クジマ歌えば家ほろろ
和山やま先生お勧めの鳥(?)コメディー! 中学1年生の秋、鴻田新は鳥っぽい姿の謎の生物・クジマと出会いました。腹ペコで家についてきたクジマはそのまま、浪人生の兄のせいでピリついた空気の流れる鴻田家に居候する事になったのです。冬を越え、暖かい春が来るまで。
北極百貨店のコンシェルジュさん
お客様は全て動物。謎の百貨店ストーリー! 鬼才、西村ツチカの描く最新作は、動物がいっぱい登場する王道のファンタジーです! 舞台は来るお客様が全て動物という謎の百貨店。ヒロインは新人コンシェルジュとして働く秋乃さん(人間の女の子)、彼女の前には毎回、「絶滅種」の動物のお客様が現れます。長年連れ添う妻を喜ばせたい金持ちのワライフクロウ、久々に会う父への贈り物をさがす女優のウミベミンク、美しい彼女への求婚にひるむ若者のニホンオオカミ… そして秋乃さんの周りには神出鬼没のフロアマネージャー、温かく見守る上司や、きびきびとした態度の先輩、斜に構えた謎の同僚など個性豊かなキャストが揃います。可愛い動物のお客様たちの悩みが一生懸命なヒロインの頑張りと機転で解決される とにかく無敵に良いマンガです。
歩くひと
▼第1話/鳥を見る▼第2話/雪が降る▼第3話/町に出かける▼第4話/木のぼり▼第5話/雨が降る▼第6話/夜泳ぐ▼第7話/台風のあと▼第8話/長い道▼第9話/星の降る夜▼第10話/路地をぬける▼第11話/かすんだ風景▼第12話/桜の寝床▼第13話/忘れもの▼第14話/夜明け▼第15話/よしずを買って▼第16話/いい湯だな▼第17話/海を見に来て▼解説・村上知彦●登場人物/夫(郊外の借家に引っ越してきたばかりの男。年齢40歳前後)。妻(夫とともに郊外に移り住んできた)。ゆき(この家に迷い込み、飼われることになった飼い犬)。●あらすじ/仕事の都合で郊外の一軒家に引っ越すことになった夫婦。夫は着くなり、「ちょっと歩いてくるよ」と言い残し、家を後にする。行く先々で、都会では見られない自然を感じながら歩いていくうち、林でバードウォッチングをしている人を見かける。望遠鏡を覗かせてもらった彼の眼に、初めてシジュウカラの姿が飛び込んできた。そうして家に帰ってみると、一匹の白い犬が迷い込んで来ていた。前の飼い主が置いて行ったというその犬を、彼ら夫婦は飼うことにする(第1話)。●本巻の特徴/1回の掲載分8pのなかで、日ごろ眼に止めないようなある町の風景の数々を、「あるく人」の眼から繊細なタッチで畏敬や憧れの対象として描き出してみせる珠玉の小品。『「坊っちゃん」の時代』で98年手塚治虫漫画賞を関川夏央とともに受賞した谷口ジローが、その連載と平行して描いた異色作である。●その他データ/『モーニング・パーティー増刊』90年30号~91年47号掲載。
BLUE GIANT
ジャズに心打たれた高校3年生の宮本大は、川原でサックスを独り吹き続けている。雨の日も猛暑の日も毎日毎晩、何年も。「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」努力、才能、信念、環境、運…何が必要なのか。無謀とも言える目標に、真摯に正面から向かい合う物語は仙台、広瀬川から始まる。
BLUE GIANT SUPREME
止まるわけにはいかない宮本大は、単身ヨーロッパに渡る。降り立ったのはドイツ・ミュンヘン。伝手も知人もなく、ドイツ語も知らず、テナーサックスと強い志があるだけだ。「世界一のジャズプレーヤーになる…!!」練習できる場を探すところから始まる挑戦。大の音は、欧州でも響くのか―――
総務部総務課 山口六平太
大日自動車総務部総務課の山口六平太は一見、うだつの上がらないサラリーマン。だが、本当はどんな難問も解決するスーパーマンだ。とぼけた顔とたばこクルッの秘技を持つ六平太。今日も何でも引き受けます!総務という会社の要に所属する六平太の姿を通し、どこにでもある日本の会社社会の姿を描いた、サラリーマン傑作マンガ!!
