどうぞ!