ノンコとマサヨシと都電に乗る人たち。
この作品読み始めると時間の流れがゆっくりになります。スマホ出てこないから(?) 電車(都電)は全く詳しくないんですが、昭和30年代の東京ってこんな風だったんだと、そしてもちろん電車を初め電線やビルの細かい線など描写もものすごく丁寧に書いてあって、思わずじーっと見てしまいました。 好きなんだな〜って著者の気持ちが伝わってくる様で。 ノンコとマサヨシさんの恋愛物語もこの時代ならではなのでしょうか、こちらが恥ずかしくなってしまう感じ。 自分の口で伝えるって大事で心温まって素敵ですね。