究極の鉄道好き(テツ)横見浩彦が、鉄道に興味のない女性マンガ家キクチを日本全国連れ回す!ほぼノンフィクション・コミック。これを読めば、鉄道旅行の新たな境地が切り拓かれる!旅好きニヤニヤ、鉄道好き苦笑いの、実録珍道中コメディー!!
究極の鉄道好き(テツ)横見浩彦が、鉄道に興味のない女性マンガ家キクチを日本全国連れ回す!ほぼノンフィクション・コミック。これを読めば、鉄道旅行の新たな境地が切り拓かれる!旅好きニヤニヤ、鉄道好き苦笑いの、実録珍道中コメディー!!
シベリアで暮らすゲームチャンプの少年ゲイナー・サンガが出会った男、ゲイン・ビジョウ。彼はドームポリス体制からの脱出をめざす『エクソダス』の仕掛け 人だった。ゲイナーが名づけたオーバーマン『キングゲイナー』の力と技でシベリア鉄道警備隊、セント・レーガンの妨害を避けながら、ふたりは人々の夢の土 地『ヤーパン』をめざす冒険へと旅立つ……
星野鉄郎は少年から青年へと成長を遂げていた。一緒に旅を続けていたメーテルと別れ、荒廃した地球で希望を捨てず、人類の未来を信じ戦い続ける鉄郎は、クイーンエメラルダスより衝撃的な事実を告げられる。そして鉄郎は3度目の、「銀河鉄道999」での旅に出るのだった…。
人を外見で判断しないほうがいいとはよく言われますが、漫画もまた同じ。この作品はおそらく表紙で相当損をしているのではないかと思われます。オタク風の人物がはしゃいでいる絵に、いまいち内容が想像できないタイトル、と書店では手に取りにくい印象。でも読んでビックリ、中身は冒険心をくすぐってくれる、テンポの良い鉄道紀行漫画なのです。旅をするのは女性漫画家・キクチと編集者、そして表紙で幅を利かせているトラベルライターの横見氏。この横見氏の立案する日本全国鉄道の旅に、2人が連れ回される、というコンセプトになっています。路線全駅制覇や初乗り運賃大回りは序の口、秘境駅巡りや、25時間大回り、トンネル駅に廃線跡に…と、観光やグルメなしでここまでできるかとあきれるほど。まあこれは横見氏のキャラがそのまま漫画にでているんですね。だからこその、この表紙。読めば納得すると思いますよ。