定年後、妻に先立たれた恵一郎。亡き妻が遺したのは、ちいさな一匹の猫・ちょこすけと、彼には内緒でこっそり書いていたブログ――。そこに書かれていたのは、生前、夫とやりたかったことや、彼女の想いのありのまま。ブログを見た恵一郎は、亡き妻の想いを辿る決意をすることに…。さみしさを分け合い、うれしさも分かち合い、共に日々を生きる。これは、2人きりの家族になった一人と一匹の、懸命でまっすぐな日々を綴った物語。
北陸の、とある港町。漁港の焼肉屋さんで働く、まぁるくて、元気すぎる大阪弁な母・肉子ちゃん。そして、クルミのような可愛い目、痩せっぽちな小学生・キクりんは、毎日を賑やかに生きている……。肉子ちゃんこと「見須子菊子」は、大阪、名古屋、横浜、東京と……仕事を転々。若いころから男運の悪さは抜群で、騙されてばかり。ついには、書き置きを残して蒸発した男を追いかけて、8歳だったキクりんと一緒にこの町に流れ着いた。憔悴しきってたふたりだったけど、小さな街の優しく、クセの強い人たちに助けられながら生活を始めて、早や3年。学校、家族、商店街など、思春期を迎えるキクりんには、大人たちの生き方が少しずつ違って見え始めるのだった……
ほんとうにあった、猫と男の物語!ブアイソウな黒猫と暮らすことになった、プロボクサーのオレ。猫なんか大嫌いだったが、ボクシングの夢が断たれたあと、オレを頼ってくれたのは、このちっぽけな猫だけだった……。
杉作先生のメチャイロシリーズが豪華版になって登場! 「主人公はのら猫から地域猫になった女の子」あたしの名まえはメチャイロ。名まえの由来は色がメチャメチャだから…どこで生まれたかわからないけど、お兄ちゃんとお姉ちゃんがいて、下っ端のアタシは辛いこともあるけど元気にやってます。でも、ある日知り合いのママにだまされて捕まってしまい…。アタシはこれからどうなってしまうのでしょうか…!?『クロ號』でのら猫、『猫なんかよんでもこない。』で飼い猫の世界を描いた杉作が地域猫をテーマに描いた最新作!! 新しい猫の世界が堂々開幕!! ※本作品は「メチャイロちいき猫やってます!【単行本版】」「メチャイロちいき猫!【単行本版】」「ちいき猫はいつもご機嫌【単行本版】」を収録した豪華版です。重複購入にはくれぐれもご注意ください。
困った人々の相談に乗る沖縄の霊能者・ユタである「おば~」と 視える孫「ヤースー」の毎日はノンビリのちフシギ…所により───恐怖!? 霊視芸人ヤースーのフシギな幼少期をほのぼの漫画の名手である杉作が ハートフル&ノスタルジックに描いた待望の第1巻!!
駐車場の片隅で産まれた一匹の黒猫。兄弟と違って、毛足が長く、まるでモップみたい。臆病な性格から、いつも行動に遅れ気味で、母猫のオッパイにもありつけない。そんなある日、突然に母猫を失い、兄弟はバラバラに……天涯孤独となった黒猫は、必死に闘い、食べ物を探し、必死に生き抜こうとしていた。腹を空かせて彷徨っていたとき、独り暮らしのばあちゃんが住む家に迷い込んだ。そのばあちゃんは、夫を失い、生きる希望を失いかけていたけれど、庭先に訪れた野良猫に、嫌いな弁当のおかずをくれたのだ。人間に対して不信感しかなかった野良猫にとって、生きるすべを得るとともに、はじめて「ヒトの温かさ」をしることに……。でもそれは、ばあちゃんにとっても「かけがえのない生きる希望」となっていく。いつまでも続くと思われた幸せな日々だったが――。電子限定《20P小冊子》おまけ付き!!
【親父が遺してくれたのは……鄙びた温泉宿と、猫。】親父が死に、つぶれかけの温泉宿を継ぐことになった若旦那。そこには親父が大切にしていた一匹のヒゲ猫・チェルシーがいた…。「猫なんてよんでもこない。」杉作が描く、ほっこり泣けるハートフルコメディ開幕!!
