あらすじ民主化を求める人々を軍隊の武力で完全制圧したC国に対して、抗議するべきだとC国訪問を決意した総理大臣・板垣(いたがき)。一方、死んだ祖父・趙耀邦(ちょうようほう)が最も信頼した日本人・板垣に、C国の現状を訴えようと考える耀雲(よううん)は、C国へ来た板垣に声をかけるが、秘密警察に捕まってしまう。そしてC国首相との会談も無駄に終わった板垣は、唯一できる事として“牙”に耀雲の救出を命じるのだが……!?
殺人許可証(マーダー・ライセンス)」を持つ「牙」が世にはびこる悪を成敗する。バイオレンスアクション系の漫画では、ダントツにスカッとする漫画です。当時の政治状況も語られていて、いつの時代にも現実にこういうダークヒーローが存在してくれたらどんなに良いだろうと思ってしまいます。「マッスルコントロール」などの無茶苦茶な設定も、この作品なら許される気がします。