光の輪「レイリング」に囲まれた星で、遠木晴太と玖城淡雪は平穏に暮らしていた。正論を曲げない「正論暴君」として恐れられる淡雪。そして「弱い者の味方」として淡雪に立ち向かう晴太。そんな二人は出逢った当初こそ衝突ばかりしていたが、いつしか惹かれ合っていくように……。流星群が降る夜、その恋は実ろうとしていた。だがその時、巨大な怪物「RUM」が晴太たちの前に落下、二人の恋を阻むかのように襲いかかる!! なぜ執拗に二人を狙うのか‥‥「七十億の人類を殺した」というRUMの言葉の意味とは? 謎が深まる一方で、戦いを続ける晴太たちに訪れた束の間の平和。晴太の同級生・坂中ヒカルの発案で二人はダブルデートに巻き込まれる。しかし坂中には、本人も知らない秘密が…!? 巨大な光の輪「光環」が星を囲む世界。遠木晴太と玖城淡雪の二人は惹かれ合い、ついに恋人となった。しかし、その恋を阻むかのように謎の怪物「RUM」が「光環」から現れ、二人に襲いかかる!!戦いを続ける晴太たちに、ふいに訪れた束の間の平和。晴太の同級生・坂中ヒカルの発案で二人はダブルデートに巻き込まれる。しかし坂中には、本人も知らない秘密が…!?
それ以外に説明の必要がないくらいセカイ系です。 「最終兵器彼女」や「イリヤの空、UFOの夏」などのかつての代表的なセカイ系作品と違い、主人公の少年は蚊帳の外で無力感に打ちひしがれるのではなく、自ら力を手にして戦います。少年漫画だからというのもあるでしょうが、個人的には「交響詩篇エウレカセブン」「ラーゼフォン」「ギルティクラウン」といったアニメ作品を連想する雰囲気を感じました。 逆にキャラ設定はどことなくラノベっぽさを覚えましたが、調べたら原作は『銃皇無尽のファフニール』の人とのことなので納得。作画の人はまだあまり実績がないようです。荒削り感はあるものの魅力的なキャラクターを描くので今後も応援していきたい作家さんです。 (2巻読了、3巻で完結だそうなので、この後買って読んで追記するかも)