今日も寝坊の颯太、朝から怒っている母ちゃん、マイペースな父ちゃん、そしてちょっと天然な妹。いつもの騒がしい朝ごはんの時間。家族で営む小さなコンビニの前、段ボール箱に群がるカラスの群れが……。そこで襲われていたのは一匹の捨て猫だった――。
銀座に現れたボロボロの子猫が看板猫となり、喫茶店を盛り上げていく。不器用なマスターとアイドル猫ポンの本当にあった物語。
「主人公はのら猫から地域猫になった女の子」アタシの名前はメチャイロ。名前の由来は色がメチャメチャだから…。どこで生まれたか分からないけど、お兄ちゃんとお姉ちゃんがいて、下っ端の私は辛いこともあるけど元気にやっています。でも、ある日、仲よくなった猫の飼い主さんに騙されて、捕まってしまい…。どうなるかと思ったけど、もといた場所に戻れました。でも、前となにかどこか違うような…。耳がカットされたからかな? 食餌をくれたり優しくしてくれる人が多くなった気がします!! 猫漫画の名手杉作が地域猫を題材に描いた意欲作!! のら猫、飼い猫とも違う新たな猫の世界が堂々開幕!!
コワモテの組長が拾ったのは、一匹の白い子猫―。妻を亡くし、独り暮らしの生活に子猫がやってきた! 初めての飼い猫に奮闘する組長と、ワガママだけど憎めない子猫のヒメ。凸凹コンビの心温まる日常を、猫漫画界の名手・杉作が描くハートフルコメディ!
全身マックロでちんちくりん、ねこ付き合いが下手くそな子ねこの「クロコ」。落ち込むことばかりの毎日も、見方を変えればほんの少し楽になる! 子ねこの視点でネガティブをポジティブにチェンジする、じんわりマンガ絵本。
【フルカラー版!】実写映画化された感動作「猫なんかよんでもこない。」の作者・杉作が贈る人と猫のかけがえのない時間を描いた心温まる物語が電子限定フルカラー版で登場! 同じ年に生まれたボクと猫の教授。悲しい夜や初めての恋をした日…そばには教授がいてくれた。20年間にわたり共に過ごした時間は、忘れることのない二人の大切な宝物―――。コミックス化に伴い猫との最期の別れまでを描き下ろし収録した、小さな猫の相棒とボクとの絆の物語。猫との暮らしは単純なようで奥深く、ありふれた毎日が本当はとても大切で愛おしいと気づかせてくれる感動作。
猫のキモチがわからない!誤解と失敗を繰り返しながら日々を生きる3人と1匹の奮闘記。『クロ號』『猫なんかよんでもこない。』の杉作による新作!
最期に虎徹(おまえ)と逢えて、本当によかった──温かくも切ない“猫”と“おばあちゃん”の物語。東京の下町にひっそりと暮らす、迷い猫だったサバトラ“虎鉄”と孤独なおばあちゃん“タキ”……。《おふたりさま》は昔ながらのタバコ屋さんをしながら、互いに助け合って生きている。不思議と通じ合う会話──いつまでも変わってほしくない日常が、ここにある。『猫なんかよんでもこない』が映画化され話題の著者による最新作。タキばあちゃんと虎鉄はいつも一緒。お店番も、朝昼晩の食事も、コーヒータイムも、お昼寝も、裏庭での洗濯の時も……片時も離れることはない。そして、いつも話しかけるのはタキばあちゃん。だから、虎鉄もばあちゃんの機嫌や体調に合わせてゆっくりと話を聞く。そんな時間が流れている。店横のベンチにはいろいろな人が腰を下ろす。俳優という夢を抱えて上京してきた劇団員は、人生の岐路に立たされてタバコを燻らす。近所で独り暮らしをする独身女性は、仕事帰りに必ず一服。タキばあちゃんは、そんな彼らを見ていないようなふりをして静かに声をかけ、コーヒーに誘う……。タキばあちゃんのタバコ屋は、ありそうで、なさそうな心和む場所。ビル群の谷間で時が止まったような場所。年寄りと猫が静かに暮らす場所……。それは、とても心地の良い場所でありながら、消えてなくなるまで「大切な場所」だと気づけなかった都会の一角。ふたり(一人と一匹)の暮らしを中心に、様々な人間模様を通して、虎鉄がタキばあちゃんの最期を看取るまでを描いた心に沁みるコミック作品。
時代は江戸から明治へ。元会津藩士の大村傳治郎は妻・絹江、息・清太郎、娘・美弥ら家族とともに和洋が混雑する新都市・東京で生活するも元武士の傳治郎にとっては日々驚きの連続で………「ビイル」「牛鍋」「サイダー」「写真館」「動物園」「自転車」など、日本にやってきた新たなカルチャーと庶民の出会いを生き生きと描き出します!
