あらすじR国で日本の商社マンが誘拐され、身代金10億ドルを要求される事件の記事を見た元プロ野球選手・神島(かみじま)。その犯人グループの一人が、左手に大きなホクロがあった事から、5年前に行方不明になった息子・正人(まさと)ではないかと考えた神島は、親しくする総理大臣・板垣(いたがき)に今回の事件の極秘捜査を依頼する。そして板垣に命じられてR国へ旅立った“牙”こと木葉優児(きば・ゆうじ)だったが……!?
殺人許可証(マーダー・ライセンス)」を持つ「牙」が世にはびこる悪を成敗する。バイオレンスアクション系の漫画では、ダントツにスカッとする漫画です。当時の政治状況も語られていて、いつの時代にも現実にこういうダークヒーローが存在してくれたらどんなに良いだろうと思ってしまいます。「マッスルコントロール」などの無茶苦茶な設定も、この作品なら許される気がします。