あらすじサイボーグとの死闘で命を落とした三太夫(さんだゆう)の葬儀中に呼び出された総理大臣・板垣(いたがき)は、自由中央党ビルを占拠して議員達を人質に取った犯人に身柄を拘束される。そして犯人が要求する一千億円を用意している間、板垣を救出するためにビル内に潜入した“牙”こと木葉優児(きば・ゆうじ)だったが、犯人が仕掛けた罠による爆発で倒れる。その後、犯人に殺されそうになった牙は、三太夫の声に救われて……!?
殺人許可証(マーダー・ライセンス)」を持つ「牙」が世にはびこる悪を成敗する。バイオレンスアクション系の漫画では、ダントツにスカッとする漫画です。当時の政治状況も語られていて、いつの時代にも現実にこういうダークヒーローが存在してくれたらどんなに良いだろうと思ってしまいます。「マッスルコントロール」などの無茶苦茶な設定も、この作品なら許される気がします。