言葉なんかいらない、猫が教えてくれる大切なこと。少しだけ背伸びをして懸命に生きる、三毛猫と女の子の物語。わたしの居場所を教えてくれたのは一匹のノラ猫でした。一年生になる少し前の春休み――両親の離婚によって、女の子(ほのか)は見知らぬ町に引っ越してきた、お母さんと二人だけで。突然に連れてこられた東京郊外の町でほのかを待っていたのは、知らない大人、匂いの違う部屋、ひとりで見る夕焼け……。そんな寂しさと不安だらけの新しい生活が始まろうとするとき、ほのかは一匹のボス猫・ノブナガと出会い、健気に身を寄せ合いながら生きるノラ猫たちの姿を知る。そして、そんなノラ猫たちとの触れ合いの中で、女の子は少しずつ成長していく……。単行本化にあたり、web連載作品に大幅な加筆修正。連載では描かれていない物語の結末(4話+おまけspecial)が楽しめます!『猫なんかよんでもこない。』の杉作が描く、オールカラーの最高傑作!!
人の助けなしでは生きていけない体になってしまった母ちゃんと、コワモテで不器用な息子が織りなす、切なくて、可笑しくて、泣けてくる、母と息子の“絆”の物語。野原で用を足そうとし、パンツを盗まれたと騒ぎ、憧れの人に会いたいと意地を張る、年老いた母親に振り回される介護の日々。しかし、母親と向き合う時間が、忘れかけていた大切な記憶を呼び起こす……。『クロ號』『猫なんかよんでもこない。』の杉作が描く新境地!!
印刷局で働く元武士の大村伝次郎と妻・絹江、息子・勢太郎、娘・みや、愛犬ドン、愛猫ミャー、愛兎うさ吉…明治の日常をあたたかいタッチで描いたハートフルストーリー。
老人はひとりだった。妻を亡くし、娘を嫁に出してからは人生に戸惑いを感じながら生きていた。猫もまたひとりだった。温もりを知らずに生きていた。ある日、ふたりは出会い、そっと寄り添いながら旅に出た―― 猫を描いて15年……… 大ヒット漫画『猫なんかよんでもこない。』『クロ號』を描いた杉作氏の新作“猫”漫画!! 特別読み切り「はこのねこ」も収録。
ある日突然親許から拉致され鎖につながれた子犬のロッキー。懐かしい昭和の田舎を舞台に、わけも分からず飼い犬になったロッキーと飼い主・ミツオのおかしくって、あったかくって、ちょっと泣ける、犬の可愛さがぎゅっと詰まった物語。
生まれたてで捨てられた猫の兄妹。さえない独身男の『ヒゲ』に拾われた2匹は、黒いほうが『クロ』、ちんこい(小さい)ほうが『チン子』と名付けられる。その日からクロと仲間たちの可愛くて、でもちょっぴりシビアな日常が始まった。笑って泣ける、ネコ目線のリアル・ネコ漫画、ここに開幕!
「モーニング」連載人気作『クロ號』の続編がフルカラーで登場!大都会と住宅街をつなぐ橋のたもとにある「ノラ猫長屋」に一匹の仔猫が産声をあげた。父親そっくりのまっくろな仔猫は「コ(小)クロ」と呼ばれる。根性なしでドジなところまで父親そっくりのノラ猫が厳しい人間世界で生き抜くことは出来るのか?コクロの成長の日々を、水彩画のような独特のタッチとネコ側から見た世界のリアリティーで描きます。おまけ4コマつき。