北極百貨店のコンシェルジュさん
お客様は全て動物。謎の百貨店ストーリー! 鬼才、西村ツチカの描く最新作は、動物がいっぱい登場する王道のファンタジーです! 舞台は来るお客様が全て動物という謎の百貨店。ヒロインは新人コンシェルジュとして働く秋乃さん(人間の女の子)、彼女の前には毎回、「絶滅種」の動物のお客様が現れます。長年連れ添う妻を喜ばせたい金持ちのワライフクロウ、久々に会う父への贈り物をさがす女優のウミベミンク、美しい彼女への求婚にひるむ若者のニホンオオカミ… そして秋乃さんの周りには神出鬼没のフロアマネージャー、温かく見守る上司や、きびきびとした態度の先輩、斜に構えた謎の同僚など個性豊かなキャストが揃います。可愛い動物のお客様たちの悩みが一生懸命なヒロインの頑張りと機転で解決される とにかく無敵に良いマンガです。
犬を飼う
▼第1話/犬を飼う▼第2話/そして…猫を飼う▼第3話/庭のながめ▼第4話/三人の日々▼第5話/約束の地 ●登場人物/私(仲間6人とデザイン事務所を開いている)、妻(陶芸教室の技術指導助手をしている)、タムタム(テリアと柴の雑種犬。オス)、ボロ(ペルシャ猫。メス) ●あらすじ/“私たち”の愛犬・タムタムは14歳の老犬。犬にとって食事の次に楽しみなのが散歩。日に日に衰えていくタムタムの足を気遣いながら、“私たち”は毎日タムタムを散歩に連れていく。しかし遂に起き上がれなくなり、死期を迎えるタムタム。最期までがんばり続けるタムタムの姿が“私たち”の胸を切なく打つ…「言葉を交わせない犬の死も人間の死も同じだ」(第1話)。タムタムを看取って1年、ひょんなことから“私たち”は飼い主に見捨てられたペルシャ猫のボロを飼うことになる。最初はひどいブスに見えたが、馴染んでくると何ともかわいい顔に見えてくるボロは3匹の子猫を産む。ボロの母親振りに純粋なものを感じ、“私たち”の心はやわらいでいく……(第2話)。 ●その他の登場キャラクター/秋子(“私たち”の家に家出してきた妻の姪)、富田獣医(信頼できる獣医師)、宮本さん(動物保護協会のボランティアをしている)
冬の動物園
京都の織物問屋に就職したものの、社長の一人娘の駆け落ち事件に巻き込まれ、会社に居づらくなった若者は“東京”を目指す。憧れの“マンガの世界”へ飛び込むべく…! 谷口ジロー自伝風、愛の連作!! ▼第1章/冬の動物園▼第2章/始まりの春▼第3章/裸婦を描く▼第4章/兄が来た▼第5章/長い休日▼第6章/星に願いを▼第7章/冬の陽だまり ●主な登場人物/浜口(京都から漫画家を目指して上京した青年) ●あらすじ/昭和41年12月。高卒後、鳥取から京都の織物問屋に就職した浜口は、休日となると動物園へスケッチに行く日々。社長宅にある蔵を改築した建物に下宿している彼が、ある日スケッチから帰宅すると、先輩社員たちが社長の娘・綾子の噂をしていた。2年前に結婚したものの、自らの浮気が原因で出戻ってきたという彼女。その翌日から社長の言いつけで、綾子の外出時には社員の誰かが監視のため付き添うことになり…(第1話)。●本巻の特徴/今、ヨーロッパで最も注目を集める“マンガ家”谷口ジローが、自らの青春の日々と重ねあわせて描く自伝風・愛の連作。●その他の登場人物/近藤史郎(浜口がアシスタントに入った漫画家)、森脇(近藤のチーフアシスタント)、藤田(近藤のアシスタント。人見知りで大人しい)、東野(「少年ホリデー」の近藤担当編集者。女性)、田村(浜口の元同級生で友人。仕事の新聞配達先の縁で、浜口を近藤に紹介した)
ファミリーペットSUNちゃん!
