あらすじ総理大臣・板垣(いたがき)に重傷を負わせた謎の組織“WHO”の幹部が、九鬼妖介(くき・ようすけ)だと聞き出した木場優子(きば・ゆうこ)は、九鬼容堂(くき・ようどう)との関連を疑う。そして2週間後の首脳会談のためにやってきたソ連先遣隊の副団長・イグチェンコからパーティに誘われた優子は、そのパーティでピエロに扮して襲ってきたイグチェンコを返り討ちにし、その後に現れた九鬼妖介と対峙するのだが……!?
殺人許可証(マーダー・ライセンス)」を持つ「牙」が世にはびこる悪を成敗する。バイオレンスアクション系の漫画では、ダントツにスカッとする漫画です。当時の政治状況も語られていて、いつの時代にも現実にこういうダークヒーローが存在してくれたらどんなに良いだろうと思ってしまいます。「マッスルコントロール」などの無茶苦茶な設定も、この作品なら許される気がします。