こんな旅もうらやましい
野愛
野愛
4ヶ月前
旅グルメいいなあ…。 日帰り出張だから旅情なんてものはないけれど、新幹線でご当地の駅弁とお酒を楽しむ時間はとってもうらやましい。 駅弁って不思議なもので、お家で食べるとわりとただのお弁当なんですよね。美味しいは美味しいけど。 やっぱり移動中に旅気分込みで味わうのがいちばん美味しい気がします。 博多の明太子弁当めちゃくちゃ美味しそうだなあ…旅したいなあ…。 旅行に行きたいけどなかなか行けないし、外食もままならない今だから漫画読んで旅気分を味わいましょう。
車窓のグルメ
泥臭い絵だから伝わる絶望と希望とリアリティ
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名無し
4ヶ月前
吉本浩二先生の描く漫画は私にとって 気にはなるけれど好みではない作風だった。 なんだか絵が泥臭い感じがして。 その印象はヒット作の「ブラック・ジャック創作秘話」を 読んでもあまり変わらなかった。 確かに面白いのだが、絵の泥臭さというか、 熱くるしさというか、 とても細かく書き込んでいらっしゃるのだが、 それが必ずしもプラスになっている漫画と思えなかった。 だが「さんてつ」を読んで、読みながら泣いてしまった。 なんら過激な演出などしていない。 ひたすら泥臭い絵をひたすら描きこんでいる。 その絵から、文字通りに被災地の泥の底に 色々なものが埋もれている感じが圧倒的に伝わってきた。 写真で見ることで伝わる被災者や被災地の惨状は 間違いなくリアルであり事実なんだろうけれど、 吉本先生の絵からはなにかそれ以上に伝わるものを感じた。
吉本浩二先生の...
戦後10年、東京を走る「都電」
ぺそ
ぺそ
7ヶ月前
昭和30年代を生きる17歳の女の子の上京物語。魅力的な建物に文化…この時代って無条件にワクワクしてしまいます。 ポールとビューゲルなど鉄道に関する知識も楽しいですし、何より路面電車を利用する人々のドラマが素敵。 「汽車活動」という汽車から撮影した景色の映像が、故郷を懐かしむ奉公人たちに大人気だった…というエピソードにジーンときました。 そして現在でもYouTubeには車窓からの映像がアップされていて人気なのがなんだか面白いなと思いました。 作中に出てきた平成25年からタイムスリップした男性のように、この時代に行ってみたくてしょうがないです。面白い…! 上京して10年以上になりますが、そういえば都電には一度も乗ったことがなかったです。今度乗りに行こうと思います。
昭和30年代を...
「HOTEL」から「築地魚河岸~」への乗り継ぎ駅
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名無し
11ヶ月前
「築地魚河岸三代目」 作・大石賢一他、画・はしもとみつお、 が好きだったので、同じ作画コンビの作品と知り読んでみた。 予想以上に築地魚河岸テイストで、 さらに、なんか石ノ森章太郎先生の「HOTEL」とも 雰囲気が似ているなと思って確認してみたら、あちらも 原作が大石賢一先生だった。 まさにHOTELと築地~の間の作品で、 この作品を習作として築地~が出来たのではないか、と思った。 大都会の巨大駅に勤務する駅員・中村は 駅を通過する様々な人々と関わり、 人を導き人に導かれ、様々なドラマを経験し成長していく。 この構図はそのまんまHOTELや築地~と同じ。 舞台がホテル・駅・魚河岸と違うだけ、という感じ。 そしていずれもがビジネスの現場を舞台にしながら ビジネスの利益や効率を重視する面から 少々、人情の側に偏っている面を感じるのも。 中村の行動は従業員マニュアルから逸脱することが多いし、 その理由が人情溢れる感覚からであることが この漫画をヒューマンドラマにしている。 しかし中村の行動には乗客に配慮しすぎな印象も受ける。 ぶっちゃけ「そんなことするより本来の仕事をしろよ」 と感じてしまうシーンも多々ある。 だからこの漫画はビジネス漫画としてはけしてリアルではない。 「こんな駅員さんがいてくれたらいいな」 と思わせるドリーミイな人情漫画だ。 それを好むかどう評価するかは読み手次第だと思うが、 この漫画を習作として、 人情に偏りすぎないというか、 丁度いいくらいに人情と仕事を結びつけたのが 「築地魚河岸三代目」なんじゃないかな、と感じた。
ステイション