高校生の長女・里子の心を和ませるため、ペットを飼うことにした霜月家。そこで双子の妹たちが拾ってきたのは、なんとオオサンショウウオだった!!さすらいの特別天然記念物にして自称100歳のこの生き物、酒もあおればタバコも吸う、勝手気ままなオヤジ系!!こんなペットが欲しかった…っけ!?
凍土の旅人
▼第1話/凍土の旅人▼第2話/白い荒野▼第3話/山へ▼第4話/貝寄風島▼第5話/松花樓▼第6話/海に還る●あらすじ/1897年。カナダ・アラスカ国境付近のクロンダイク地方。金鉱を求めてこの地にやってきたジャックとフレッドは、糧食とする鹿を追っているうちに吹雪に巻き込まれた。来た道を見失い、岩陰に身を潜めるしかなかった二人だが、幸運にも現地民の老人が通りかかり命を救われる。近くの小屋で鍋をふるまってくれた老人の名は「ジング・ハ」。白人のために獣が少なくなったこの地に、ただ一人とどまっているらしいのだが…(第1話)。●本巻の特徴/フランス、イタリア、スペイン、5つのコミック・フェスティバルすべてにおいて賞に輝いた谷口ジローの最新傑作集。「ビッグコミック1」などに掲載された全6編を収録!!
しょうもない僕らの恋愛論
恋愛漫画の名手、待望の新作!! デザイン会社に勤める拓郎の元に、ある日フェイスブックの友達申請が。それは、二十年前、彼が好きだった女性、安奈からのものだった。だが翌朝、安奈の死の知らせが… 現実を受け入れられないまま葬儀に出席し拓郎は、安奈の娘、くるみから声をかけられる。そして三か月後、突然くるみが拓郎の家を訪ねてきて…!? 過ぎ去った過去の後悔やこの先の人生に悩む40代の主人公・拓郎と、そんな彼を想い続ける同級生・絵里、そして拓郎に興味を示す女子高生・くるみたちが織りなすラブストーリー!!
ケン月影劇場
はるか昔、昭和の時代に創刊された日本初の官能劇画誌エロトピア。野坂昭如氏が“エロスのユートピアたれ”との意で名付けたという、この伝説の雑誌で活躍していたのがケン月影である。御年72歳の官能劇画作家は、独特の風情の、大人の色気あふれる美女を描く。近年流行の萌え系、ロリ系と一線を画す、これぞ正統かつ古典的なエロ劇画である。ビッグコミックの歴史上、初のエロ劇画である本作はユーモアと品格を兼ね備え、様々な男女の物語を展開する。男子最高の死に方は腹上死だと信じる大金持ち。曜日ごとに異なる愛人をそろえる大親分。イケメン歌舞伎役者を食い物にする大奥の年増。美人秘書を狙う政治家、子犬で女を釣るペットブリーダー……ケン月影の痛快なエロティック勧善懲悪ドラマを堪能されたし!!
北崎拓選集 (1) むく毛のアン
いつも愛する人のそばにいたい!! 若さと純粋さを信じて、今をけんめいに生きてみたい!! なぜなら、自分をふり返った時に、後悔したくないから!! ――死を間近に迎えた老犬と最愛の飼い主である少年に訪れた奇跡。だが、その結末は…!? (「むく毛のアン」) 他に、デビュー作「英雄(ヒーロー)行進曲」、「未完成ストリート」、「DEM」の3編を収録。スポーツラブコメ漫画『なぎさMe公認』で知られる北崎拓が放つ、傑作短編集の第1弾! ファン必読!!
