杉作(すぎさく、1966年3月6日 - )は、日本の漫画家。新潟県新潟市(旧亀田町)出身。代表作の『猫なんかよんでもこない。』は2015年にテレビアニメ化され、2016年には実写映画が公開された。
新潟県の工業高校を卒業後、プロボクサーを目指して上京。しかし網膜剥離により引退を余儀なくされる。引退後は花屋やアニメ制作会社等への勤務を経て、同居していた兄が結婚に伴い新潟へ帰ることをきっかけに漫画を描き始め、プロデビューした。
兄は『キック・ザ・ちゅう』(原作:なかいま強)の作画担当だった、漫画家の杉崎守。
西加奈子原作のハートフルな少女文学作品。アニメ版の評価が色々と聞こえてきた最中で読みました。漫画版はというと、率直に良い漫画だということは間違いないです。 キクコの心情描写の秀逸さは原作の力もあると思いますが、漫画のモノローグ的な表現と非常に合っていて、作画の杉作先生の温かい作風と見事に融合していると感じました。 杉作先生のこれまでの作品と比べても漫画表現が格段に違っており、作品にかける意気込みのようなものがひしひしと伝わってきますね。