あらすじ奥多摩で発見された外国人女性の、毒ガスによる変死体についての報告を受けた総理大臣・板垣(いたがき)は、彼女が死ぬ間際に言った「マルタ」という言葉に、警察やマスコミも圧力がかかったと知らされる。そして突然かかってきた政財界の黒幕・九鬼容堂(くき・ようどう)からの電話で、総理の椅子が大切ならこの一件は目をつぶるように脅された板垣だったが……!?
殺人許可証(マーダー・ライセンス)」を持つ「牙」が世にはびこる悪を成敗する。バイオレンスアクション系の漫画では、ダントツにスカッとする漫画です。当時の政治状況も語られていて、いつの時代にも現実にこういうダークヒーローが存在してくれたらどんなに良いだろうと思ってしまいます。「マッスルコントロール」などの無茶苦茶な設定も、この作品なら許される気がします。