だから死ぬ気で旅に出た
「運び屋」として、ガイドブックのライターとしてスペイン語・英語を操り世界を股にかける片岡恭子。何度も危険な目にあいつつも常に冷静な彼女であったが、日本では精神を病んで入院寸前だった。生きづらさを抱え、日本を脱出したひとりの女性が、「旅」によって生かされ魂をたくましく再生していくコミックエッセイ!臨床心理士・信田さよ子氏とのSP対談も収録!!
タイのひとびと
「ちょっとそこの角を曲がった“タイ”まで…」 そのぐらい気張らず、いつもの日常に溶け込むような“旅”がいい。タイでの楽しい日常と“マイペンライ(気にしない)”な人々との出会いを描いた漫画が、Twitter・Instagramで話題となっている漫画家・小林眞理子の初コミックエッセイ。有名な観光地に行くのもいいけど、ローカル食堂のタイ語でしか書かれていないメニューで、イチかバチかの注文! 最高の手仕事な屋台のジュース、公園をのっしのっし歩くオオトカゲ…。日本とは違う価値観だけど、なんとなくわかる心地いい感じ。「行きたい」より、また「会いたく」なる魅惑のタイでの日常が詰まった一冊です。WEBマガジンNewsCrunchで連載した『タイの日常』や、単行本のための描き下ろし漫画も収録! Twitter:@mariko_asia27 Instagram:mariko_asia_27
ガーデン
ブルーグレーの瞳に独特の雰囲気を持っている庭師、彼の名はフローリアン岡本・25歳。師匠の忘れ形見である双子と共に、なごやかに暮らしている。仕事で久我家の庭を手入れすることになったが、そこで見たのは伸びに伸びまくった雑草と病んだ樹木たち。さらに、それに負けないくらい荒れ果てた少女の心。久我家の娘・雅は徹底した菜食主義で、さらに虚言癖を持ち、数少ない友人にも心を閉ざしていたのだ。庭師は自分が思った言葉をストレートにぶつけ、雅の心にも変化が芽生えるのだが……。またある時は、フローリアンが向かった先は森に囲まれた西洋館。そこに樹による「ラビリンス(迷路)」を作ってほしいと懇願したのは、15歳の少年・黎明(れいめい)だった。久我家のケースと同じく、黎明もまた心に傷を負っていて他人を寄せ付けない。緑色の迷宮に託された想いとは?不思議な庭師が創り出す、安らぎに満ちた3つの連作ストーリーをお届けいたします。
紛争でしたら八田まで
イギリスに本社がある企業に地政学リスクコンサルタントとして勤める八田百合。彼女の仕事は、地政学に基づいた知性と、ちょっとの荒技で世界中の事件を解決すること。そんな彼女に依頼を出してきたのは、ミャンマーにある日本の企業だった…。
グッドナイト、アイラブユー
1人で、母を看取った。「私の死を、ロンドンの友人に伝えて」そう書かれた遺言に従い、大学3年生の夏、大空は久しぶりに再会した兄と共にイギリスへ渡ることになった。初めて訪れた異国の地で、母の若き日、兄の秘密、そして“家族”の真実に出逢うとは知らずに…。たらちねジョンが鮮やかに描き出す、ファミリールーツジャーニー第1巻。
ねこと私とドイッチュラント
ごきげんな異国ぐらし物語、はじまります。日本から移り住んで、この素敵な国にようやく馴染んできました。緑の多い石畳の街、ドイツはベルリンに住むトーコちゃん。物書きのお仕事をしながら、相棒のねこ・むぎくんと暮らしています。今日も二人の食卓はご機嫌そのもの。いい匂いといい手触り、ほのぼの異国日常ストーリー、読んだらあなたもほっこり。
綺麗にしてもらえますか。
あなたのお洋服、金目にお任せ下さい――温泉が湧き出る海辺の街・熱海。小さなクリーニング店「キンメクリーニング」を営む金目綿花奈(きんめわかな)は、二年より前の記憶はないけれど、明るくて働き者で温泉が大好き。常連の人妻・矢柄、近所の男子高生・石持、小学生の那色など、周りの人達と接しながら仕事をして充実した日々を過ごしていく、ひきこもごも生活ストーリー第1巻。※こちらの商品には、巻末に『八雲さんは餌づけがしたい。』との特典コラボイラストが収録されています。※
ジョジョの奇妙な冒険 第1部 カラー版
19世紀末英国。貴族・ジョースター卿は恩人の息子、ディオを養子にする。しかしディオはジョースター卿の実の息子、ジョナサン(ジョジョ)を退け、財産の横取りを計画!謎の石仮面でジョジョを殺そうと画策する。