時事ネタ的な話でも、盛り上がり的な話でも!
おすすめ教えてください!!
源氏物語
マンガで読む,巨匠で読む「源氏物語」 紫式部が『源氏物語』を書いた平安時代中期、ヨーロッパはまだ、一部の歴史家に「暗黒時代(ダークエイジ)」と呼ばれるような時代でした。文章だって幼稚なものしか書けなかった。そんな時代に、日本人の女性がこれだけ完成度の高い長編物語を書いたということは、日本人が誇りにしていいことだと思うんです。事実、1999年に、イギリスのオックスフォードやケンブリッジの歴史学者が「この千年間で偉大な業績を残した歴史上の30人」というのを選んだときに、日本人ではただひとり紫式部が選ばれました。日本文学の最高傑作『源氏物語』は日本文学の最高傑作というより、世界規模の文化遺産なんですね。みなさんも花村先生のマンガで『源氏物語』を楽しまれたあとは、ぜひ原文に挑戦してみてください。今すぐでなくてもかまいません。年配の方は今すぐでも差支えありませんが、若い方たちは、お年を召してからの方がいいと思います。『源氏物語』は大人のための世間話ですから。(望月光氏の作品解説より抜粋) 上巻では「桐壺」「帚木」「空蝉」「夕顔」「若紫」「末摘花」「紅葉賀」「花宴」「葵」「賢木」「花散里」「須磨 其の一」を収録。
すべては子どものためだと思ってた
【あらすじ】専業主婦の土井くるみは長男・こうたに特別じゃなくても普通の幸せをつかんでほしいと考えていた。しかし、こうたは体が弱く、自己主張もあまりしないことから小学校のヒエラルキーが下であることを知ってしまう。また、こうたが進学予定の地元の中学校は生徒の素行のせいで評判が悪いということを知ったくるみは、親が行動しないと子どもに普通の幸せを与えられないという思いからこうたの中学受験を決意する。受験勉強を頑張るこうたのために様々な情報を仕入れて実践していくくるみ。だが、くるみの思いはこうたを、家族を次第に追い詰めていくのだった――。果たして「子どものため」の正解とは? 毒親問題に切り込む挑戦的セミフィクション。【解説】田房永子(漫画家・コラムニスト) 「モンスター母に抵抗できる唯一の武器」【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。
カモのネギには毒がある 加茂教授の人間経済学講義
そこのアナタ、カモられてませんか――? 「カモリズム経済理論」が世界的に評価されている天才経済学者・加茂洋平。“フィールドワーク”と称して様々な姿に成りすます「変人」だが、経済弱者が搾取され、騙される社会で、自らの経済理論を実践し、ペテン強者たちに毒を喰らわせる――!!
パレスチナ特別増補版
1991~92年にかけて、パレスチナ紛争の最前線で2か月発売間を過ごしたジョー・サッコ。彼は、拷問を受けたパレスチナ人から観光気分のイスラエル人まで、さまざまなインタビューを試みる。そして語られる苛酷な事実を淡々と描いていく。「そのきわめて強い説得力は、まんが表現というものの奥行きを改めて感じさせてくれる。見逃せない注目作だ」(朝日新聞)など各紙絶賛の本。
KIMURA×CLASS
「俺たちの担任…最強だった!」東京の超エリート校に集められた【特殊技能】を持つ生徒たち。問題児だらけの担任としてやってきたのは、最強のロボ・機村先生だった! 週刊少年マガジンにて好評連載中! 最強の先生 対 異能力クラスの学園アクションコメディ!! 「俺たちの担任…最強だった!」一握りの人間だけが持つ特殊技能「IG(インネイトギフト)」。東京の超エリート校に、稀有な才能たちが集められた。担任としてやってきたのは最強のロボ・機村先生!? 相馬 輪は、見たものをすべて記憶できる「IG」持ち。学校なんてしんどいだけだと思っていたが…。異能力問題児クラスのアクションコメディ開幕!!
マタギ
東北地方のど真ん中をはしる奥羽山脈。その山脈の襞深く、熊掌を求めて分け入る狩りの一団があった…。人はこの男たちを《マタギ》と呼んだ。マタギの里・阿仁にはレッチュウと呼ばれる狩り集団があり、その中でも《雷レッチュウ》を束ねる「転び射ちの辰五郎」の異名を持つ長・辰五郎は百戦錬磨のマタギであった。複数の異名を持つマタギのなかで、「野いちご落としの三四郎」の異名を持つ三四郎は最年少でありながらレッチュウの実力者として成長していた。そんな中、熊に襲われた村を救うため、阿仁から派遣させられたのは三四郎であった! 矢口高雄先生がお贈りする大自然の中に生きる人々、そして生命をテーマにした壮大な物語。第五回日本漫画家協会賞大賞受賞作。第1巻(全4巻)!!
君は武道館に立てない
25歳まで芽が出ない地下アイドルを続けてきた成島咲也加は、所属グループが解体し、新生グループの初期メンバーに選ばれた。アイドルになり苦節7年。「ここでなら花咲けるかも!」と一縷の望みを託し再デビューするのだが、彼女が見たのは、ギャラ飲み・枕営業などが横行する地獄のような光景だった。一度踏み出した夢は何歳まで追っていいのか…?大人達は「夢を持て」と言うが、夢の捨て方は誰も教えてくれない。これは少女達の諦めの物語。