あらすじ湾岸戦争後、P国を訪問した総理大臣・板垣(いたがき)は、そこで極秘にP国に亡命したI国のバルガン大統領と引き合わされる。そして湾岸戦争はすべてアメリカが仕組んだ罠だと主張するバルガンに対して、板垣はK国という他国を侵略して人々を惨殺し、自国民までも犠牲にした責任は許されるものではないと反論して去っていく。しかしその時、バルガンを狙う国籍不明の戦闘機が、無差別攻撃を……!?
殺人許可証(マーダー・ライセンス)」を持つ「牙」が世にはびこる悪を成敗する。バイオレンスアクション系の漫画では、ダントツにスカッとする漫画です。当時の政治状況も語られていて、いつの時代にも現実にこういうダークヒーローが存在してくれたらどんなに良いだろうと思ってしまいます。「マッスルコントロール」などの無茶苦茶な設定も、この作品なら許される気がします。