池上遼一 幻のコミック傑作選 ジム
池上遼一と豪華な原作者4人がコンビを組んで描かれた、伝説の名作群。ボクシングをテーマにした「ジム」をはじめ、幻の4作品を収録!! 沢木耕太郎の原作による表題作「ジム」。雁屋哲による熱血競馬物語「悪たれ馬ドンキー」。アメフトを題材にしたやまさき十三の「タッチダウン」。そして史村翔のハードボイルド作品「傷痕」の4編を収録。4人の原作者それぞれが最も得意とするジャンルで書いた物語を、池上遼一が劇画化した貴重な名作群が「幻のコミック傑作選」として蘇った! 15歳で皇拳ジムに入り、17歳でプロボクサーのライセンスを取得した青葉一男。そして、世界タイトルを奪い、5度の防衛に成功するが、交通事故であっけない死を迎えてしまう…。瞬く間に人生を駆け抜けて行った天才ボクサーの生涯を、ふたまわり年上のジムの女性マネージャーとの愛を交えながら描いた傑作。1977年作品(第1話)。
×一(バツイチ)愛を探して
初恋の人とたった1度、一夜を共にしたために妻と離婚するはめになった洋介。だが、そんな彼が一回り以上も若い部下の女性とイイ関係に。実はその女性・真由には婚約者がいたのだが、なぜか彼氏はセックスの求めに応じず、洋介に「私を女にして」と衝撃の告白を…!?たった1度の浮気で離婚したバツイチ男の、新たなめぐり逢いドラマ!!
この物語でネコに危害はいっさい加えておりません。
にゃにゃにゃにゃにゃにゃんにゃにゃにゃにゃにゃんにゃんにゃ。にゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃにゃんにゃんにゃんにゃにゃんにゃんにゃにゃにゃにゃんにゃにゃにゃにゃんにゃにゃんにゃん!!にゃんにゃにゃにゃにゃんにゃんにゃにゃんにゃんにゃにゃにゃにゃ…。にゃにゃにゃにゃんにゃんにゃにゃんにゃんにゃん――!?
歩くひと
▼第1話/鳥を見る▼第2話/雪が降る▼第3話/町に出かける▼第4話/木のぼり▼第5話/雨が降る▼第6話/夜泳ぐ▼第7話/台風のあと▼第8話/長い道▼第9話/星の降る夜▼第10話/路地をぬける▼第11話/かすんだ風景▼第12話/桜の寝床▼第13話/忘れもの▼第14話/夜明け▼第15話/よしずを買って▼第16話/いい湯だな▼第17話/海を見に来て▼解説・村上知彦●登場人物/夫(郊外の借家に引っ越してきたばかりの男。年齢40歳前後)。妻(夫とともに郊外に移り住んできた)。ゆき(この家に迷い込み、飼われることになった飼い犬)。●あらすじ/仕事の都合で郊外の一軒家に引っ越すことになった夫婦。夫は着くなり、「ちょっと歩いてくるよ」と言い残し、家を後にする。行く先々で、都会では見られない自然を感じながら歩いていくうち、林でバードウォッチングをしている人を見かける。望遠鏡を覗かせてもらった彼の眼に、初めてシジュウカラの姿が飛び込んできた。そうして家に帰ってみると、一匹の白い犬が迷い込んで来ていた。前の飼い主が置いて行ったというその犬を、彼ら夫婦は飼うことにする(第1話)。●本巻の特徴/1回の掲載分8pのなかで、日ごろ眼に止めないようなある町の風景の数々を、「あるく人」の眼から繊細なタッチで畏敬や憧れの対象として描き出してみせる珠玉の小品。『「坊っちゃん」の時代』で98年手塚治虫漫画賞を関川夏央とともに受賞した谷口ジローが、その連載と平行して描いた異色作である。●その他データ/『モーニング・パーティー増刊』90年30号~91年47号掲載。
犬を飼う そして…猫を飼う
犬と猫を愛するすべての人に 著者の実体験を基に、老いた愛犬の死までを丹念に描いた『犬を飼う』。そして、愛犬の死後、行き場をなくしてやってきた猫たちとの生活を描いた『そして…猫を飼う』。本シリーズに加え、谷口氏が犬と猫との生活を描いた珠玉のエッセイ『サスケとジロー』(全16000字超)、谷口氏の後期犬まんがの傑作『百年の系譜』を収録し、1冊丸ごと、犬と猫を題材とした作品集としました。発表時に大反響を呼び、知る人ぞ知る名作として読み継がれる感動傑作、決定版としてついに登場!! *本書は『犬を飼うと12の短編』(小学館)収録作品の一部を抜粋し、エッセイを加えて再編集した新装版となります。刊行にあたり、すべての原稿を新たに製版し、カラー画稿はすべて4色印刷にて収録、名作『犬を飼う』シリーズの決定版となります。