あらすじ

聖なる獣、エルダリエル族の金鷺に連れ去られたグラン・ローヴァは、精霊たちの王都シーレラデュアへ招かれる。一方、グラン・ローヴァを探すサイアムとイリューシアを追い続けるパナケア。彼の正体は、人間を憎む精霊セレンフィアであった。そしてサイアムは、セレンフィアによって岩穴に閉じ込められてしまう。だが、そんなサイアムの窮地を救ったのは、黒き獣へと姿を変えたダシであった…!
グラン・ローヴァ物語 1巻

世界中の賢者が集うはるかな東の学舎、そこで与えられる最高の称号、グラン・ローヴァ。そんな恐れ多い存在の端くれを自称するニセ賢者のサイアムは、村の人々を騙して、食事と宿にありつく日々を送っていた。そんなある日、村の近くまでグラン・ローヴァが来ているという話を聞いたサイアムは、グラン・ローヴァを追い返そうと画策するが、出会ったのはグラン・ローヴァのイメージとはかけ離れたふざけた老人で…?そんな彼に気に入られ、共に旅することになったサイアムだが…!?

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グラン・ローヴァ物語 2巻

大陸や海をも動かす力があるとされる銀晶球。その銀晶球の力で大海に出ることを願う水蛇は、少女イリューシアへと姿を変え、グラン・ローヴァとサイアムと共に旅に出た。そして、途中立ち寄った封印の神殿で、銀晶球に対応するという星の玉を壊してしまったサイアムは、ユシア王国で自分の姿をした石像と出会う。銀晶球を内包した石像はフオアサイトに運ばれることになったが、銀晶球と互いに干渉し合うサイアムが何か力を持つようになれば、像同様、サイアムも封印しなければならないと賢人は言い…。

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グラン・ローヴァ物語 3巻

聖なる獣、エルダリエル族の金鷺に連れ去られたグラン・ローヴァは、精霊たちの王都シーレラデュアへ招かれる。一方、グラン・ローヴァを探すサイアムとイリューシアを追い続けるパナケア。彼の正体は、人間を憎む精霊セレンフィアであった。そしてサイアムは、セレンフィアによって岩穴に閉じ込められてしまう。だが、そんなサイアムの窮地を救ったのは、黒き獣へと姿を変えたダシであった…!

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グラン・ローヴァ物語 4巻

自称賢者の元詐欺師だが正直者の青年サイアムと、水蛇の化身・イリューシア、そして賢者の中で最も偉大な称号、グラン・ローヴァと呼ばれる老人の三人は、それぞれの目的に向かい、助け合いながら旅を続けていた。そんな三人のもとへ、ある日シャロワの王都から迎えがやって来る。シャロワの内紛に巻き込まれると知ったサイアムは、グラン・ローヴァとイリューシアを逃がすのだが…。果たして三人は再会することができるのか?そして、精霊セレンフィアであるパナケアの思惑は…!?三人の旅もいよいよ終わりを迎える完結巻。

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