あらすじソ連国内でクーデターが起こり、迎賓館に監禁されたゾルバチェフ大統領の救出を命じられた“牙”こと木葉優児(きば・ゆうじ)。そして迎賓館に潜入してヤゾフスキーと対決した牙は、その途中でWHOの兵隊から攻撃され、すべてはブイコフが仕組んだものだと知る。その後、ヤゾフスキーはWHOの兵隊からの銃撃を浴び、三太夫(さんだゆう)に助太刀された牙はブイコフを倒す。一方、北海道では謎の飛行船が出現して……!?
殺人許可証(マーダー・ライセンス)」を持つ「牙」が世にはびこる悪を成敗する。バイオレンスアクション系の漫画では、ダントツにスカッとする漫画です。当時の政治状況も語られていて、いつの時代にも現実にこういうダークヒーローが存在してくれたらどんなに良いだろうと思ってしまいます。「マッスルコントロール」などの無茶苦茶な設定も、この作品なら許される気がします。