あらすじX国からやってきた女性・サリーは、X国にある空山化学工場が垂れ流す廃液によって、村の人々が病気で苦しんでいると訴える。その後、サリーが持参した廃液を預かった“牙”こと木葉優児(きば・ゆうじ)は、それが高い濃度の毒液だと知った総理大臣・板垣(いたがき)から、X国へ行って公害の実態を調査するように命じられる。そして日本から牙達が来たと知ったX国の空山化学社長・グルンは、村人達を皆殺しに……!?
殺人許可証(マーダー・ライセンス)」を持つ「牙」が世にはびこる悪を成敗する。バイオレンスアクション系の漫画では、ダントツにスカッとする漫画です。当時の政治状況も語られていて、いつの時代にも現実にこういうダークヒーローが存在してくれたらどんなに良いだろうと思ってしまいます。「マッスルコントロール」などの無茶苦茶な設定も、この作品なら許される気がします。